Cパート
「おりゃあああぁぁ」
水道局は広く、地下5階まである。
飛島と佐鯨が揃って地下を目指したのは、水源の管理が地下にあり、この地下から街などに流れていくわけだ。茂原がその近辺にいるのは
「分かってんのよおぉぉっ!!」
とはいえ、隠れる場所なんかいくらでもあり、弱いとはいえ、ジャネモンをばら撒かれている状況。
打撃の応戦のみでジャネモンを倒していく、ブレイブマイハート。そして、そのスピードも計り知れない。全速力で地下へと降りていく。正直、捜している感じではなかった。しかし、焦りがあった。
自分がやらねば、救えない。自分しかいない。
そんな時に、
ビイイィィッ
「もしもっ」
『佐鯨ぁぁぁっ!!さっさと敵倒せーー!!』
「き、き、北野川!?」
『げほっ、げほっ。デカイ声出したら、喉痛っ……』
北野川からの連絡だった。
『今から飛島の情報を聞きなさい』
「な、なんで北野川が……」
『空気読め!!いいっ!茂原は毒の蠍を壁や地面にばら撒いているの!そいつは動かない人間に反応して、足元から襲ってくる』
「!止まったら、攻撃されるわけか」
どうして飛島が連絡しないのか、分からない。
『だからって動き続けても埒があかない!私からじゃ分からないけど、茂原は水道局の一番奥に隠れてるって、飛島が言っていた!』
「そうなのか!?丁度、俺が向かおうとしてるところと、同じなのか!?」
『分からないけど、推理みたいなものよ!真実はなかったわ!』
飛島の推察には捕捉がある。
敵の攻撃が自動遠隔操作を持ち、転送する事もできる複雑な操作条件に毒も持たせているところから、制約のある能力である事を察知した。
北野川達にも襲っている毒と併用しつつ、蠍も使っている。相当細かく条件を組み込んでいる。
【茂原は自分の行動を封じて、能力の底上げを行なっている。広範囲に影響を与える能力を持っているのもその証拠の1つになる】
【その上で奴は逃げられず、隠れている。入り口から最奥の部屋、そこからさらに隠れている】
うおおおぉぉぉっ
【デカイ声は出すな。気付かれる。しかし、奴自身。逃げ場を封じている。奴と同じ部屋に入ったら暴れろ。好きなだけやれ、喧嘩の間合いなら茂原の逆転の機会はない】
ドゴオオォォッ
デカイ声を出すなと忠告されながら、鍵がかけられた分厚いドアを蹴破る音がデカイ。
【目指すのは終点の、水道局の動力室だ。主に地震や停電などで、機能が停止した際に使用される部屋だ、奴はそこにいる。隠れるのにも好都合だしな】
「よぉー、かくれんぼより面白い事をしない?」
熱の能力を使えば大炎上。ピュアシルバーの保護もされていない。素手のみであったが、十分に引きずり出せた。部屋にまで侵入できればもう、ブレイブマイハートの間合い。隠れている相手なら無抵抗だった。
ドゴオオォォッ
「っ……っ……なんで。こ、ここまで来れた……!?」
「お前と違って!あたしには仲間がいるから!!」
両手の拳の骨を鳴らし、もうすでに入っている戦闘モード。ブレイブマイハートがいつも以上に心が燃えながら、能力を使わないでいる。
「こんなところ、ぶっ壊すわけにいかないから。殴り殺す。正々堂々やれるか、茂原!!」
