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幕間――八大魔王衆 13
『と、とにかくユーレイにも良い奴と悪い奴がいるんだよ。俺は、多分良い奴?』
「胡散臭すぎて、信用できないです」
『それより、奴さんの攻撃、来るぜ!』
ユーレイさんの忠告通り、ワシ仮面から火炎弾が発射され、あたしの右足に命中!
「あづづづづ、あづ!!」
火傷したんやけど!
って、ダジャレが出るくらい熱い!
この際、胡散臭いユーレイでも何でも構わない。
「しょうがないから、ユーレイさんに賭けます!?」
『しょうがないたぁ、随分だな。まぁ、良いさ。この俺が守ってやるぜ!』
『絶対防御、デミウル・ゴス!!』
その時、ゴスロリが動いた。
違った。
紫と黒の霧状のものが、あたしを包み込み、禍々しいゴスロリの衣装が巻きつくかのように装着されたのだった。
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(/ω・\)チラッ




