設定:人種編
未登場のものも含む。
人族
終末戦争の際に光の神陣営についた種族をそう呼ぶ。
人間族
最も数多く居る種族。多くの人種が存在する。
西方民族(アデル族)
最も数の多い民族。
平均身長は男性で170センチ、女性で160センチ
黒髪、黒目以外は大体存在する。肌はやや黄色。都市部の平均寿命は60歳あたり。やはり老人と乳幼児の死亡率はそれなりに高い。女性の方がやや多い。
中原民族(ダール族)
西方民族に次いで多い民族。黄色から褐色系の肌。頭髪と瞳は黒以外は大体存在する。平均寿命なども同じ。
南方民族(アーリア族)作中では未登場
地域的に酷暑が多く、人種的には少数。肌は褐色から黒。頭髪は黒が多い。文明レベルが低い地域が多く劣等扱いを受けやすい。文明レベルの影響か平均寿命は50歳前後
北方民族(スルト族)作中では未登場
人の住める地域が少なく人種的には少な目。金髪碧眼、白い肌に種全体が美形ぞろい。他の人族より平均身長などは高め。
東方民族(イスト族)作中では未登場
魔境とまで言われる人の住める地域が少なく人種的にはかなり少な目。黒髪黒目に黄色い肌。平均身長は男子で160、女子で150ほど。魔境を生き抜くために気功闘術や、武技が発達している。文化はやや独自色がある。
山岳民族(ドルト族)作中では未登場
色黒で毛深く小柄だが筋骨逞しい少数民族。黒髪、黒目。平均身長は5センチほど低い。
神人族(アーテラル族)
男は筋骨逞しく大柄で女は細身で小柄。祖先が神との混血であり、純血主義で閉鎖的な環境に身を置く。美形が多い。滅多に見かけない。普通の人族より遥かに長寿で現役時代も長い。種としてはほぼ滅亡しているレベル。
妖精族
終末戦争の際に光の神陣営についた種族をそう呼ぶ。闇側についたほうを妖魔族と称する。
森霊族作中では未登場
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で劣化していった妖精族。金髪碧眼で耳が長い。細身で美形揃い。生まれながらに精霊魔法の素養がある。 闇森霊族は見つけたら即消去というくらい憎みあっている。
上位森霊族
本来の意味での妖精族としての森霊族。自力で妖精界に帰還できる。外見的特徴は劣化森霊族と変わりなし。種としてはほぼ滅亡状態。寿命も老化もなく病死か事故死以外ではまず死なない。
半森霊族
人族か豚鬼と作中では未登場森霊族の混血児。どちらの社会でも忌み子扱い。大半は冒険者などの職しか選択肢がない。若干耳が長い。精霊魔法の素養は個体差が激しい。
地霊族作中では未登場
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で劣化していった妖精族。平均身長は130センチ前後。樽型体型で団子鼻。男は髭がステータス。女は髭は生えない。生まれ持って職人としての才能を持つ。暗視能力あり。そこそこ長寿。
上位地霊族
本来の意味での妖精族としての地霊族。自力で妖精界に帰還できる。外見的特徴は劣化地霊族と変わりなし。種としてはほぼ滅亡状態。寿命も老化もなく病死か事故死以外ではまず死なない。
炎霊族作中では未登場
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で劣化していった妖精族。炎を司る為、熱や火に対して強い耐性がある。赤系の髪と青い瞳を持ち、半森霊族並みなとがった耳が特徴。体格は森霊族に準ずる。爆霊族と判別つかないために多くが狩られて絶滅直前である。
爆霊族
古代王国期に魔術師の狂気の研究によって炎霊族の一集落が丸ごと魔改造された子孫たち。死亡すると大爆発を起こす。死ぬまで誰も判別できない。過去には縛って投石器で飛ばす暴挙も。僅かながら生存している。
風霊族作中では未登場
