表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

507/625

冒険者ルーク 35

「イフリート召喚!」


 俺は高速魔法陣錬成で、召喚陣を起動する。

 今回は火炎魔神のイフリートだ。

 奴は炎獄を体現した姿で現れる。

 赤と黒の火炎の人型の魔神だ。

 ファブニールのリーズよりはマシだが、奴は自身のマッチョをこれみよがしに見せつけてくる。

 火炎の化身だけに、暑苦しい奴だ。


「久しいな、ルー殿。某の力が必要か!」


 筋肉ダル……が様々なポージングをしながら、迫ってくる。

 何で、俺の召喚獣はこんな奴ばかりなんだ!?

 呪いか?

 これも呪いの一部なのか。

 あー、超だるっ!


「緊急時だ。イフリート、お前の能力借りるぞ!」


 俺は強制的にイフリートの獄炎の能力を借り受ける。

 リジルの剣身にイフリートの火炎を包み込み、イフリジルートを作成する。

 これで、シュブ=ニグラトを倒す用意が整った。

 相変わらず、ニュービー邪神は襲って来ない。

 シュブ=ニグラトの敵対勢力か、攻めて来れない理由があるのか。

 分からないが、このチャンスを活かさないという選択肢は俺にはなかった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