「できるわけがない」
ブレイブマイハートVSユニオン・ドラゴンニクス……やっぱり、長いから茂原で。
◇ ◇
「よーしっ!!」
病室にて、佐鯨が茂原を捉えたのを、通話中のままにしてもらった事で確信した北野川。
腹痛はそれなりに軽減されたが、怒りという腹の虫が治まらない。
代わりにぶちのめせって、邪悪な顔で佐鯨を応援する。
「へへへへっ、確かに。佐鯨が茂原のクソ野郎を捕えた。あいつが喧嘩で負けるわけない!それも陰キャの極みみたいな、根暗ショタみたいな奴が勝てるわけない。あー、陵辱拷問してあげたかったけど、佐鯨。やっちまいなさい。惨く、ボコボコにね!外に出られないくらい、ボッコボコに顔を殴りなさいぃぃっ!顔よ、顔!!」
病室で邪悪な言葉ばかり言っている北野川。その横で溜め息をついて、カルテを見ている古野。
「北野川ちゃんの頭の診断を忘れていたよ。しかし、どSでショタ好きなのは分かっている」
「なによー、古野ー。高みの見物~?」
「元気じゃないか、良かったよ」
飛島ちゃんの情報から、茂原の能力は強力だけど制限が多いようだ。佐鯨くんとの戦いで、みんなの体力を奪っている毒は弱くなっていくだろう。
しかし、気掛かりはこれだけ広範囲に散らばった毒。これがどう動いてくるか。
佐鯨くん、油断しちゃいけない。ダイドーという妖精は、サングによればかなりの使い手らしいからね。
妖人の素質には、"人間の希望"があると言われる。
この茂原には直接的な攻撃はないにしろ、才能の面では佐鯨くんに匹敵するかもしれない。
北野川ちゃん、分かってますか?そのこと。
「絶対にぶっ殺すのよ、佐鯨ーーー!!」
「病室で物騒な事を言わないでください、周りが萎縮します」
勝負に絶対はありません。
施設が保護されていないため、熱能力を動力付近で使うのはリスキー。対して、茂原はガンガン使うはず。
正義とは大変なモノを抱えているんですよ。
◇ ◇
「た、助からないよ!」
足掻きのような声を出した茂原。
怯えているが、怒りで知らない顔をしているブレイブマイハートに教えてやる。
「さっきな!僕は飛島を殺した!!僕の蠍の群れが奴の体に毒を注入したんだ!体の熱が上がり、幻覚を見て、くたばっただろう!ブルブル体が震えて、悪夢を見ながら死に行くのさ!!そして、それはお前もだ!!」
「……おい」
身体能力の差があまりに違い過ぎる。
「この僕に攻撃したという事を無間地獄で永久に後悔するがいい、ブレイブマイハート!!死すら恐れぬ、邪悪なる黒龍の使者!!ユニオン・ドラゴ……」
目にも映らぬ速度で、茂原はブレイブマイハートに蹴られる。
「長いし、意味わかんない。これ以上、怒らせるな」
天井に激突して落ちてくる。
ドゴオオオォォォッ
「聞こえた事はさぁ。……飛島を……飛島を殺しただと!?」
「いでええぇぇっ」
な、な、なんだ。こいつの蹴りはぁぁっ!?こ、この僕を蹴りやがった!クソ、なんて事だ!こんなはずじゃない!
「痛い痛い痛い!!」
そ、それにしてもなんて痛さだ!!こんな蹴り初めてだ!ダイドー!!早く、撒き散らかした毒を回収してくれぇぇ!!
