幕間――イルマと獅子と赤帽子 6
「ここが、ティル・ナ・ノーグ……」
馬上のサブナックが周囲を見渡す。
広大なアベル草原の一角に、イルマとグフが対峙している。絵面的に、いたずらした妖精に女戦士がお仕置きしている、と獅子は感じた。
エルフには見えないが、妖精界の住人であることは確かだろう。
上手くすれば、ルー・フーリンの情報も引き出せるかも知れない。
距離的には五十メートルも離れていないだろう。
それにしても、悪魔が妖精の使い魔になるなど珍しいケースだ。
サブナックはグラーシャ・ラボラスと面識があった。決して、弱い悪魔ではない。その彼を下したルー・フーリンに獅子は興味津々だ。
同じ剣を振るう者同士の戦いを思うと、サブナックの心が震える。
黒猫剣士の魔剣フラガラッハも、倒した敵の武器のコレクションに加えたい。
そう、サブナックにも収集癖はある。
自身が倒した敵の武器限定だが。
魔界ではギフト同士の戦いが主なため、サブナックは積極的にコレクションができない。
特に、魔剣を収集できる機会は少ない。
ティル・ナ・ノーグで一人でも多くの敵を倒し、武器を収集する。
それがサブナックの、ささやかな願望だった。
実は、獅子は威力偵察など初めてである。
彼のプランは目についた敵を倒し、情報を得る。
いわゆる、脳筋と呼ぶ奴だ。
脳筋サブナックはイルマに、
「そこの女、聞きたいことがある。ルー・フーリンには、どこに行けば逢える?」
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今日は、ボビー・コールドウェル
の プロミスト・ランド が聴きたいなぁ。
約束の地は、どこにあるんでしょうね?
アニメ 超時空騎団サザンクロス の
約束 って 曲 が 良いです。
(≧∇≦)b
巡り巡って、愛という惑星に生まれ変わろう
的な曲。
初代マクロス→超時空世紀オーガス
→超時空騎団サザンクロス と、
超時空シリーズの3作目ですね。
あまり、ヒットしなかったけど、好きだった。
子供の頃は、病弱だったのでアニメとマンガ
が友達でした(笑)
ぼっち、ではなかったけど、ぼっちな気分を
感じていました。ロックも聴いていた(笑)
アッシ的には、ロックはオアシスやニルヴァーナ、エアロスミス、スティングな感じでした。
カッコイイ(≧∇≦)b




