幕間――イルマと獅子と赤帽子 4
「嘘じゃねぇ! これは爺ちゃんにもらったんだ!!」
反論するグフの大声に驚いて、メリーが飛び立つ。そのまま、赤帽子の頭上で、ちびドラゴンが旋回し続けている。
「黙れ! 貴様のような嘘つきは、ウォーハンマーのサビになるが良い!」
レッドキャップから距離を取ったイルマが、デモンストレーションよろしく、ハンマーを振るう。右に左にウォーハンマーを回転させ、初撃に備える。
イルマ用にカスタマイズしてあるとは言え、ハンマーの先端部分は重い。その重量で、敵を叩きのめすのだが一撃をかわされると、次の攻撃に移行しづらいのがウォーハンマーの欠点と言えた。
「くたばれ、レッドキャップ!」
イルマが跳躍し、上段からハンマーを振るう。
グフは微動だにせず、戦鎚の先端部を軽く右手で弾き、攻撃を逸らした。
「なっ!? ミスリル製の武器を手で弾いただとっ?」
グフの頑強な身体もあるだろうが、少なくともイルマはミスリルの武器を素手で、いなす戦士を見たのは初めてだった。ワイバーンに瀕死の一撃を与えるイルマの攻撃が、容易く弾かれた。しかも、相手は最弱のゴブリンにも等しいレッドキャップである。
イルマは初めて、この目の前のレッドキャップに恐怖を抱いた。
様々な種族の中で特殊な進化を遂げた個体は、少なからず存在する。だが、いきなりスライムがドラゴン並みの強さを獲得するなど、あり得ない話だった。
それくらいの驚愕がイルマにはあった。
目の前にいるのはレッドキャップではなく、悪魔だと聞かされた方がまだ、納得はできる。
「お〜、いちい。オラの右手がしびれただぞ。いきなり、何すんだ!」
ブクマ、評価お待ちしてます。
(/ω・\)チラッ
(/ω・\)チラッ
うーん、青のオーケストラ、おもろくなってキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
クラシックは、あまり聴かないんだけど、
高嶋ちさ子さんの シネマ・オン・ヴァイオリン
のアルバムは素晴らしいです。
ピンクパンサーなんかの映画音楽をヴァイオリンで弾いてるんだけど、超絶技巧で耳の中に入り込んでくる感じです。
オススメ(≧∇≦)b
タイトルをインパクトのある題名にしました。
イルマの髪色も銀髪に変えました。カラーコーディネート的に
アリかなと。
GW、楽しくお過ごし下さい。
アッシは、パチスロで2万5千負けました。
ダメな大人の見本ですわ(笑)
がんばれ、σ(゜∀゜ )オレ
ブクマつけていただくと、元気でます(笑)




