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少年バエル 10

 

 精霊とは、一種の高エネルギー体だが実体は雲のような存在だ。召喚時には、高密度のエネルギーを凝縮し、人型を取っている。

 物理攻撃は効かず、同等の魔力をぶつけることで相殺される。

 が、稀にそんな法則さえ無視した攻撃が存在する。それは空間ごと切り取り、存在を消滅させる能力である。

 すでに、エアリダの両の眼窩には暗黒が渦巻いていた。そのミニブラックホールは内側から侵食し、ついにはダーク・エアリアルを消し去ってしまった。


「すごいでしょ、この球体は。空間ごと食い散らかす餓鬼みたいな物体だから、餓鬼球って名付けようかな?」


 バエルは、暗黒球体のネーミングに悩むのだった。



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