一週間前の出来事 6
「これは警告だ、ヘルハウンド。大人しく縛につけ。そうすれば、命だけは助けてやろう」
展開を見守る京子。
どうやら、助っ人として現れた黒猫は、かなり強いらしい。おまけに、カッコイイ。
上から目線のルーに、激昂するヘルハウンド。
「ふざけるな! 今のは油断しただけだ。小賢しい猫め。即、くびり殺してくれるわっ!」
再度、襲いかかるヘルハウンド。
今度は、ケット・シーだからと言って、侮っていない。
「この勝負の敗因の一つは、己れと敵の力量を見誤ったことだ、ヘルハウンド!」
幼子に諭すようにルー・フーリン。
刹那、黒猫の剣閃がヘルハウンドの胴体を斬り裂いた。
腹わたと鮮血を撒き散らしながら、地獄の猟犬はつぶやく。
「クソッ、かくなる上は――あの方をお呼びせねば!」
意識が朦朧としてきたヘルハウンドには、まだ手立てが残っていた。
異界から主を召喚するのだ。
それ以外に助かる道はない。
ゆっくりと、だが黒猫に気づかれぬ程度の小声で、魔犬は悪魔召喚の呪文を唱え出す。
「〈グリモワール・レメゲトン・アートアルマデル・サバ……オト、アドナイ。来たれ、我が主、グラーシャ・ラボラス!〉」
カミナリが鳴ってる?
マハジオンガの呪文か!? (笑)
アニメ ペルソナ4の雷撃呪文か!
よし! サブナックにも雷撃魔法を覚えさせなくては!
こんな時は、セガミュージックのアウトライド・クライシスな
気分だな。
仮眠して、6時半には仕事場に行く準備しなくちゃ。
m(_ _)m
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モチベが上がって、王猫が面白くなります(笑)
麗子ちゃん、現代編も書く予定。
王猫こぼれ話
呪文、一応意味らしきものはあります。
グリモワールが暗黒の書。
レメゲトンが、ソロモンの小さな鍵。
アートアルマデルが大きな鍵。
サバオトは、悪魔を呼び出す定型文?
アドナイは、神の力の一端を利用して、対象を召喚という感じでしょうか。
まだ。カミナリが鳴ってる。
寝ないと、仕事場でタオレソーm(_ _)m
ではでは(ΦωΦ)ニヤリ




