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MAGICA NEAT  作者: 孤独
第42話『過去編はフラグになりますよ、粉雪さん!粉雪VSムキョ!!』
144/267

Bパート


別にお互いから指示をされているわけではないが、そうしているだけのこと。


「やっぱりヒイロか飛島がいてくれたらなぁ~」

「そうですよね!ホントにソレです!戦うことも大事ですけど、こーいう事務業務も評価されるべきです!」

「……表原ちゃんはまったくしないじゃない。私と録路が書類に目を通してて、あなたは漫画読みながら、私達の隣でゴロゴロしてるだけじゃない」



因心界の本部にて、キッスに代わって護衛の任務を受けている野花。その片手間……というより、本当の業務として、因心界がやってきた業務の経費やら情報整理やらの事務業務の山。

ここらへんは普通の人でも行える分野であるが、最終の決定権はやはり因心界の幹部に1人でも目を通す必要があり、それをやるのが本部を護る奴の仕事。

野花もこれまでにやってきた業務ではあるが、その時にはヒイロや飛島が傍にいてくれたが



ガリガリガリガリ



「たりいな……」

「録路!あんた、お菓子食いながらやるなら、……」

「そうです!あたし達にも分けてください!!」

「違う!!指にノリがつくような、菓子を食べるな!!クッキーにしなさい!!ポテチはうすしお味に!!」

「うるせー」


表原と録路だと、……しないわけではないが、効率が悪い。

おそらく、ルルだったら、真面目にやってくれるだろうに。キッスが自分の私欲のために、ルルを北野川と黛に護衛を回したんじゃないかと思っている。


「関西の処理は色々ヤバイ。事故処理、半端じゃないわ……」

「伊塚院長が持ってるもん売れば、金の工面になるんじゃね?」

「少なすぎるくらい、やらかしてんのよ。あの爺!!」

「お金って簡単に来ないんですね。あたし達、頑張ってるのに……」



関西の異変を上手く収拾したとはいえ、被害の大きさに苦慮する。国からの援助もあるが、それでもすぐに難しく、元に戻るまでは2週間ほどの遅れはあるだろうか。それだけでどれだけお金の流れが止まるか。



「あーもうっ!」

「ファイトです!野花さん!」

「もう、自分の部屋でゆっくりしてよ!」

「でも、あたしがレイワーズの行動をキャッチする役目なんで!その情報がない時はこーしてゴロゴロしてるって!来たら、録路さんと一緒に向かいますから!」



情報伝達を受け取る場所にいないといけないため、しばらくは野花と一緒に行動する表原と録路。

それはキッスからの指示。いちお、キッスと入れ替わる形で2人の本部の在留を認めた。


「は~~~」


表原は見抜いてないが、録路はキッスの多少の警戒を見抜いていた。

だが、今は忙しいよな、の一言。野花のため息から伝わってくる。


「…………………」



因心界の本部に何かを隠してる事はありそうだし。因心界でも信用してるが、革新党に所属していて、粉雪の腹心の野花にここを1人で任せたくねぇよな。

俺と表原に、空き時間をなるべく野花と同じよう行動させたのは、監視目的。

何も情報ねぇ時に出し抜く事はしないだろうし、杞憂過ぎるとは思うんだがな。

おそらく、キッスはこうして警戒をさせて、駆け引きとして利用してんじゃねぇかなと思う。実際、なんもねぇーよってオチもあるか。

涙一族の機密情報をここに置くのは、たぶんねぇよ。



何か決まった事があれば、野花も隙間時間を作ろうとするが。そーいう類はないなら、普通に過ごすべきこと。



「録路、手を止めないで。サインに判子はんこ

「分かった。菓子食う速度をあげる」

「働け!!デブ!!」


野花も野花で。表原と録路が、自分の監視って事でいるんじゃないかと思っているようだ。

深いことを言えば、粉雪への人質アピールとも言える。

平和であるのはいい事であるが、そーいう維持にも労働というものがあり、一時の休みが生まれるというもの。


そんな裏事情などをまったく気にせずに、言ってしまうのが、


「ところで粉雪さんはどーしたんです?手伝ってくれると思うんだけどなー」


表原である。彼女からしたら、キッスも粉雪も対等な関係という感じに見ていたから。敵対しているような雰囲気には思っていない。無論、キッスが粉雪を警戒しているのは知ってはいるが、別に仲が悪いようには見えていない。

