一週間前の出来事 2
「どうした? 気でも狂ったか!?」
目の前で騒ぎ立てる京子に、黒猫は辛辣な言葉を投げかける。
基本、父親以外のことは、どうでも良い。
それよりもバック・ベアとの戦闘で、酷使しすぎたフラガラッハの方が心配だ。
ティル・ナ・ノーグに帰還したら、錬金と鍛冶の師であるゴブニュに直してもらおうか。
「至って、正気よ。それより、あんた――何者よ。一週間前に助けてくれたのもあなたね?」
確認のために京子が訊いた。
名前を聞いた気もするが、戦闘中で少女の耳には聴き取れていなかった。
ピアスをした猫で、剣を振るう。
まるで、童話に出てくる猫のようだ。
「俺の名は、ルー・フーリン。妖精界の王子だ。そして、一週間前に君を助けた。忘却の魔法を掛けたが、君には効かなかったようだな」
クールな黒猫は、一週間前のことを思い出していた。
仕事疲れで、更新遅れました。
m(_ _)m
前・王猫と内容が大幅に変わって、いるので作者もストーリーに違和感がないよう推敲しながら書いてます。
ちなみに前作では、リーズは出てきません。
プロローグも、先にインパクトな展開から持っていって本筋に合流みたいなパターンにしました。
赤帽子のアイツが出てきたら、グッと面白くなるはずです。
ちなみにベルゼビュートは、ベールゼブブのフランス語読みらしいです。
ベルゼブルにビエルゼバブに、ベルゼバブにと名前がたくさんで紛らわしいですね。
作者は、『孔雀王』や『ゴッドサイダー』や『べるぜバブ』など、思い出します。
アニメ べるぜバブでは、べる坊が沢城みゆき、高校生の主人公(名前忘れた)に小西克幸さんでしたね。
短くてすいません。
土、日には、ゆっくり書けるかと。
よろしかったら、舞句魔、氷華お待ちしてます。
m(_ _)m




