一週間前の出来事 18
「さて」
ふと、思いついたように、黒猫がピクシーと球体を持つ京子に視線を向ける。
「お前のおかげで急所がわかった。礼を言う。だが、なぜわかった?」
「そんなのわからないわよ。気がついたら、シッポが光ってて、それで――」
どうやら、京子自身も上手く説明できないらしい。
黒猫が急に真顔になる。
「これから君の記憶を消す。拒否権はない。こういう記憶を保持していると、歴史が変わったり、時空に歪みが出たりするんだ」
頭の悪い京子にも、今日の出来事が異常すぎるのがわかっていた。
「し、仕方ないわね。でも、今日の記憶だけでしょ?」
「当然だ。記憶を全部消すなんて、へまはしない」
「ピクシーは俺と共に、ティル・ナ・ノーグへ帰るぞ。説教や処置に関しては後回しだ」
「ねぇ、本当に大丈夫なのよね?」
京子が心配げに訊いてくる。
「こう見えて、俺は魔法が得意だ。では、行くぞ――忘却魔法アムネジア。さらに、眠りの魔法ジムノペディの重ねがけだ!」
アムネジア――確か、心理学用語で、ど忘れとかだった。
ジムノペディ――眠りを誘うピアノ曲。
菊地秀行センセの 風の名は、アムネジア は名作!
エイリアンシリーズも大好き。
トレジャーハンター 八頭大 カッケー!
仕事帰りのバスの中で、更新。
眠いでゴザル。今日はカクテルのモヒート作って飲もう!
ここ数日は、毎回4時間程度しか寝れてない。
疲れたー。 でも、ブクマしてくれると復活します(笑)
ではでは(ΦωΦ)ニヤリ