「ふざけんな、このモヤシ野郎!!」
痛がる茂原に慈悲の感情などあるわけもなく、地面に向けて頭をカチ割るように投げ技を叩き込む。
周囲に気を遣った戦い方であるが、それだけでもブレイブマイハートが圧倒し
「ごほぉっ……」
茂原がノビてしまった。
「あっけないよ」
妖人化していた者同士であるが、肉体の強さに差があり過ぎた。気絶させた事で茂原の能力は解除されただろう。
「飛島はただ疲れて眠ってるだけ!どんだけあいつが、頑張ってると思ってんの!!」
そう言い放つが、飛島の負傷具合を知っているブレイブマイハート。意識を失っているだけの茂原より、今も重傷の飛島を捜しにいきたい。
「死なないよ!仲間じゃない奴が勝手に決めるな!」
能力が解除されれば、因心界の面々が来てくれる。あたしがやるべき事はこの茂原を地上に運んで、因心界に連絡し、待つこと。
ズズズズズズズズ
「ん?」
茂原の体の周りに集まってくるのは、蠍。
「痛い痛い。でも、僕はもっと痛かったんだ」
「起き上がれるだけ、少しほめてあげる」
「僕はね、此処野さんにぶっ刺されたんだ。あの時の痛み、槍に突き刺された時と比べれば、お前の蹴り。ちょっと痛かった程度」
「……あいつに刺されて、生きてた事があるのか」
「その時に凄い人だって思って。あんな人に成りたいんだ。人を紙くずのように殺す人」
「あいにくだけど、此処野は人間じゃない。ゴミだ。ゴミを尊敬するなんて、粗大ゴミか?」
ゴポポポポポ
茂原の体が紫色に染まっていく。ようやく、散らしていた毒を回収し終えたらしい。そして、あれだけ弱かった茂原に強さが増してきているのを、ブレイブマイハートは感じ取った。不敵な笑みを見せ
「他人が、僕の尊敬する人を貶すな」
反撃の準備は整った。ただ毒を撒き散らしていただけと思うか?残念!微量であるが、毒を浴びた者達から力を吸収していた。その数は万を軽く超えている。体内に集められたとしたら、計り知れないパワーだろう。
いかにブレイブマイハートでも、……
「他人傷つける事で自分が認められると思ってるのか?」
ドゴオオォォッ
「べぼば!」
そんなことはなかった。
明らかに身体能力の強化は感じられたが、あまりにも茂原本体の肉体が弱すぎるせいで起こる、勘違いであった。ブレイブマイハートの身体能力を超える事なんてあり得ない。
右ストレート一閃。
「これはあたしの怒り!!」
左アッパーで顎をはね上げる!!
「これは佐鯨貫太郎の分!!」
続けざまに左フックをかます!!
「これは飛島の分!!」
振り下ろしの右!!
「そんで北野川の分!!」
もういっちょ、打ち下ろしの右!!
「これはもう一発!!2人分いるから!!」
意識が数瞬飛んだところに
「あとは周りに迷惑かけた分!!」
左右のラッシュを叩きこんで、KO!!
血を吐き出し、ぶっ飛ばされている状況に錯乱する始末。
「ごはああぁぁっ」
痛い、痛いっ!な、なんてパンチを打ってくるんだ!
血、血、血が出てるじゃないかぁぁっ!
こ、こんなの"初めて"の事だぞ!
「ダ、ダイドー!」
『これが最大出力だ!』
「ふ、ふざけんなぁっ!契約しただろ!制約してるはずだ!打撃でぶっ飛ばされる事はないはずだ!」
『そ、それでもこれなんだよ!』
自分の妖精にこのような失態を当たるも、ダイドーは正直に答えた。さらに正直に、ブレイブマイハートが言った。
「お前が、弱いんだよ」
貶すつもりはなく、正直に事実を伝えた。
「足から先までブルってないで。命の獲り合い、江藤の方が肝が据わっていたよ」
現実逃避の表情。悲観過ぎる茂原に、ブレイブマイハートは相手をしっかりと敵として認識する拳を叩きこんでいく。一切の小細工なんかさせない力技で対応する。
「戦いも痛いも、苦しみも」
連打、連打、連打の攻撃で
「こーいうものよ!」
茂原の体に叩き込む!!
