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「恐ろしい予感がするんだ。そもそも今日の朝、僕はこの家を訪れたのでなく、どこかからここへ帰ってきただけなんじゃないかって」


「でも顔を見れば分かる。僕たちは肉親なんかじゃない……だとしたら、僕は」


 僕はせきを切ったように話しているけど、これに対してで言えばシドウが動じる様子はまったくなかった。それよりも諦観というか、割った花瓶を見つけられた子供みたいな顔をしていて、それが僕の想像をよりいっそう裏付けた。

 もう話すことは苦痛でしかなかった。こうしている間に、僕はすでにいま口を開いたことを後悔している。


「もし君に、考えていることを伝える手段があるなら、教えてくれ。僕は君から聞きたい」

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