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弓聖の救世主 18

 

「師匠っ! 超スゲーっス! あのマンティコアに対して、実力の差を見せつけるような攻撃! マジ、パネェっス!」


 イルダは興奮気味に、バルバトスの弓の腕前の凄さを連呼する。


(貴様の語彙力の無さの方が凄いがな)


「あのくらいの敵なら、貴様程度でも狩れるようになるだろう」


「マジすか!? アタシに、そんな隠れた洗剤能力がっ!?」


 バルバトスは苦笑しながら、潜在と訂正する。どうも、このイルダというエルフの少女は天然なところがあるようだ。

 これが京子ならば『天然が何、言うてんねん』とか『天然が何、してんねん』とツッコんだことだろう。


「貴様に足りないのは、空間認識能力と場数だ。仕方ないから、私が弓というものを教えてやる」


 バルバトスは悪魔が、エルフに弓を教示するという状況を面白がった。

 自身も、弓がエルフの専売特許だと定着する運命に関わっていたとは知らなかった。

















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