表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
MAGICA NEAT  作者: 孤独
第46話『五つ巴①、ムノウヤ+トラストVSエフエー』
166/267

Aパート


「私は生きちゃいけない……かな」


ブツブツと、自分の不幸な境遇ばかりを頭の中で残っては、ぼやいていく表原巫女の姿。それは精神の異常を誰にでも把握できること。世の中の多くが平凡以上に過ごしている中、不幸な生い立ちでいる自分。

足のない自分が転がっていれば、誰にも立たせてくれないだろう社会。

世の中みんなそんな……



ギュゥッ



「別にいいか?」


そんな生きる気力を失いかけた妻を起こして、車椅子に座らせてあげたのは


「俺は、巫女が好きだ」


照れが隠せてない。その表情で、もう一度、思い出させるように言った。それも前置きも含めて再現。

ぽんぽんって頬を触っては抓って、俺の事を聞けって感じに


「だから、死ぬ時は一緒でもいいだろ……」

「……………」

「……おーい、巫女ーー!」

「……は、徹さん」


夫に触れられて、戻ってくる記憶の数々。

こうして大人になるまで生きているんだ。嫌な記憶も沢山にあるが、平穏で好きな時間もそれだけあった事が思い出せる。


「い、今のその」

「言うな言うな!お前が呆けてるから!つまんなそうな顔してるから!そーいうことを言っただけ!言っただけ!それで一緒に過ごしたろ!……麻縫だって」


記憶を戻すために、とても恥ずかしい事を思い出させてしまった両者。

娘はいないよなって、ちょっと周囲を警戒した巫女と徹であったが。巫女は人差し指を合わせながら


「そ、その……もう。もう1回。し、しませんか……麻縫も、頼りになってますし」

「…………それはお前の負担が増えるんじゃないか。歳とか……」


失ったままでいて欲しい記憶もあれば、戻ったら戻ったで例えようもない羞恥になる記憶もある。

けど、生きていくというのは、不完全な場所を歩いていくようなもの。足がなかろうと、手がなかろうと、生きていれば変わりなく。お互いに好きな人ができたという思い出を与えた出来事に、嬉しさを感じている巫女と徹であった。



◇            ◇



100m近い高さから身を投げ出した。

それは即死を思った。

だが、思いの外。生きているという実感を知れる苦痛は、酷く、長く、この身が助かりたいと足掻いていく。

後ろから斧を振り下ろした時と違い、抗っていたのは……。

まだ、自分にできる何かがあると、奮い立てる目的があるのだろうか。この世に、とても酷い人が、まだ生きていかなきゃいけないのは、生きて残る者達の記憶、記録から、消えてはならないためか。

死ぬとは、心臓が止まる事じゃない。

死ぬとは、誰にも覚えてもらえぬこと。

生きていたのは、きっとそう。



「田熊勇雄さん。あなたにメッセージです」



ボヤボヤとする白と、流血の赤ばかり残る視界の先で。そこに立っている女性に、憶えなどないが。



「まだ死んで欲しくない。あなたが生きて、伝えられるべき人がいる」



叱咤とは違う。どう生きて欲しいとか、ライフサポートを願い出たわけじゃないが。

こんな罪であろうと、



「それが、あなたの息子と同じ、人からのメッセージ。それじゃあ」



立ち去っていくと同時に、自分の生きているという自覚をもたらすキツイ刺激は、感じ取れなくなった。鼓動も呼吸も、空気の流れも、分からなくなった。

死んだのか。と思ったけれど、……こんな幸せな道が死に繋がるわけないと、どこかの自分にいる。

険しい道を歩く、生を




……………




「っ…………」

「目覚めましたか、田熊さん」



全ての意識を取り戻した時、とある病室にいた。そして、隣にいたのは……。自分にメッセージを残した女性ではない別の人。見たことはないが、どこか普通の子であるが……。


「良かったぁ。本当に……」


何をそこまで知らぬおじさんに喜ぶ?


