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外宇宙ツインズ 6
私が連れてきたキマイラは、完全に萎縮していた。
それもそのはず、邪神二人と私の圧にパニくっているのだろう。
「へぇ。やるね、オマエ。亜空間収納に生物を入れれるなんて、緻密な魔力操作ができないと無理だしな」
と、ロイガー。
よだれを拭きつつ、しゃべっているのでシリアスな内容が台無しだ。
「とりあえず、食事を取ったらどうだ。お互いを食べ合うのには飽いただろう」
妹のツァールが、何か歌いながらキマイラへ触手を伸ばす。
「キミのこと、にっく肉にしてあげる♪」
重ねてロイガーが、
「キミのこと、ひっき肉にしてあげる♫」
兄妹は、歌も不思議なシンクロをするらしい。
封印されていた時に、人間界の電波を拾い上げたのだろうか?
哀れ、数分後にキマイラは骨だけを残して、邪神の双子の腹を満たしたのだった。
最近、更新意欲が涌かなくて。
職場が忙しいせいもあるのですが。