そんな質問に、録路と野花は……それ訊く?みたいな顔で


「あの女がジッとしてるタイプなわけねぇー。独自で情報掴んでるんだろ?」

「粉雪は粉雪で、こーいう退屈な事は人に任せるものよ。革新党で忙しいし、妖人として戦う事も合間にやってる(たまにストレス解消入るけど)」



あからさまな事は言わずに、粉雪の性格からして納得のいく答えを教える録路と野花。

それは納得できる、うんうんって顔を頷かせる表原。


「人には適材適所ってわけですね!なるほど。じゃあ、あたし、読みたかった長編漫画、いきます!」

「おい。働け」


キッスが本部にいない時に、粉雪はいるんじゃねぇって事は言わないでおく。

録路からしたら粉雪の思うところをして。敵側にもいた自分や北野川よりも、粉雪を除け者扱いするこの対応は、本人として結構効くだろうって思っている。それをなんとも思わずに、むしろそれで構わないとする粉雪の態度から見て、因心界に対して何かを企んでるのは明白と言える。

強いからこそ、利用し。怪しいからこそ、距離を離しておく。

ただ、キッス自身にそれがあるんじゃなくて、別の何かで粉雪を遠ざけているのは確かなはず。



「……………」



そうなると、ヒイロ関連か。

敵としていた頃、あいつと粉雪の仲は悪いとは見えなかったが、都合が悪いってところがあるんだろうな。

だが、今。ヒイロはここに在籍してねぇから、解除されると思ったんだが。

そうでもねぇのは……


「!って、ちょっと待ってください!野花さん!」

「なに?」

「粉雪さん1人で動いてるって!もしかして、レイワーズと戦うって事ですか!?」

「そうかもね」


野花も特に粉雪が何をするとは聞いてないけれど、キッスが北野川の見舞いに行く少し前に本部から出ていったから、因心界としての務めをやろうというのは想像できること。

普段なら最低でも運転手を務めるところであるが、時には1人でやりたいか。南空が傍についているだろう。

安心して、この本部に居ろでいい。


「あの女が負ける相手なんて想像つかねぇな。余計な心配だぜ」


何度か粉雪と戦った事のある録路から、表原の心配も何も感じない。言葉を出さなかったが、野花も同じこと。

それでも、レイワーズの1人……その”宿主”やらジャネモンなどで複数人とのバトルに発展したが、


「だって、あたしやルルちゃん、録路さん、北野川さん、黛ちゃんの5人でなんとか倒せた相手ですよ!それを1人で戦おうとしてるんですよ!心配です!」

「茂原も中に入れてやれよ……」

「そう言われると心配するけどさ。そーいう時はちゃんと連絡してくれるから。私は静かに待つだけ」



戦闘に関しては粉雪の妖人化、クールスノーの能力的に、相手が対応してくるとは考えにくい。能力の弱点をついたとしても、クールスノー自身の体術もえげつない。

下手な加勢の方が任務失敗や、それ以上の被害が出るとの判断かも。


「ま、表原ちゃんを付き添わせて、前みたいな事になったらね」

「あぅ……というか、酷い目にあったのはあたしです」

「そーだった。そーいやお前、粉雪の足を引っ張ってたな」

「えーっ。まぁ、粉雪さんの強さを信じますよー」




◇           ◇



サラサラサラ………



求めるは虚無。

完璧なる虚無。



男は引きこもり、17年の月日が経った。

現在、46歳。無職。叔母(父親の姉)の家に、居候する形で部屋に引き籠る。




彼には幼い頃から母親がおらず、父親方に預けられる形で育った。しかし、その父親というのは、父親を語れるだけの人物とは言えないものだった。虐げられて生き、一緒に住む別の母親からも疎まれ、愛情を分からないまま育った。

高校を中退して働き、家から飛び出すも……彼の歪んで作られた性格は、同じところで長く居られるものではなかった。

場所を変える度、金を借りる。いつしか、人の金を奪う。

それは自分の嫌いな父親と、奇しくもソックリだった。



23歳。転機が訪れる。

自分の父親が殺人の罪で、逮捕されたのだ。殺された女性は一緒に暮らしていた別の母親だった。

些細な口論からというが、その内情を知る者にとっては日常的だと分かった。


「………………」


そして、自分はその時。叔母の家に厄介になっていた。

彼女は一緒に住んでいた別の母親とは違い、小さな頃から交流があり、中学時代の大半はこの家で過ごしていた。

色んな職に着き、住処を幾度も変えたが、ここには何度か足を運んでいた。

優しい人ではあったが、嫌いな人でもあった。

叔母にも息子と娘が一人ずついた。自分よりも歳が下になる。叔母からすれば、弟の不出来だけでなく、自分達の子供の面倒までも思っての事だろう。彼等と遊んでいた思い出は思いの外大きい。だが、疎外感もあった。