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で劣化していった妖精族。風を司るが劣化が著しく精霊魔法の神話性の高さ以外は特に特徴がない。銀色の髪に青い瞳が特徴。見た目は森霊族と大差なし。
水霊族作中では未登場
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で劣化していった妖精族。水を司る妖精族。水中で呼吸が可能。生活の大半は水中で基本は裸族。青系の髪に青い瞳が特徴。見た目は森霊族と大差なし。男女比率は1:9で圧倒的な女性社会である。
氷霊族作中では未登場
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で劣化していった妖精族。氷を司る。冷気に対して高い耐性を持つ。精霊魔法の神話性の高さ以外は特に特徴がない。白っぽい髪に青い瞳が特徴。見た目は森霊族と大差なし。
幼人族
大人になっても人族8歳児程度の見た目が特徴。頭脳も倫理感もそれに近い。足の速さと手先の器用さが特徴。平均身長は110センチ前後で人族の倍近く生きる。老化も遅い。視力と聴覚に優れる。最も劣化した妖精族とも言われるが詳細は不明。
獣人族
古代王国の人類進化計画の遺産。獣に人族の因子を取り込ませた合成獣の子孫。人との混血は可能で、血が薄まるほど人っぽくなり持てる能力も劣化していく。
人狼族作中では未登場
身長が130センチ前後の狼っぽい頭部に人型の胴体を持つ。動きの素早さや聴覚や嗅覚に優れる。逆に視力はあまりよくなく、手先も器用ではない。狼と名がつくが性質は犬に近い。チワワっぽいのとかプードルっぽいのもいる。犬頭鬼とよく間違えられる。
猫人族作中では未登場
身長が150センチ前後の猫科っぽい人型種族。動きの素早さや爪は武器としても優秀。聴覚に優れる。逆に視力はあまりよくなく、手先も器用ではない。夜目が利く。
虎人族作中では未登場
身長180センチ前後の虎の頭を持つ人型種族。ほぼ猫人族の上位互換。
熊人族作中では未登場
身長200センチ前後の熊の頭を持つ人型種族。怪力、タフネスが売り。
兎人族作中では未登場
身長160センチ前後。兎頭の人型種族。跳躍力以外はこれといった特徴がない。
人馬族作中では未登場
上半身が人で下半身が馬な種族。分類上は獣人に属する。身長は250前後。他の獣人とは違い人族との接触はあまりない。
魔族
終末戦争の際に闇の神陣営についた種族をそう呼ぶ。基本的には弱肉強食の世界。
龍人族
身長175センチ前後の人族っぽい外観。髪と目の色は属性によって違う。側頭部に生える角の数で強さが決まる。左右三本ずつの計6本が最も上位。竜化によって角の数に応じた強さの竜に変化する。特殊能力として竜肌、竜鱗、竜羽根などを持つ。一応竜の眷属。
竜人族
側頭部に角が生えている蜥蜴人のような外観。身長は200センチ前後。鱗などは属性によって違う。高い膂力、頑健さがウリ。蜥蜴人と間違われるとキレる。体格も大きく異なるし人を見て猿と呼ぶくらいには侮辱。声帯の違いで人族の言葉は非常に聞き取りにくい。鈎爪や尻尾打撃も強力。特殊能力として竜肌、竜鱗、竜羽根などを持つ。他に咆哮砲と呼ばれる超音波の一種がある。一応竜の眷属。
犬頭鬼
身長110センチほどの犬っぽい頭の人型種族。魔族側に組した人狼族が祖先と言うのが通説。魔族で一番底辺階級。人族社会に紛れてる者も多い。魔族社会では奴隷階級。
喰人鬼作中では未登場
身長が200~250ある筋骨隆々の醜悪な容姿の種族。巨人族の成れの果てとも言われている。知能は人族の子供並み。種族としての規模はそれほど多くない。魔法の使える者は居ないが物理的な力は人族の騎士数人に匹敵する。
喰人鬼王種作中では未登場
身長300前後ある喰人鬼の支配種。突然変異である。その強さは並みの騎士が束になってもようやく倒せるレベル。
