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弓聖の救世主 11
「それにアタシには、師匠なんていないっス。弓は独学っス!」
「ほう、それは感心だ。貴様には以外と、弓に対して適性があるのかも知れんな」
そう、バルバトスはイルダの弓の腕前には、少し感心していたのだ。あのマッハの動きのジャッカロープを仕留めるのは、バルバトスにとっても至難の業であったのだから。
イルダの断崖絶壁な胸を盗み見て、貧乳に適性ありと感じるバルバトス。
「今、超失礼なことを考えなかったスか!」
「気の所為だ。不快にさせてしまったのなら、お詫びに貴様の弓にアドバイスしてやろう」
「えっ!? アタシの師匠になってくれるっスか!? 超嬉しいっス! アタシのことは、イルダって呼んで欲しいっス!」
こうして、悪魔とエルフの奇妙な師弟関係が成立した。