自分の状況からどれだけの時間が流れているかは、分からぬが


「……君は一体」

「あなたの気持ちを、とてもよく、分かったから、助けたかったんです」

「?」

「だって、私は……」



そうして、彼女は自分の名前とその理由を田熊に告げた。

その名前に出会いこそはなかったが、


「あなたの気持ちが分かる人はたくさんいます。だから、その…………罪を受けて、これからを生きて欲しい。きっとあなたが生きていれば」

「…………もし、……そうか。君がいなかったら」



彼女の素性は、田熊が息子を殺害する事件のきっかけとなる事件。あの通り魔事件の被害者である、女子高生であった。重体だった体も、古野達の治療によって回復に向かっていた。

田熊がここに搬送された時。足りない輸血の提供や、損傷が激しいの臓器の入れ替えなど。


もはや、自らの体を譲るかのように、田熊を生かして欲しいと自分を助けた古野に懇願した。

とはいえ、そこまでの事をせずとも、古野は田熊を助ける事ができた。応急処置が迅速だったのが一番の救い。



「どうかあなたのような事件が起きないよう。結末まで生きて欲しい」


犯罪者。子供殺し。そう呼ばれても良い蛮行であろうと、情状酌量の余地は十分にあり、その判決が出るまでのこと。

田熊と似た者達が思う。最後の思いであった。



「……ああ、分かった。……そうだな。息子達のためにも」


お互いに死んだ身。

きっと、世界の人達は考えてくれる。世界の人達は動いてくれる。

このような凶行に、光を照らすような社会を作るため。人々はそーして、法を作り、規制ルールを設ける。



今の私には、それを見届ける義務があるはずだ。



◇          ◇



「テメェ等よ~~」


病室で領収書を北野川達に見せながら、値段ではなく、その商品の数々を見せつける録路がいた。

非常に怒りを込めた声で


「俺の2日分のお菓子を食いやがってえええぇっ!!」

「それがあんたの2日分なんか?クソ長いレシート見せるな」

「凄い額ってより、凄い数のお菓子を買ってるのね。あんたが」


記憶を朧気にする能力を回避するため、糖分の摂取が必要となり、録路のお菓子をたんまり食べていた北野川達。

そんな北野川達は、カミィの手鏡で顔を確認しながら


「お肌の方が心配」

「ニキビ増えそー」

「テメェ等の外見の話なんてどーでもいいんだよ!!俺の菓子を食いやがってええぇっ!!弁償で済むと思ってんのかー!」

「日頃から食ってんだろーが、少しは寄越せ」

「限度ってもんがあるだろーが!!俺の2日分だぞ!!」


助けられたというのに、そんな気持ちをさらさ見せない、北野川と黛。黙ってはいるが、茂原もぶっちゃけどーしろってんだって、顔。そんな喧嘩しそうな状況で、


「あのー、いいですか。そろそろ……」

「んだよ、ルル!!」


ルルもまた、この病院に辿り着いて、記憶を朧気にされてしまったため、録路からお菓子をもらっていた。そのお菓子、トッポを食べながら、


「録路さんと、北野川さんに、キッス様からの緊急の招集が掛かりました」

「あ?なんだそりゃ?」

「……なんで、黛とそこの馬鹿がいる前で言うの?」

「今、僕の事を指して言った!?言ったよね、北野川!!」


名前で呼べよって表情を出すも、北野川に無視される茂原。そーいう事にいちいち言ってる場合でもないルルは、手短に。


「とにかく、2人が来てくれればいい!それだけです!」

「……事情を、ここでは話さないって事か?」

「あたしの前で、”秘密”を隠し通せるとでも?」


来ること自体に拒否感はないが、大きな事が起こっているのは確かだと感じる録路。一方で、ルルが隠そうとしても隠せない秘密を調べられる北野川。自分達が知らない間に何をしていたか


