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炎帝竜のピアス 35

 

「勝負あったか」


 この戦いは、息子の勝ちだ。

 さすがに、あの男の血を引いているだけはある。

 まぁ、私の遺伝子も少なからず入ってはいるのだが。

 私は、このバトルを直接見ているわけではない。

 眼の変わりとなる小蛇の情報を、ラプンツェルで感覚共有しているのだ。

 人間界に現存する約2700種もの蛇の能力を取り込んだこのスキルは、蝿の王に匹敵するだろう。

 ベルゼビュートの使った締めつけは、毒を持たないアナコンダが、獲物が息をするたびに徐々に首をしめるやり方で、確実に死へと至らしめるテクニックで、私の得意とする技でもある。

 我が息子ながら、末恐ろしい。

 この短期間で、私の使い魔であるクリムゾンを手に入れるほどの強者に変身したのだから。

 確かに、息子は強くなった。

 が、自身の母親を超えるにはまだまだだ。

 切り札は、常にキープしておかねば。

 変幻自在のワイルドカード。

 ベルゼビュートよ、しばらくは母の掌の上で踊ってもらうぞ。

 ふふっ、何だか観音の掌中にいる孫悟空を見ているようだな。

 英才教育の賜物か、ベルゼビュートの成長は著しい。

 次は、レオナールとオセを殺してみるか?


 その時、当の二人は身の毛もよだつ寒けを、一瞬感じていた。



















誰か、心優しい読者さまが、


ブックマークしてくれないかなかな?


(/ω・\)チラッ


  (/ω・\)チラッ


     (/ω・\)チラッ

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