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MAGICA NEAT  作者: 孤独
第47話『五つ巴②、ルルVSイチマンコ』
174/267

Cパート


「ルル。お前にあの女を任せてやる」

「!」

「あの仏像面のジャネモン2体は、俺に任せろ」

「分かりました!感謝します!」


銃撃されるまでに、録路とルルは短くて確かな連携をとった。


「 『このナックルカシーに食えねぇもんはねぇ!』」

「『れとだいだいきらめけ、ハートンサイクル!』」



互いに妖人化した時にはもう、銃弾はやってきていたが……。

四方八方の銃撃でやられてしまうような、並の妖人ではない。肉体的な強さや鉄の装甲といった硬さ。確かに人間相手なら銃撃・乱射は脅威であるが、この2人にとっては



バギイイィィッッ



「~~っ、思ったより数が多いですっ。結構当たった……」


ハートンサイクルのミサイルの具現化。それを盾に利用すれば、弾丸を弾き飛ばす。



パクゥッ



「威力は最低限ってところだがな」



ナックルカシーは出血するも、お菓子を喰えば即座に再生。乱射の中でほぼほぼ無傷の2名に



「へーっ!どこまで持つかしらね!!」



イチマンコも決して焦りや恐れを出さない。長期戦こそ予感したが、下がりもせずに……また。操る人間達による集団戦。銃とそれを扱うスキルを持たせた上で



「世の中、全てお金よ!!私はお金で全てを叶える!!」

「あ、お前が表原に滅法強い理由がよく分かる……」

「……あたし、お金持ち生まれでしたけど。結構、過去が辛かったんですけどね……」


イチマンコの嬉々として叫ぶ言葉を聞いて。ナックルカシーとハートンサイクルは、人それぞれだよなっていう第三者の立場で考えたような発言。興味ないというか、



「暇じゃあねぇんだよ」

「金の使い方が荒すぎるのは、どうかと思います!」


金の有り難さを理解した上で、その扱い方を非難する堅実ぶり。イチマンコにはまだ分からないが、この録路とルルの組み合わせというのは彼女にとって、……とんでもなく、相性が悪い。

まず、録路だ。喰ってれば何でもいい人間にとって、お金とは引換券程度にしか思っていない。金への興味なんざなくても不思議ではない。おまけに身体能力の強化に回復、ゴリゴリの接近戦タイプ。

その次にルルだ。彼女の生い立ちからいって、お金に左右されるよりも家族・血縁関係などの意識が強い。少し程度の金でも目が眩んで抱えきれない大金だろうと、動くことはない。……因心界で稼いだ金とか、ほとんど貯金してそうだし。


……二人のお金の考えは違えど、イチマンコの金の思想には相容れないだろう。

それ故、直接的な攻撃を強いられる。決して弱いわけではないが、そっちの方になると、録路とルルの得意分野になる。



ブオオオォォンッ



「先陣は譲りますよ、ナックルカシー」



ハートンサイクルは次の銃撃前に空中へと舞った。それに照準を合わせるものもいたであろうが、空中での高速移動、そして銃弾を弾き返す実力。


「さらに課金をしない?あんた達!」


兵器1つ購入(アイテムビジネス)


イチマンコが課金する兵器は、より達成感を得たい気持ちに、本人が保有している所持金から引かれる形で強い武器を生み出していく。……しかし、その強い武器は、イチマンコが把握していかなければいけないリスクがある。

戦う相手をオンライン課金ゲームのように見立てるような、相手となるナックルカシーとハートンサイクルからしたら、腹が立つ感じであるが。



「空を飛んでる小娘は、チャッチャッと撃ち落としなさい!ゲームとか好きでしょ!!課金すれば、もっと強力な兵器やスキルを与えるわ!!」



操作されている人間達にミッションが課されると、それを達成したいがあまりに課金をしてしまう。本来、どのような兵器やスキルを得られるかがランダムな事もあって(イチマンコ自身も分からない)、中毒性のあるものに仕上がる。