「べぼばぼべぇぇっ!!」
顔面が腫れ上がり、上半身にある骨の大半は折られるという悲惨過ぎる状態になる。並みの人間だったら死んでいるが、おそらく回復量を増させているおかげで、一命は取り留めている……が。
逆転はない。勝てる見込みも、逃げる見込みもない。
「ひううぅぅっ」
『負けだよ、茂原』
体を回復させることにしか頭がいっていない。
そんな戦い方をしている茂原に対し、ブレイブマイハートは少し疑問を投げかけた。強くはないし。
「お前、ホントに痛みを知っているのか?此処野に刺されて生きていられるなら、手加減した打撃ぐらい堪えられるだろ」
「こ、こんなに痛いのを、お前が分かるのかーーー!」
「あたしはあたしに殴られた事ないから分からない」
微妙に回復が早いせいで連行も面倒だった。気絶させれる芸当より、ダメージを与えまくって動けなくさせる方を得意としている。
「回復できなくなるまで殴り続けるしかないか」
「その前に、…………この馬鹿に教えてやるべきだよ……」
「あ」
そして、潜入しつつも遅れてしまった者がブレイブマイハートの前に現れる。
それも信じられない姿でやってきた事に、茂原は驚愕した。2,3度も。
「な、な、な、なんで生きているんだ、テメェーーーー!?」
「ピュアシルバー。生きていられたのか」
「ぼ、僕の蠍がお前の体温を奪った!その感覚はあった!!自動操縦でも分かるんだ!!」
「……ここまで馬鹿とは……妄想で済ませた戦闘経験のようだな」
死んだと思っていたピュアシルバーが生きていた。しかし、その姿は見慣れぬ茂原にとっては、肉体のダメージを抜きしても腰が抜けるレベルであった。
どうして、ピュアシルバーが茂原の蠍を回避できたか。逆に脅かしてやろうと思ったのに、こうも腰抜けだった事に馬鹿らしくなってしまった、ピュアシルバー。
「お前の攻撃が足元にしか行かないことと、攻撃したら同じ箇所しか狙わない事が分かったから」
ボテッ
「ラクロに左足首から先を。噛み千切ってもらった。お前が殺したと勘違いしたのは、切り離した左足首だ」
「は、は、は、はぁ~~~~~!?な、な、なんでそんな事ができんだ!?」
そして、回復していく茂原とは対照的にピュアシルバーの体は保護される程度で収められている。
左足首を噛み千切られた痕と、
「殴られたぐらいで情けない奴だ……」
「み、右胸に穴が空いてるぅ~~~!!?」
どうしてこの傷で動けるのかが、さっぱり分かっていない。いや、分かる必要はない。
「大丈夫?」
「再度、止血してから来たから、遅れてしまった」
『無茶過ぎる戦い方だよな』
「私らしく戦った。そして、ブレイブマイハートも同様にだ」
ボロボロな姿のピュアシルバーに詰め寄られ、後ずさる茂原。尻餅をついた状態で逃げている姿に、戦う姿勢はない。
「ひ、ひいいぃぃっ」
「怪我人にビビるな……今の私でも、お前に勝てそうだがな」
「なーなー、ピュアシルバー。こいつ、どう思う?つーか、どうする?」
「ラクロ」
『おう!』
ラクロが茂原の周囲を回って、ピュアシルバーと繋がれているリードで茂原を拘束する。
彼をひきずるように連行する。
「しかし、雑な拘束だな。足でいいのか?」
「千切れんさ。とりあえず、歩きながら行こう」
「肩を貸してやる。あたしの方が背が低いけど」
「……悪いな」
「いでででで、こ、こんな連行をするなーー!」
妖人化を解除しないせいか、蒼山のようなしぶとさがある茂原だった。
重ねたせいか。茂原の声が傷に染みるからか。
「口と喉を器用に焼ける?」
「ちょっと熱くして触れればいけるかな。最悪、死ぬかも」
「な、な、何怖いことを言ってるんだ!?」
「テメェがうるさいから!!」
「こんな場所にいるせいで、連行も容易いもんじゃない」
ブレイブマイハートの熱した左手が茂原の喉を掴んだ。
その熱さに目玉が飛び出しそうな、えげつない痛みに叫びが連動する。
「ぎょぎょぎょょょ!!?…………ッ……」
「こんなもん?あ、火傷で死ぬかもよ?」
「そこは運を信じろ。今は代わりに苦しんでおけ」
意識が吹っ飛ばないよう、丁重な手加減をしたブレイブマイハート。
ピュウウゥゥッ
「っと……まったく!一件落着だぜ!あー、こっちの方がいいわー。肩凝るんだよ」