その子供達はとても恵まれていた事。帰る家がちゃんとあった事、自分の行きたい場所へ両親が支援してくれること。こんなにも近くいるというのに、自分とは違っていた。



『また働き始めたなら、毎月3万はこの家に入れてほしいものね。家賃と食費、光熱費などなど……。それに息子達には私立高校を通わせるんだから』



自分とはまるで待遇が違った。

小さい頃の彼等とは遊んでいたが、大きくなると共に叔母から自分を遠ざけるよう告げ口をされたのか、互いの距離は離れていった。

コソコソと言われていた事は、自分のような男がいるから、友達と家で遊ぶ事ができないとか。

兄でもなんでもない、ただのおじさんが自分の家にいる。

そう思われることは普通で、顔を合わせないで過ごすようになっていく。

扉の前に張り紙を付け、自分がいる時間といない時間を公表。朝飯、昼飯、夕飯、それらを扉の前に置く時間も指定したくらいにだ。

彼等が高校生ぐらいになった頃には、同じ家に居ても、月に一度も顔を合わせない事は珍しくなかった。

ああ、羨ましいな。

遠くの大学に行くため、夢に向かって……。

自分は……自分の父親は殺人鬼だ。自分の母親は、その顔すらも知らない。

世間から隠れるようにこの家に厄介になるしかない。この家で嫌われようとも、居続けるしかない。



「………………」



27歳になると、叔母の息子達は家を出て、1人暮らしや寮生活になったそうだ。娘さんの方はそうなってから1か月後に知れた。

叔母は、親の務めとしての責務を全うしたという事か。やんわりとやつれた表情になっていた。

自分は職こそ、数年ごとに代わっていくが。この居場所だけは8年も居た。

叔母が言わないからだ。そして、自分も自分の両親があんなのであるからだ。

金は払っている。何を文句言う。嫌なら出てやる。

そう思っての2年間。


それから2年後。



『……申し訳ないが、契約解除だよ。我が社の経営悪化もあるし。他を探してくれ』



当時務めていた会社から契約解除を言い渡された。29歳だ。いい加減、年齢を自覚し始めた頃だ。

社長に訴えた。


『な、なにがいけないんですか!?俺、頑張ってきたじゃないですか!』


俺より年上はいる。俺より経験年数が少ない人がいる。社長は社員を護るのも仕事だろうが。

社長は言う。


『いやぁ。君よりできる人はいるし、雰囲気悪いから。頑張ってるのは、分かるけれど。将来有望な人や、家族を持つ者達の首を切りたくないんだよ』

『は……』

『君ならまだ、どこかに仕事はあるよ』


在り来たりな事を言っているようで、そんなことすらなかった自分。

プツンと来た。

工場の制服のポケットに入れていたタバコの箱を社長に投げつけ、周囲の机やロッカーを蹴り飛ばして会社から出ていった。


なんだよ、クビって。

経営悪化!?知るかよ!!理不尽な!!

自分が、1人が、どんなに努力したって……こんなことになるんだ!こんなことにされるんだ!

やってられるか!!



働くなんてやってられるか!!生きてるなんてやってられるか!!



色んな会社を転々としてきたが、どこでもそれを思ってはいた。意味がないじゃないか!

こんなこと意味がないじゃないか!

俺の人生なんて、意味がないじゃないか!!




バタンッ




そうして、引き籠る選択をした。

働く意味などない。

扉の張り紙を新しくし、自ら書き直す。



『もうどこにも行かない。週2食で構わない。』



そうして引き籠る。

唯一、この家に住んでいる叔母とも、会う事を拒否した。

それでもお金は支払う義理は見せる。

3万 × 12か月 = 36万。

10年なら360万。20年なら720万が必要だ。

しかし、そーいう金の計算など、何もしていない。ただただ、ここにいる。ここにいればいい。

いずれ死ぬのだ。誰もいないここで死ねばいいのだ。

そして、自分は意味のない人生。虚無となっている人生だ。

関わり合うな。関わるな。ムカつくんだよ。



俺は生きてても、虚無な人生なんだから。




◇          ◇



ジャネモンの王。ジャオウジャンが8つに分裂した存在、レイワーズ。

彼等の暴れぶりは基本的に読めない。ほとんど、無作為。

その中でとても静かに、特定の場所を選んでいる奴がいた。



「………………(役所)」



レイワーズのムキョ。

眼帯少女であるが、彼女の首から下はロボットのような装甲であり、背にはプロペラが付けられているという外見。非常に無口でこれまで、喋った事はない。

腕や手に付けられている銃口を人に向けた後、天井や壁などにぶっ放していく。



ガゴオオオォォッッ



「お、お、お客様ーー!役所で銃撃はいけませーーん!!」

「お話があるならまず、ご用件をお願いしまーーす!!」


役所で働く者達もこの襲撃に混乱している。混乱しているが、ムキョはこれまでのレイワーズとは異なって、殺しどころか人に直接的な危害を及ぼしていない。

不思議な奴だ。

沈黙を相まって、人達からも同じジャネモンからも変な奴と思われている。


ムキョは沈黙しつつも威嚇をし、役所の中に入っていき。……住民データを調べ始める。彼女の体にはPCに接続できる力があり、いかなるセキュリティでも突破して、情報を盗めるらしい。少々時間が掛かったが……



