表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

100/627

幕間――ルー・フーリンの誕生 2

 

 今、天幕の中にはルネと、眠っているエディンしかいない。

 小さな暗殺者ルネにとっては、千載一遇のチャンスだ。


(ルネは、エディンさミャを殺す!)


 懐の短剣を握りしめるルネ。

 ケット・シーの素早さをいかして、エディンの喉を一突きするだけである。

 それで、この任務から解放される。

 ――魔女モリガンは、その日の気分でルネを鞭で叩いた。

 仲間のケット・シーには、死んだ子も居た。

 モリガンの創造物だから、生かそうが殺そうが彼女の自由だ。

 今回、エディンの従者として潜り込んだのは、妖精姫を殺せば、奴隷の身分から解放されるからだ。

 それは、嬉しい。

 だが、エディンが死ぬのは嬉しくない。それに子供が産まれるのだ。彼女は、死んではいけない。いつも、太陽のように天真爛漫で、常にルネをかわいがってくれた。妙なコスプレをさせられる時もあるけど、エディンといると楽しいし、心が暖かくなる。

 ルネは、第二の選択肢を選ぶことに決めた。


(さよなら、エディンさミャ……)


 懐から短剣を取り出し、ルネは自身の喉を突いた――


 ――はず、だった。


「何を、している!?」


 見ると、憔悴したエディンが素手でナイフの刃を握り込んでいた。掌からは、うっすらと血が流れている。


「エディンさミャ……」


 ルネの中に様々な葛藤が去来し、とめどなく涙が流れる。


「ル、ルネは死ななくちゃダメなんですニャ……」


 エディンは、力なく笑う。


「死んで良い命など、どこにもない。まして、ルネは私の専属メイドだろう? 死んだら、私が困る」








後で、書き足す予定です。


今日は、スザンヌ・ヴェガ の


トムズ・ダイナー を 聴いてました。


後、グレン・メディロス の


me-u=blue


僕から君を引くと、残るのは悲しみばかり


みたいな曲です。


最近、仕事で他の部署に異動になったので、


忙しいです。m(_ _)m


短文で申し訳ないですけど、チリ積も山で


現在、8万字です。


最初からブクマつけて下さった、お二人様の


おかげで、心折れずにがんばってこれました。


ありがとうございます。


この場を借りて、ミサカはミサカは、感謝の


言葉を述べてみたり。


m(_ _)m


とある、も好きです。


レールガン使えたら、かっちょええなー。


(≧∇≦)/


ヒマジンブレイカー発動(笑)












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