「……!」


表情から察するが、ルルが一言。


「”今”は、口にしないでください。北野川さん!お願いです!」

「…………ふ~ん。あんたが知ってるのは、”それだけ”って事?」

「えー。なになに。何があったのよ!北野川、教えなさいよ!」

「いずれ分かるって事よ。黛」


バラしたところで得があるわけじゃない。

北野川はどっちよりかとかはないが、あえて言うなら、粉雪を困らせようってのが本心。


「行けばいいんだろ。さっさと案内しろ」

「録路さん」

「菓子も買いに行かなきゃいけねぇし」

「お前もさっきまで食ってたろーが」



録路も、北野川が何を知ったのか、気になっているところ。言葉通り、着いていけば分かるってのを信じて


「行ってやる。だが、そこの2人も一緒にな。菓子買うの手伝え」

「!マジマジ!あたしも行っていいって感じ!?」

「え~~、なんかヤバそうなのに。僕も行くの、録路?」


黛と茂原の同行も許可しろと伝える。それに乗り気な黛に対し、危険な事に巻き込まれたくないと茂原。


「ええ。大丈夫です。お姉ちゃんは、北野川さんと録路さんの招集だけを望んでますから」

「さーって、支度しなさいよ。すぐ行くわよ」

「だな」

「え!?もう行くの!?心の準備ができてない!絶対になんか嫌な予感がする!」

「男の支度なんてそんなに時間が掛からないでしょ」




革新党が追跡してくる前に移動したい。北野川はそれを口にしなかったが、全員に急ぐようにはしてくれた。

しかし。

実は、革新党は追いかけて来なかった。

やってきたのは、巨大な軍事力と資金。それから……。



「悪かったわね。ここから請求できるからさ」

「は、はい!……って、革新党から!?ええーっ!?」


ルル・録路・北野川達が移動をする前後らへん。

粉雪と南空の2人は車を停止させてから、近くのケーキ屋さんに直行。少し乱暴なやり方を使ったが、ケーキをいくつか食して、記憶の朧気から回復し始めてた。


「南空さんとは、こんな茶会は開きたくなかったわね」

「……いえ、私の不注意です」

「相変わらずね。でも、落ち着いたら……少しはゆっくりと過ごしましょう」


2人が完全に回復するまでには時間を要したが、


「覚えておられてますか?」

「ええ。そっちの事は任せるわ」



怪護達から攻撃される前に話していた、とある作戦を実行することに。



◇           ◇




「くぅ~……くぅ~……」



寝息をたてて、人前で堂々と眠っているのはルミルミ。

キッスの監視&小さな檻の中で、動きがあるまで休息することを選んでいた。

涙一族の聖地に入って、キッス達に捕まると思ってはいなかったが。



「取引に安心して寝るつもりか……」



キッスが明確な敵として捕まえたのではなく、自分に利用価値があると判断しての捕縛。拷問などとは縁のない監視ならって事だろう。キッスとしても、自分1人で彼女を見るなら、大人しくしてもらった方が助かる。

本部の方では、何やら情報が錯綜しており、何かがあった事くらいしか分からなかったが。全ては野花と表原に任せるとして、かなり放置気味。


ルミルミを捕まえた事でサザンから隠している全てを話してくれるなら良いと思っており、その内容が


『粉雪さんと戦う理由になるかな』

「イスケ。まぁ、そうなるだろうな」

『上手いこと避けられないのか?キッスは、いつもサバサバと流してんじゃん』

「私を無責任な人間と思ってるのか……?」


できるなら、そうしたい。人付き合いの長さだけなら、ルル以上に長くて、世話になっている相手だ。

キッスからすれば、全力でぶつかれば無事じゃ済まないのは分かってるし、周囲への影響は計り知れない。お互いが利用し合っていても、個人同士ではお互いに認めるくらいには仲は良い。

粉雪からすれば、サザンのやり方に疑問を持っていて、それを払拭できる話になるならと……


「とはいえ、厳しいだろうな」


ルミルミも結局は語る気などなく。彼女を調べるには、北野川がいないとダメなようだ。だが、彼女から伝わる情報よりもサザンの口から色々と語って欲しいというキッスの想い。

ルミルミが寝てる理由の一つ。取引の1つに、北野川の到着を待った後、サザンとの直接的な対話を設けること。そして、なるべく思考させる時間を奪って、本心を話させることにしたい。


その話が想像の斜め上をいき、どーやって粉雪達を納得させるかまで、また別に考える必要がある。

とにかく、到着を待たないとこっちは進展がないと言ったところ。



「………………」

『そういえば、キッス。録路も呼んでいいのか?』

「あいつには立場上、私ができない事を依頼したくてな」

『なんか物騒な話だな』

「粉雪と戦うと決めてから戦うって事はかなりの不利だからな。先手をうつ」


粉雪には知られたくないから、この場でなら録路に依頼する機会チャンス。ちょっとした汚れ役。

それにルミルミが何をしでかすかも分からない事を踏まえると、時間稼ぎとして抑えられる戦力でもある。


ちょっと不意打ちで卑怯な考えかもしれないが、”おそらく”は粉雪側も感じているって事だろう。




◇            ◇





グポポポポ




果実を捻れば、果汁がこぼれるように。人を捻ってから流れ出る、液体を飲んでいる。

血や水分だけでなく、人間の心が持つ邪念を液体として摂取している様は、その異形も含めて怪物。

マスクを外して、浮浪者達を捕食中。

路上暮らしの人でもしてそうなテントで待ち合わせにして



「何をやってんのよ、キョーサー」

「来たか、イチマンコ」



レイワーズのキョーサーと、同じくレイワーズのイチマンコが出会った。

ボロテントの中に呼び出され、人間を食する様にイチマンコは率直に


「気分悪っ。食事のマナーってのがなってないわ。女性から見て、あんたって最低」

「そー言うな。パートナーとしてなら、最良の存在と思うぞ」


以前に、ハーブと食事をしていた様子は、かなり友人に近いやり取りであったが。キョーサーとの絡みは明らかな拒絶を思わせる。好きじゃねぇ奴と一緒にいるってのは、気分が悪い。

