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幕間――ルー・フーリン強化週間 23

 

「しょ、勝者、ルー・フーリン殿下!」


 とりあえず、篝火を消す。


「〈ゼフィール〉!」


 ゼフィールは、俺の得意とする風魔法だ。

 篝火は、ものの数分で掻き消えた。

 周囲のギャラリーがザワついてる。

 まぁ、当然か。

 俺の肩書きは、妖精騎士団団長であり、エルフの王子だ。ケット・シーの姿は呪い、としてあるのは説明が面倒であるし、説明できないからだ。

 俺自身が、自分の出自をわかっていない。

 父上の言が、すべてだ。

 いわゆる、私は誰?

 ここは、妖精界って感じだ。

 今までは、能力をセーブしてきた。

 跡継ぎが無能なら、父上の在位を長くする方向にコントロールしたいと思っていた。

 が、父上は俺にティル・ナ・ノーグを統治して欲しいと望んでいる。

 だが、今回のように命を狙われるケースも少なくない。

 以前は、シリアとルキラと名乗るエルフの暗殺姉妹に狙われていたこともある。

 ふざけた名前だ。

 シリアルキラー。

 俗にいう、連続殺人犯を指す言葉だ。

 狙われているのが俺なので、好きにさせている。

 可能な限り、無益な殺生はしない。なぜなら、父上にそう誓っているから。

 俺が動くとすれば、父上がターゲットになった時だけだ。

 父上にかすり傷一つ、つけようものなら、その存在を完璧に消し去ってみせる。

 おっと、またギャラリーが騒ぎ始めた。


『殿下の体術が、洗練されすぎておる。やはり、神々の王ヌアザより伝授されたという話は誠か!?』


『それよりも、下級魔法であの篝火を消し去った技量も評価すべきでは!?』


『惜しむらくは、ケット・シーの呪いよ。あれさえなければ、王太子の地位にすんなり、就けるものを!』


 俺の評価など、どうでも良い。

 さて、ラニーサの火傷を治してやるか。

 その前に。


『聴こえるか、ラニーサ。俺は、ルー・フーリンだ。これは風魔法で、俺の言葉を届けている。周りは、気づかない。時間がないので、本題に入る。誰の命令で、俺の命を狙った?』









すいません。職場がゴタゴタしてまして更新遅れました。


会社の人が、心を病んで半年ほど休職するらしいです。


僕の仕事場も、職が無くなりそうなので3ヶ月後には、転勤か転職になりそうです。


m(_ _)m


落ちついて、更新できる環境ではないので、


更新不安定となっております。






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