ナックルカシーではなく、ハートンサイクルから始末を狙ったのは、動きからして逃亡させないというのもあった。

表原との相性から言って、イチマンコの能力は自分が理解しているほど優れていく傾向にある。インフレしていくシステムを握っている、マザー。管理者。オーナー。言葉、快楽を作って、人々に課金を要求させて強くさせる。

金は使ってなんぼ、金で全てを得てなんぼ。




ドシンッ



「始めんぞ」



重たくて素早い踏み込み。地面を沈ませるほど詰め寄り、ナックルカシーはイチマンコを自分の接近の間合いに入れた。右腕はすでに振りかぶり、全力で彼女の顔面を捉えようとするだろう。その殺意を出したところで、イチマンコにはナックルカシーへの意識はない。なぜなら、彼女もすでに両隣の傑物となる2体のジャネモンをナックルカシーにぶつける命令を出しているからだ。

それは互いに思っていたところに



「!?」



ナックルカシーがどっちかを覚悟にしていたが。それはどちらもなく、本来の通りに攻撃を通したのは確かだった。



ドゴオオォォッ



「げはあぁぁっ!?」



あまりに不意。ナックルカシーの拳はイチマンコの顔面にヒットし、彼女の体は一気に後方へはじけ飛び、偶然にもあった大樹に体をぶつけて止まった。


「!???なっ」


殴られたダメージと鼻血、顔の傷。それに怒りよりも、混乱が上回っている。

イチマンコは右手についた血を見て、しばしのフリーズをしていた。そして、彼女の金の力で支配されていた人間達の指揮系統も一瞬で乱れた。回線がブツブツと途切れて、我に返り始めていく。イチマンコの精神状態がもろに、支配系統に影響を与えていた。それは



「ど、どーいうこと?」



空中を飛んでやり過ごそうとしたハートンサイクルだって、この出来事にフリーズ。あまりに不意。ジャネモン達の動きが明らかにオカシイ。その思考をすぐに止めて、今の行動を大切にしたのはナックルカシーの一撃だった。



バギイイィィッ



彼はまず。本来、イチマンコの左側にいた、えびす面の禿げたジャネモンに攻撃を仕掛けてみた。



「どーいうつもりだ?」

「!」


挨拶代わりの一撃はジャネモンの体を軽く浮かせるものであり、その攻撃でナックルカシーに対して、2体のジャネモンは後ずさる。言葉を発しないが、反応や意識は感じ取れる。

そして、



「な、なにをしてるの!?あんた達!」


イチマンコはまだ混乱しているが、ようやく動いた。乱れてはいたが、


「そのデブを殺せぇぇっ」


動かないジャネモン達に対しての戦況を意識してのこと。その言葉に2名のジャネモンは、反旗を翻すような事でもなく、自分の意志を持っての



ダダッ



逃亡を選んだのだ!!


「に、逃げんな!!」


その刹那はとても重要なこと。イチマンコの叫びは、自分にとって理解し難く屈辱を孕んだものであった。

わずか5秒後。大爆発と共に、イチマンコの思想をグチャグチャにされる、さらなる屈辱を受ける事になる。


「……………」


ナックルカシーはイチマンコの叫びから、なんらかの異変を感じ取っていた。

逃げた2体のジャネモンの脅威度は、見ただけで感じ取った。そいつ等が意志を持って逃げる事と、感じた異変を見るに



「面白ぇ」


追いかけに行った。

ただ逃亡するだけなら、2体ともバラバラの方向に走ればいいのに、同じ方向に走って行きやがった。これには裏があるとみて、全力で追いかけずにその先を見据えた。

ナックルカシーは相手を追いかけつつスマホで、屋敷で負傷のため待機中の黛に連絡を入れた。



「おい!黛!茂原の気はしっかりしてるか!?」

『あぁぁん?なんで、こっちに電話すんの!というか、あの大爆発は何!?』

「気にすんな!とにかく、俺は茂原の連絡先に入れてねぇ!近くにいんだろ!?」



ひでぇ!!

