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ブロケル 2
オレはイシュカ。
辺境の森に捨てられていたところを、フォル爺が拾ってくれた。
感謝している。
オレが１５くらいの頃、水色の髪の赤ん坊を例によってフォル爺が拾ってきた。
何を隠そう、このオレも水属性の悪魔だ。赤子は女の子で、おくるみにはブロケルと書かれていた。
得意な属性や、生まれつき所持している属性は、髪や瞳の色に顕著に現れる。
稀に保有する属性とは正反対の属性に目覚める奴もいる。
成長が遅いタイプや、死の淵から這い上がることで上級悪魔すら倒せるようなギフトに覚醒する奴もいる。
ここは辺境で、渾沌とした場所だ。
東方の魔王バールの直轄地だが、本人は領地の運営には興味がないようだ。
バール卿とサタン様がガチで戦えば、魔界が滅んじまう。
ま、オレらには関係ない話だ。
本気で、暮らし向きを変えたいなら、フォルカスを魔界の帝王にしなければならない。
とにもかくにも、新しく出きた妹分の世話係に抜擢されてしまった。
妹を失くしていたオレには辛いが、生きがいにもなる。
しゃあねえなあ、ブロケル――このオレが仮のアニキになってやる。
またまた、職場の方が仕事がなくなってきたので、
異動せざるを得なくなりました。
また、不定期更新が続くと思います。
落ち着いたら、報告しますが、今はいろいろ精神的な
余裕がありません。
出来得る限り、更新しますが先行き不安なので、
確実ではありません。
よろしく、どうぞ。
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