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幕間――奪いし者、奪われし者 8

 アベル草原に降り立った悪意は、三人の悪魔の形をしていた。

 一人ずつなら、脅威ではないが三人まとめて攻められたら、いかなグリフォンの王のわしとて、勝てぬだろう。

 特に、金髪緑眼の悪魔からは凄まじい魔力と殺意とをひしひしと感じる。

 奴めが、リーダーであろう。

 この場に、グフがいなくて良かった。

 死ぬのは、わし一人で充分よ。


 わしは、三人の悪魔の眼前に降り立つ。

 一応、理由くらいは聞かねばな。


「そこの三人――魔界の悪魔と見受けるが、ティル・ナ・ノーグには、いかなる理由で参った?」











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