幕間――迷子の迷子の、仔竜ちゃん? 4
「ぬおおっ!」
ドワーフのダルドムが、グフの背後から襲いかかる。怪力を活かしたミスリル製のハンマーによる叩きつけ――
は、レッドキャップの小さな右手で遮られた。
「バカなっ! ワシ渾身の一撃を片手で止めただとっ!?」
驚愕するダルドム。
「痛てぇぞ、おっちゃん。アブねーから、壊しとくな?」
さらに驚愕する場面を妖精騎士団は目撃した。
何と、ミスリル製のハンマーがグフの手によって破壊されたのだ。
遠隔の魔法も、近接戦闘もこのレッドキャップに対しては意味がなかった。ミスリル製の武器を素手で破壊できる妖精など、過去にいただろうか。
グフが本気になれば、騎士団の誰かが死ぬことになるだろう。
部下を無駄に死なす行為を、妖精騎士団は好まない。
決心したレイナルは右手を振り、ハンドサインを出す。
「総員撤退!」
副団長レイナルの指示に、逆らう者は誰もいなかった。
騎士団が引き上げると、例の声が聴こえてくる。
「やったね、グフ様。大勝利っ!」
「ご褒美に鼻ほじっても良いだか?」
「それはダメっ!」
鼻の奥がムズムズするグフ。
レッドキャップの最近の悩みは、鼻毛の伸びるスピードが早すぎることであった。
森が静かになり、ちびドラゴンが奥の茂みから現れ、グフの足元へとまとわりつく。
「キュキュイ!」
「大丈夫だったけ? オラが守ってやるからな」
心優しいレッドキャップと、迷子のちびドラゴンが触れ合った一時であった。
ローラ・パウジーニ の 勇気を探して
って、曲を聴いてました。イタリア語なんだけど、刺さる!
久々にフレンチ・ポップス聴きたくなった。
元、ジョニー・デップの奥さん ヴァネッサ・パラディ
の タクシー・ジョーとか、マクスゥって曲がオススメ!
ドイツなら、クランベリーズ の サルヴェーションも良い。
洋楽大ちゅき(笑)
モンハン大ちゅき(笑)
グイン・サーガ大ちゅき(笑)
カレー大ちゅき(笑)
アメリカンブラック大ちゅき(笑)
ブクマ、評価お願いします。
m(_ _)m
投稿数が増えます(笑)
お腹がすいて力が出ない。
氷菓をくれー(笑)
ではでは(ΦωΦ)ニヤリ




