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アスタロトの探究

 

 魔界の帝王を目指すアスタロトは、自身が獲得したスキルの把握に余念がない。

 蛇の属性に目覚めてからは、能力を研究し、自在に活用できるようにと心を配っている。

 今、アスタロトは自身の居城、スカル・キャッスル内の実験場で、新たに芽生えたスキルの検証をしていた。


「ステンノー」


 アスタロトがつぶやいた名は、ギリシャ神話の蛇女、ゴーゴン三姉妹の長女・ステンノーのものだ。これには、強い女という意味がある。

 アスタロトの漆黒の長髪が青銅の蛇となり、双眸は赤に染まっていた。これは身体強化のスキルで、普段の三倍の力で動くことができた。

 彼女の眼前には、サイの姿をした一角の魔獣・ベヒーモスの姿がある。体長五メートル級で、肉食の上に気性が荒く、従魔には向いていない。


「ふふ、検証に付き合ってもらうぞベヒーモス。運が良ければ、死なずに済むやも知れぬ」










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