幕間――ルー・フーリン強化週間 3
「我は、妖精王クー・フーリンの名代、ルー・フーリンである。竜王ギルデガーラ殿に、お目通り願いたい!」
俺は、門番二人を観察する。
身長は二メートル近くあり、右手には長槍を携えて、簡素な鎧に身を包んでいる。皮膚は水色で、眼は琥珀だ。小さな尾が生え、時折り動いている。
ドラゴニュートは竜の眷族だが、立場は低い。高位のドラゴンの世話係のようなものだ。
はてさて、この門番らの態度はどうだろう。
「貴様が妖精王の名代だという証拠は、どこにある?」
右側の門番Aが、俺に訊いた。
俺は相棒のフラガラッハの鞘を見せ、エルフの王族の紋章を突きつけ、一言を添えた。
「では、ギルデガーラ殿に、イルダーナフが来たと伝えてもらおう!」
イルダーナフ――意味は、万能の者。そして、妖精王の正式な使者を表す隠語だ。
こいつらがどこまで優秀か、判別ができる。
パターンその一、俺の話を信用せず相手にしない。
パターンそのニ、下級妖精に名代が務まるものかと、威嚇のために攻撃してくる。
パターンその三、早急に取り次ぐ。
まぁ、どんな態度を取られても構わない。
交渉を優位に進めるために、こちらの戦闘力を見せつけておく必要があるかも知れない。
ドラゴンとのタイマン――ワクワクするな。
だが、今回は両種族間の抗争を止めるのが目的だ。
父上は類まれなる戦士だが、平安を望んでいる。
そこも敬愛するポイントの一つなのだが。
顔色を青くした門番Bが、
「しばし、待たれよ。確認してくる」
ダッシュでギルデガーラの所へ、駆けて行く。
ふむ、そこそこ優秀ではないか。
もっとも、俺の見た目がハイエルフなら、話は早かったろうが。
そうしていると、門番Bが戻って来て、
「先ほどは失礼した、使者どの。ギルデガーラ様がお会いになられる。では、こちらへ」
竜王との面会か。
ギルデガーラ――どんな人物――いや、竜物なのかな?
後で、書き足します。
昨日は、バーに飲みに行きました。
酒は、コークハイボールで可もなく不可もなし
でしたが、客との会話が楽しかった。
少し、充電できたかな。
3時間で7千円の出費は高いが、また行きたい。
次の給料日あとくらい(≧∇≦)b