録路からすれば、茂原は黛よりも付き合い長いんだけど!!



「あいつのサソリを貸せ!敵を深追いする!!」



山中を駆け下りながらの事だ。ナックルカシーの追跡は分かっているのに、妨害をしに来ない。逃げてるのは半分で、もう半分の何かを予感し。



『そんなの位置情報でっ』

「そーじゃねぇ。大きな獲物を狩るからよ」


ナックルカシーが山を降りつつ、うっすらと見えてきたのは海だった。


「俺が死ぬかどうかが、分かる必要がある。キッスやお前を呼んでる暇はねぇ」


茂原の能力はいびつであるが、敵が死んでいるかどうかの判断がつく。(まぁ、飛島戦で誤認したけど)。先ほどした大爆発からして、イチマンコの方は勝負がついた事を察した。



「茂原を海のある方向にお前がぶっ飛ばせ!奴の着地は俺がフォローする!」

『分かったわよ!あー!茂原をぶっ飛ばすから!』



電話を切る直前に茂原のうめき声やら悲鳴っぽいのが聞こえたのだが、……まぁいいやって感じでナックルカシーはスルーした。

追跡を続けつつ、海の様子も伺った。山の中からではどーいう海岸・砂浜?なのかは分からなかったが、2体のジャネモンが海に向かっているのは明らかであり、高速船などがあるとすれば追跡が困難になる。

ナックルカシーが即座に戦闘を開始するタイミングとしては、海の状況にもよるが奴等が海に出た直前がベスト。もっといいのは、奴等が逃げ切ったと思える状況での戦闘。



ダダダダダダ



「まだ追ってくる……」

「構わない……指令に従う」


2体の内、どちらかがナックルカシーの足止めを図る選択もある中、揃っての逃亡を続ける。

ナックルカシーが仕掛けてこない意図にも気付いていてだ。




◇          ◇




ゴオオォォォッ




イチマンコが受けた大爆発。その余波が熱波となり、風に乗った。

体感の気温は上がるも、ここからでは何が起こっているのかが分からない。



「……良いのか?お前の妹がやられたんじゃないのか?」

「長くは話せないようですね」


気にならないわけがない。キッスが言うように、思ったより長くは話せない。

あちらの注意も必要であるが、


「……粉雪は来ていないのか?」

「私よりも多忙な方だ。心配をするな。私と違って、悪だくみなど思っていない」

「そーいう心配はしていないんだけど」


キッスが接触できたのは南空だった。涙一族の里の警戒網のギリギリのところで、この戦況を観戦していたらしくキッスに発見されたわけだが。


「此処野をここに入れたのは、あなたですか?」

そそのかした」

「あなたは私達を嫌っていたはず。それでもなぜ、涙一族の関係者を匿っていたのか?」

「そうだったのか?知らなかったな」

「あなたも”妖精の国”の秘密主義に不信感を持っているようですが、私から見てもあなたの存在には不明なところが多い」

「偶然もあろう」


南空の偶然ってのは、自分が関わっていないという意味が多く含まれている。


「そういえば」


キッスはここに粉雪がいないって言うなら、それを前置きにした上で


「南空さんとこうして2人で話すのは久しいですね。中々、楽しかった」

「……あの時以来か。あー、そんな事も言ったな」

「私は、”組織のトップ”としては失格です。いっそ、粉雪の苛烈さが羨ましくもある」


自由にやらせてもらうという側面が強く。荒くれ者や捻くれ者、変わり者という連中を多く抱えている組織になっており、それは南空の思想からすれば失格と言えるくらいの組織の構造。