牛頭鬼作中では未登場
身長300前後ある牛の頭部を持つ人型生物。知能は低く、生態系も謎。種族として確認されたケースがない。現在のところは獣人の一種では?というのが一般的な見方。強さは喰人鬼よりは強い。
豚鬼
身長170前後で厚い皮下脂肪とそれを支える膂力をもつ。豚顔の人種。闇の陣営に組した人族のなれ果てても言われる。赤肌鬼より恐ろしい存在である。戦闘力の面ではなく人族、妖精族であれば妊娠させられる事。ほぼ生まれるのは強制的に豚鬼であり、妊娠期間は100日。一度に3匹以上を生ませられる。男女比は9:1で圧倒的男社会。雌の数が少ないために個体数が増えていないのが唯一の救い。寿命は短く30年ほど。豚鬼が人里近くまで来る理由の大半は母体探しである。人族の変異とも言われるだけあって才能は多岐にわたる。
見た目は豚顔のデブだがタフネスで力もある。
豚鬼王種
身長185前後の豚鬼であるが、知能も高く、その強さは並みの騎士が束になってもようやく倒せるレベル。稀に魔法の才能を持って誕生する個体もいる。
半豚鬼
異種族を母体にした際に稀に生まれてくる混血児で豚鬼社会では生まれながらにして奴隷扱い。
岩肌鬼
身長3メートルほどの岩のような肌の巨人族の親戚。戦闘狂が多く、強いものを求めて彷徨うっているものが多い。集落を形成する事もなく個体数は把握できていないが数は少ない。一流と呼ばれるにはこいつを倒せる程度にはならないといけないと冒険者ギルドでは言われている。
妖魔族
終末戦争の際に闇の神陣営についた妖精族をそう呼ぶ。妖精族と違い闇に側に付いた恩恵で何かしらの特徴がある。
赤肌鬼
神話世界の崩壊で妖精界に戻れなくなり物質界で超絶劣化していった妖精族。赤っぽい肌に醜い容姿。臆病だが残忍。身長110センチほど。魔族の中で最も繁殖力が高いが寿命も短い。番を見たら10匹はいると思え!と言われている。環境にも因るが最大で一年間で4回出産できる。一回に5匹以上は確実である。肉体が成人化するのに1年ほどである。寿命は15年程とされる。多種族との混血は無理。雑魚扱いされるが多くの冒険者が赤肌鬼に倒されている実態は伝わっていない。
田舎者赤肌鬼
突然変異とも一部のみ先祖還りとも言われる。身長150センチ前後の体躯のよい赤肌鬼。頭の程度は通常のモノと大差ない。赤肌鬼と違い体躯だけは元祖妖精族に近い。初心者冒険者には結構強敵。
上位赤肌鬼
先祖還りで何らかの能力を持つ。呪術師、聖職者、騎手、剣士などと呼ばれる固体である。体躯は個体差があるが、魔法使いは総じて小柄。知能は人並みにある。
赤肌鬼支配種
突然変異とも先祖返りとも言われる。寿命も倍近くあると言われるがそもそも老衰で死んだと言うケースが記録にない。160センチほどだが体躯も優れ、知能も人並みにある。地方語や共通語を駆使する個体もいる。魔法などの才能はないが近接戦闘能力は大国の標準的な騎士並みといわれる。そこそこ経験ある冒険者でも侮ると武力や知略で敗北するケースがある。
闇森霊族
黒髪、青目、黒い肌に長い耳が特徴。細身で美形。生まれながらに精霊使いとしての素養がある。魔法に対して高い耐性を持っている。人間社会で暗殺者組織を運営している氏族などもいる。体格の問題もあり楯戦士や重戦士はいない。氏族によっては魔術師がいる場合もある。
半闇森霊族作中では未登場
2種類のケースがある。
普通のケースは人族と闇森霊族の混血である。特徴も微妙に長い耳、髪と目は両親のどちらか、肌はやや黒っぽい褐色、体格は若干良くなるが、闇森霊族ほど俊敏性は落ちる。魔法に対する耐性も落ちる。
もう一つのケースは奇跡の産物とも言えてほぼ見る事はない。
憎しみあっている筈の闇森霊族と森霊族の混血である。特徴は長い耳、髪と目は両親のどちらか、肌はやや黒っぽい褐色、魔法に対する耐性も落ちる。