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幕間――ルー・フーリン強化週間 29

「タスラム」


 俺はしっぽで、魔力弾であるタスラムを生成し、ヤニームに向けて放つ!

 後方のシュルリットの双剣は、本気のフラガラッハの一撃で粉砕し、猫パンチならぬ猫キックをお見舞いする!

 ミアーハの呪文は、四肢欠損でも魔力量が多ければ瞬時に、再生することが可能だ。

 ヤニームとシュルリットは闘技場の壁にぶつかり、仲良くおねんねしている。

 こうして俺は、治療と試合をこなしたのだった。

 やや遅れて、審判が右手を上げ、俺の勝利を宣言する。


「しょ、勝者っ、ルー・フーリン殿下!」


 ギャラリーからは、鳴り止まない拍手が送られ、父上は笑顔を浮かべ、俺は大満足だ。

 トロールが自身に生えた左腕を見て、ビックリしている。それもそのはず、この俺が腕をつなげたのではなく、生やしたのだから。

 物言わぬオブジェと化したトロールの左腕が転がっている。

 勝利の記念に、部屋に飾るか?

 よそう、不気味なだけだ。

 これで、王子としての仕事は果たした。

 はず!























旦那、哀れなアッシにブックマークを


めぐんでくだせぇ!


更新意欲が湧くんでさぁ!

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