「………………(該当なし)」



自分の目的に適した人間が見つからない。

自分が司る”虚無”に近い人間はそういない。人が早々手にできるものではないのだから。

ムキョは用が済んで、役所の人達に一礼をして、



「………………(申し訳ない)」



背についたプロペラを高速回転させ、飛び上がった。

ヘリコプターのように体を浮かせ、役所の天井を銃火器でぶち空けて脱出。



ババババババ



「………………」



空を飛びながら、次の街を探しに行くムキョだった。

そんなムキョに、同類と感じさせる”邪念”の気配が。その気配は自分を誘っているかのようで、向かわせた。

ムキョが着陸したところは、どこにでもありそうな学校の屋上だった。

こんなところにムキョを呼び込んだ奴は、


「お前も”宿主”を捜しているんだな。ムキョ」

「………………(怪護)」


同じレイワーズの怪護だった。彼も未だ、自分に適した”宿主”を見つけられずにいた。選り好みをしなければ、いるにはいるんだが。満たしてくれる奴等じゃない。


「話さなくていい。情報をやろうと思って、お前を呼んだだけだ」

「………………(知ってるけど、いいよ)」

「同じレイワーズの、メーセーが死んだ。”宿主”を手に入れながら、敗れ去った。お前も因心界の奴等に気を付けろ」

「………………(そうなんだ、どうでもいい)」


レイワーズ同士。お互いに強大な力を持っているため、そいつが消えたとればすぐに感知できるようだ。ムキョはそれを知ってはいたが、メーセーが”宿主”を持ちながら、敗れ去った事は初めて知れた。


「私は対抗するため、こうして仲間と協力を持ちかけているんだが、どいつもこいつも上手くいかないし、お前もその気がないのは分かる」

「………………(うん)」

「だからよ、”協力”って言葉じゃなく。”取引”って形でやらないか?私には、お前の”宿主”を用意できる人材を偶々(たまたま)見つけた」

「………………(本題はよ)」

「そう急くな」


怪護はムキョが何も喋らずとも、彼女のほとんど無表情の顔からでも結構な察しができるようだ。


「話というのはこーいう人間でな……」


怪護はムキョが求めている”宿主”を説明すると


「………………(気が乗らない)」


話している中。ムキョは、この時。分かりやすいくらい、嫌な表情を見せた。

”虚無”を持った人間の作られ方を、怪護には理解されていた。奇しくも


「私とお前は、”邪念”の系統が似通っているはずだ」


ムキョが”宿主”を手にすれば、怪護も”宿主”を手にできる。それくらい似ているところがある。

メーセーが伊塚院長を選んだように、二人だってそれくらいのレベルを持つ、”宿主”を求めてる。求めているが、


「協力してやる」


怪護の言葉を、ムキョは首を横に振って応えた。


「………………(断る)」

「なんでだ?お前はホントにジャネモンか?人を殺さず、邪念を求めず、何をしている。俺達は怪物なんだぞ」

「………………」


少し考えて、ムキョはこんな風に返したのだろう。


「………………(本当の怪物は、人間の心だよ)」

「……それはちげぇねぇ。俺達はそんな心を食うんだから」


お互いに話し合える存在ではあるが、協力には至らない。微妙なカンケー。

ムキョは”協力”も”取引”も、怪護とはする気がなかった。

怪護が彼女に似通っていれば、彼女もどこかにいる誰かの邪念と似通っているところがある。8体に別れても、元は1体であったのだ。

怪護のそれには応じないが、



「………………(お前に言われるまでもない)」

「ったく、強情な……。仲間の情報は大事にするんだな」


ムキョは再び、空に向かって飛び去った。それを見送った怪護。

学校の屋上で話し合った事で、その下の校庭では子供達が空を飛んでいるムキョを見て



「見てーー、プロペラのお姉ちゃんが空を飛んでるー」

「なになに?あれ、タケコプターみたいな!?それみたいなー!」

「しゅごーーーぉっい!」


大喜びして、ムキョに指をさしている模様。そんな微笑ましい光景を屋上から眺める怪護はぼやく。



「子供は眩しいねぇ。楽しんで生きてるなぁ」




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