「胸あるもんな、北野川より」
「うるせぇよ」
妖人化を解いて佐鯨貫太郎に戻る。
「しかし、茂原はどーなってんだ?めっちゃ弱かったじゃねぇか。言ってる事もアベコベなところがあったがよ」
「………おそらく、茂原は"PTSD"だろう。それに強い被害妄想も絡んでの精神状態」
「PTSD?なんだそりゃ」
「"心的外傷後ストレス障害"。事件や災害などで強烈な心的外傷を受けて、トラウマ……佐鯨には心の病気と言った方が分かりやすいか。当時の体験を思い出し、不安になったり、緊張したりする。茂原の場合、無自覚な自信。勘違いと言ったところか。奇跡の生還を果たした事で自信になったんだろう」
彼をひきずっていくことで、服が乱れ、体の出来方が見えた。
男性の骨格をしているが、とてもひ弱い体だ。とてもあの此処野の攻撃を防げる体には見えないし、
「縫った痕もなさそうだ。……そーいや、あいつ。刺されたと言っていたが、どこを刺されたかなんて言ってなかったな」
「此処野は常に急所を狙う。あんな奴が避けられるわけがない。おそらく、誰かの返り血を浴びて、気絶したんだろう。それを自分が刺されて生還したと勘違いしたんだ。いい迷惑だ」
「色々あんだな」
飛島と佐鯨がそんな予想のようで、現実を言っていても。
茂原は自分の妄想を真実として、現実から背けている。もう何を言ってもムダだろう。
「……………っ……ぁ」
僕は、此処野さんのように成りたいんだ……。ムカつく奴等を、殺す。カッコイイ人に。
でも、痛いよぉ、凄く痛いよぉっ、殴られるの痛いよぉ、血を流すの怖いよぉっ、熱いよぉっ……。
どうして、あんな人ができるんだよ……。
僕にはできないのかなぁ……。そんなカッコイイ人に……。
無理なんだよ、僕には……。痛いのも辛いのを、見る事も知る事もダメなんだ。
「あっ…………」
隠れて奴等を哂いたい、いつか後悔しろと……。念じていた……。
いつも笑っている事ができなくなるようにと……。卑怯な毒を考えた……。
そんな事なんかしないんだよ、此処野さんは。あの人はなんだろうが、誰だろうが、殺すんだ。
勝てないとか弱いとか、そんなの関係なく、あの人は戦いに飢え尽くしている。なんて人なんだ。
僕の嫌いな奴等を殺してくれた、あの人みたいに……
僕は卑怯者なんだ。だから、次の人生は、……
あの人のように。嫌いな奴を自由に殺せる人になりたい。
いや、あーいう人間に生まれたいんだ。
僕じゃできないけど
次回予告:
野花:1つお詫びから入ります。
粉雪:作者は基本、我が強いので、投稿サイトでの違反行為を度々起こしております。作者の違反行為というのは、作品が規約から外れた表現、設定などをしています。
野花:修正ができるものはしますが、できないものに関しては削除をしております。
粉雪:次回から、そーいうお話が出てきて、修正を始めているのですが。やはり、プロット上そうなっている場合は……どうにもならないというのがあります。
野花:限りなく抑えますが。じゃあ、私の妖人化の口上を変えてください。この段階で削除されたら、私と蒼山がヤバイって事じゃない。
粉雪:第一部はわりかし緩いんだけど、第二部は過激で極悪な連中が出てくるの確定なのよねぇ。しかも、変更できない。18禁要素は消す予定ですが、それでも過激になるかと……。
野花:ちなみに次回にもその明確な規約違反があって、それは”利用規約第14条1項”です。言い方悪いですが、事前に試して良かったと思います。ラインが分かってないので。ここは表現の修正をかけるので、若干繫がりが怪しくなりますが、よろしくお願いします。
粉雪:あとエロ水着って大丈夫なの?あんた、際どい水着を人に着用させるんだよね。
野花:……まぁ、モデルって形ならいいんじゃない?エロ行為については、次回はない!
粉雪:ふわ~~っとしてる!そんなんだから、警告対応とか言われるんだよなぁ。
野花:水着場面は消してもいいんだけど、歌う話と集合写真がないと回収できないフラグがあるので。ここは通らないと行けない道です。
粉雪:次回、『お祭りなのです。因心界、まったりタイム』
野花:あ、耳栓を忘れずに!絶対ですよ!