その気分の悪さに



「……メーセーを喰ったのね。あんたの体の中からあいつの悲鳴がする」

「別に今のお前を喰おうって気はねぇ。私は弱い奴を喰っただけのこと」


食事を止めてマスクを着けなおし、地べただが座れってジェスチャーをするキョーサーだったが、そんな気遣いすら気味悪く感じ、話しだけって事で立ったままでいるイチマンコ。

その様子に少し残念そうにしつつ


「なんだよ、イチマンコ。怪護やハーブとかとは、共闘を持ちかけておいて、私達にはスルーか?」

「ペドもスルーしてんでしょ。私の中じゃ、あんた等3人とは付き合えないわ」

「負け犬とど変態と同列か。私への侮辱だなぁ。マジで喰って分からせてやりたい」


そんなことはしねぇって表情で言っているキョーサー。彼からすれば、イチマンコもムキョ程度の存在だと侮っている事なんだろう。喰うに値しない餌。

意見など合わないと分かり切っていたのに、こうして会ったのは



「手を組まないか……とまでは言わないが、私達にはジャネモンの図鑑を完成させるため。”伝説”クラスのジャネモンが必要だ。そこでだ。お前に、そのジャネモンを作って欲しいんだ。女のお前なら近づくの簡単だろ?」

「はっ。自分ができない事をあたしに押し付けんな」



相手を紹介するだけでしかない。

イチマンコの方が近づけるって事で、キョーサーは頼みに来たのだが



「今、気分良くないの。やっぱり、ハーブの気持ちが分かるわ。あんた等の意見・口出しっての、ムカつくわ~」

「何も分かってねぇだろ……」


テキトーな事をほざいて拒否しようとするも、


「だったら、私に会わずに無視すればいいだろ?お前がここに来たのは、単に構って欲しいだけのこと」

「………………」

「悪い話じゃないだろう?これ以上の譲歩などは応じないが、話しを聞くくらいなら無料タダだ」

「それがちょっとムカつくんだけどね。協力とかは応じない。いい?」


ジャネモンにするターゲット。その2名を紹介してあげる、キョーサー。

その話を聞いたイチマンコは……。近づく事は自分の力を持ってすれば、ごく簡単な事だ。そして、とても”穏便”にできる。いくら強力なジャネモンが生まれようと、因心界の面々も相当な強者。

怪護がまだやられた事を2人は知らないが、もうすぐメンバーが半分になろうとしている。



「は~~。そっ……そーなのね」



長いため息と共に、話しは聞いてあげたイチマンコ。とても面倒くせーって表情が出ている。



「そいつ等はあたしの”宿主”にはしないけど、ジャネモンしてやんのはやってあげるわよ」

「話が分かる女だな」

「それって、利用しやすい女って思ってる?」


何を企んでるのか知らないが、応じないって言っているから


「あんたはこれからどーすんのよ?」

「ん?さぁーな。別にお前を喰おうとは思っていない。安心しろ」

「ふーん…………」



怪護から、このキョーサーは信用できないと言われているだけに、イチマンコも信じていない。

純粋な悪に思える、メーセーやハーブと違って、色んな邪悪を取り込んでいる化け物だ。仲間意識の欠片もない。そんな奴が頼んできたことに裏を感じつつ



「あんたってさ」

「なんだ?」

「絶対にロクな死に方しないよ。弱い奴を喰ってるだけのイキリ野郎」

「……………」



イチマンコなりに思っての忠告だろうか。綿密な計画を実行するかのような知能犯タイプ。しかし、そーいうモノこそ、突発的な出来事には弱く。逆に計画性などあまりなく、理由のない憎しみだけで動いた出来事の方が、世を脅かしてきたのかもしれない。

キョーサーの見えてない世界を、ざっくりと伝えてあげたイチマンコであった。

キョーサーと別れた後、イチマンコは



「んー……」


ひとまず、暇をつぶせる目標を得たが。その目標を達した後、どーするかを考える。

ハーブには協力を断られた事だし、いっそ作り出したジャネモンで乗り込んでみるのも面白いか。

標的を決めて戦いを挑むのは面白い。



「そーね。狙うんだったら、キッスとか粉雪の、大物の命でも狙いにいこうかな」



少し、自分を知らないようなこと。ただただ、楽しみたいから大物を望んでいるだけかも。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