幕間――壬生狼と剣獅子 2
天然自然の法則に従い、心技を鍛える自流派を天然理心流と呼ぶ。
亜空間の中は、かつて総司が鍛錬に励んだ試衛館道場のイメージをベースに、カスタマイズされていた。
狼心幽界の中でなら、総司の肺結核の発作は出ない。
互いに木刀を平晴眼に構え、壬生狼と剣獅子は対峙する。
総司が一歩、足を踏み込む。
ドン!
壬生狼の牙が、一突き。
二突き。
そして、三突き!
総司渾身の三段突きが、サブナックの喉に炸裂する!
「がはっ!」
(……総司の踏み込む足音が聴こえた一瞬、すでに三段もの突きを繰り出していた。さすがは、壬生の狼。この高みに至るまで、どれほどの研鑽を積んだことか!)
「今、私がお前に享受できる最大の剣技だ」
喉を擦りながらサブナックは、
「三段突き、しかと見せてもらった。その礼に、某の剣技も披露しよう」
サブナックの剣技は未だ、完成してはいなかった。
ただ、死期が迫った師に剣技の進捗を見せておきたかっただけだ。
「ほう、冥土の土産に弟子の剣技を見ておくのも悪くはないな」
すいません。中々、ストーリーが浮かんでこず、書きあぐねてました。
評価、ブクマお待ちしてます。m(_ _)m
狼心幽界――ボカロ曲の炉心融解から来てます(笑)
アッシ的には、初音ミク の 積乱雲グラフィティ
あたりが、お気にです。
以前、モンハンの2次小説っぽいの書いてて、
ミクっぽいキャラで、音属性の武器
音刀 菜牙音鬼 とか作ってました(笑)
今日は、ASKAの、はじまりはいつも雨
が 聴きたいかな。