時間もないから、かなりかいつまんで


「南空さんは、人生を悔いる人が嫌いなんですか?」


今ではその真意が偽物であったが。

妖精の力の源は、弱者を救うためにバランスを均一にする行い。

問題のある人間ほど、妖精が与えられる純粋な力・周囲への影響は高まる。そんなシステムは



「1つで答える」



人間達を平等にするが故に発生する不平等が、より多くの人間を苦しませる。

妖精がそれを考えずに蔓延はびこるというのはいずれ、人間達が生物的には生存しても違ってしまう人間モノに変わる。

才能という定義も崩れ、努力という定義も崩しかねない。

妖精という存在に関しては、



「人間に妖精は不要だ。お前のような頼れる奴もいるが、どうしようもない連中を沢山見て来たのも事実だ」

「……南空さんが妖精嫌いなのも知ってますよ」


分かっていたが、その理由について再確認ができた。

真相は教えてくれないだろうが、



「それじゃあ、帰って頂きたい。ルルが心配で心配で、今すぐ向かいたい」



キッスは、南空の変わらない決意に、自分達に似た歪みを感じた。

ルルへの心配もあり、すぐに走って向かおうとした時。



「妹が無事だった後は、海に向かえ」

「?」

「やり方は奴等に任せた。だが、おそらく現地に来ているだろう」


南空が此処野を唆したのは確かではあるが、あっちについては交渉をした上で引き込んだ。



「金習がいるはずだ。”一人”、直接会ってみろ」



南空なりに、キッスへの謝罪を込めた情報だった。

もっとも、南空からすれば金習とキッスが共倒れしてくれば……という邪悪な考えもあっての事だが。




◇           ◇




キッスと南空が別れて、10数分後。それでもまだ、ナックルカシーはジャネモンを追跡中。

下る山道も終わり始め、平坦に近い道を駆け下りていく辺り。海の近さを予感。



「砂浜……か」



防波堤だとすれば、戦闘のし辛さはあったが。砂浜があるというのなら戦闘のしやすさはある。だが、ナックルカシーから逃げる2体のジャネモンが、ここから素直に戦ってくれるかというと……。逃げ足の早さから見るに、NO。完全に逃げ切ろうという考え。



「このまま海に行く気か?」


船の調達時間は与えるわけがない。それでも海へと走っていく辺り、何かの対策があると見た。

それは見てすぐに分かることだが



ポチャッ



2体のジャネモンは人型タイプであるが、1体は怒り体から表現しているような仏像のジャネモン。もう1体は頭が禿げたえびす面の仏像のジャネモン。動きが鈍そうに見える2体だが、ナックルカシーが追跡するに留めるくらいの速度で移動している。

その内の、えびす面のジャネモンが海へと先陣を切ったとき。踏めない海面を凝固に近い状態にして、海面を足場にしてみせた。



バチャバチャバチャ



海面の飛沫からすると、変化させた部分には重さも十分にある。彼が前を走り、続くように怒りの仏像のジャネモンも走って海面を移動する。



「!!」



地上から海面になっただけで逃げれる方向が絞られる。ナックルカシーがこの瞬間を逃さず、一気に追跡のギアを上げて、怒りの仏像の方から始末しにかかろうと飛び掛かってきた。



バギイイィィッ



ナックルカシーの蹴りの一発で怒りの仏像のジャネモンが横へ飛ぶ。だが、その横は浅瀬とはいえ、海。海水に浸かるように沈んでしまう。海に逃げられたら追いきれないのは確かだが、逃げ切れないのも同じ。


「『卯砂実うさみ』」


まだ浅瀬であるため、ナックルカシーが生み出すホイップクリームが海面について、しっかりとした足場となる。無論、長時間の足場ではない。短く思考した上で、逃げる事から反転し、ナックルカシーに襲い掛かったえびす面のジャネモン。

いちお、こいつ等には仲間意識があるのかと察したが、手加減する気などなく。ナックルカシーは海面でもジャネモンの腹部をねじ曲げるほどのキックで、沖の方へとぶっ飛ばす。



