表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

191/629

幕間――ルー・フーリン強化週間 13

 

(何ということだ。我ともあろう者が、あの小さき者に恐怖しているのか!? あれではまるで、猫の姿をした絶対強者ではないか!!)


 ギルデガーラは初めて俺を見たように、視線を落としてくる。

 妖精王の正式な使者と聴いて、通した者がケット・シーで、つい侮ってしまった。

 が、相手が規格外の魔力を有することを知って、愕然としていると言った所か。

 猫と思って手を出したのが、まさかの虎とは想定もしていなかっただろうな。


(妖精王クー・フーリン。確かに奴は、強者の匂いがした。が、此奴には勝てん。竜族総出でも勝てるか怪しいものだ。長らく、竜王にケンカを売る剛の者がおらなんだゆえに、思い上がっていたのは、我の方か……)


「イルダーナフ殿に謝罪する。妖精王への失言を取り消そう。謝罪を受け入れてくれるだろうか?」


「謝罪を受け入れよう。こちらも、両巨頭に対して失礼があった。ギルデガーラ殿とガルフォン殿に、お詫び申し上げる」












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