父上への報告 7
「やっと、分かってくれたかしら?」
「俄には信じられぬな。確かに、リア・ファルはアメジストで、宝物庫に保管していたはずだが……」
「リア殿の仰ることは本当だ。彼女は妖精界の至宝の一つ、リア・ファル本人なのだよ」
クー・フーリンの太鼓判に、黒猫は黙らざるを得ない。
ドヤ顔のリアにはムカつくが、一応の敬意は払うつもりだ。でないと、父親に嫌われてしまう。
クー・フーリンは、つまらないことでは腹を立てないし、諍いを嫌う。
黒猫は、それを熟知しているので怒りを収める。
放置されていた京子に、異変が起きていた。
何やら口の中で、ぶつぶつと独り言を繰り返している。
リアは京子を見咎め、あることに気づく。
(あの女の娘、魂が変ね。まるで、魂が切り裂かれたように半分になってるわ)
ふいに、存在が希薄になってしまう京子。
クー・フーリンは優しい瞳で、彼女を見つめる。
「了解しました、父上。もう一つ、お訊きしたいことが……京子は、俺の母――エディン・ティターニアの生まれ変わりなのでしょうか?」
これまでの経緯から推察して、黒猫の灰色の脳細胞は、そう結論を出した。
猫から人は産まれない。
だが、魔術的な要素が絡めば別だ。
可能性は皆無ではない。
「それは半分は正しくて、半分は間違いだね」
今日は、シャーデー の キス・オブ・ライフ が
聴きたい気分。朝、昼、夜――いずれの時間帯に聴いても
ハマる名曲。
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豹頭王 に なにとぞ 愛の手を m(_ _)m
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界王拳十倍くらい上がります(笑)
フリーザのTシャツ 買おうかな?
今は、ウニクロのスプラトゥーン3のTシャツが
お気にです。
キルスティン・ダンスト の マリー・アントワネット
のTシャツも買いました。
最近は、アニメ、洋画のイケてるTシャツ集めてます。
ペルソナやゴッドイーターのTシャツ、あったら欲しいな。