「!っ」

「テメェ等はもう隠れらんねぇし、無事に漂着できると思うなよ」



怒れる仏像のジャネモンは海面に立ち上がり、えびす面のジャネモンは足がつかないため、浮かぶ形でナックルカシーを見る。2人掛かりなら……という思いは、意外にもなかったのか。



「ふーーーーっ。イラつくぜぇぇ~~~」


発言からナックルカシーを惹きつける。


「ブチギレ案件だ。こりゃあ」


怒れる仏像のジャネモンの方は戦う気になったようだ。まだ彼は、浅瀬にいて、足がついている。もう一度、森に逃げることもできる判断もあるというのに、ナックルカシーとやる気満々に



「落ち着け!!貴様っ!」

「!!」

「悪い癖だぞ」


浮かんでいる情けない姿から一喝する姿勢。えびす面のジャネモンは、その愚行を止めたわけだが



ズボボボボボ



「!?」

「貴様のようなデブから逃れる手段なら、他にもある」



一度見た能力を勘違いする事もある。海面を泥のように、辛うじて足場にできるものもあれば。海底その物を沼のようにして、全てを引き込ませる事もできる。

ナックルカシーの足場となっているホイップクリームも、グイグイと海底に飲まれていく。


「なんだ?」


海の上というのが仇になり、ナックルカシーの視界の下から来た攻撃。泥でできた両手が海底から生えてきて、ナックルカシーの体を一気に引き込んだ。


「うおぉっ!?」


気付くのが遅すぎたが、海底が不気味にも全てを取り込むかのような性質を出し、ナックルカシーも飲まれようとしていた。その足止めが利いたと見るや、怒りの仏像ジャネモンは海へと走って行き、えびす面のジャネモンの力を借りて、海面を走って行く。


「捕まれ」

「うむ、引き上げよ」


泥のような海面を走りながら、海に浮かぶえびす面のジャネモンを引き上げる。これでなんとか、再度の逃亡が可能となった。


「やろぉっ」


えびす面のジャネモンが海面から引き上げられると同時に、ナックルカシーを海底に引っ張ろうとする力も途切れ、脱出に成功。

今の引き込みから


「周辺を沼や泥にできる能力か。もう1人は、単純なパワーで戦うタイプだな?」


えびす面は、搦め手向きの厄介な奴だと判断。海を走って逃げるのは、追う手段がないのなら難しいのだが。今のナックルカシーも、後ろに控えているだろうルルにも追撃可能な戦場。隠れるや逃げるといった事が困難。引き上げられる事を望んだ辺り、海に落ちたら立て直しは困難。


「!」


すぐさま、追いかけようとするナックルカシーであったが、空を見上げると



「うわーーーーーーっ、黛の馬鹿野郎ーーー!!僕を殴りまくって吹っ飛ばすんじゃなーーーい!!僕、こんな役ばっかかよ!!」


黛の。エレメントアーチによる、”風の印”を沢山重ねられ、空をぶっ飛んでいる茂原の姿がそこにあった。


「何やってんだ、あいつ」


いや、彼が空を飛んでる原因は、あんたにあるんですけど?


「だが、丁度いい。ナイスだ、黛」


茂原の落下地点は丁度、海だ。しかも、ジャネモン達を追いかける途中で拾える。

この海の先を向かうところに、奴等を手引きする連中がいる。


おまけ:


古野月継:俺のこのモデルってよ

エフエー:なんだ?

古野月継:あれだろ。第三世代の伝説の2体だろ。雨と日照りって。よくよく思えば、エフエーの龍もそこからか?

エフエー:作者がよくやってるゲームだからな。最近、色違いが立て続けに出て興奮したそうだ。

古野月継:いつまでもよく同じゲームやってんなぁ~

エフエー:作品を作ってる時は、同じことの繰り返しだからな。その辺に拘りが強いの。

挿絵(By みてみん)



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