王城 突入
まだ今日(無理がある)
後程25部辺りを整理をして一人消えてもらいます。
慈悲は無い。
詳しくは後で活動報告辺りに書くと思いますがストーリー的にはそこまで変わらないので大丈夫です。
テトラたちは老人から教えられた道を行くと鐘が吊るされた屋上へとたどり着いた。
「何なんだったんだろうねさっきのおじさん」
「さぁ?」
結局良くわからないまま逃げ出してきた彼女たちは一度首をかしげただけでもうその存在を頭の隅に追いやると前を見た。
「こっから飛ぶんすか……」
そこから下を覗くと目もくらむような高さだった。
下で歩く人の姿が小さな木の実の様だ。
手すりが無かったらその場から一歩も動けなかっただろう。
「ほら、覚悟を決める。いつ警備の人が目を覚ますかわかんないんだから」
「うぅ……行くしかないっすよね……」
この教会に来る道中で買った生の鶏肉をそれぞれ手に取り食べる。
衛生的に叫びたくなるような光景だが彼らにとっては何ともない。
そのまま分解しそこら辺の野山でも見かける茶色い羽をした一般的な鳥になる。
かなり大きめのサイズであったが。
「翼の動かし方とかはさっきやった感じで野生の本能に身を任せて、行くよ!」
「……っ!」
飛び立ったテトラに続いてミューも意を決して教会の屋根を蹴った。
「うわっ……! わっ……!」
だが鳥の飛び方などそううまく再現できるはずもなくまっさかさまに落ちそうになる。
「くっ……!」
そこを何とか持ちこたえ羽を大きく広げるとグライダーのように軌跡が空へ向けて反り返った。
「やった!」
まだ不格好ではあるが何とか飛ぶことが出来たミューは慌てて高いところを飛ぶテトラの後に続いてゆく。
向かう先は王城だ。
「そのまま落ちるのかと思った」
「何とか気合いで持ちこたえたっす……」
「そうでなくちゃ私の下僕は務まらない。よくやった」
「いやぁ案外何とかなるもんすね」
「さ、何処から侵入しようか……」
彼女たちがちょっと話している間にももう王城は目の前まで迫ってきている。
見つからないように隠れながら行くのならば屋上から伝ってゆくのが最も効果的だろう。
人は上に目は付いていないのだから。
着陸場所は決まった。
しかしそこでふと一つの重大な問題に気が付く。
「……そういえばこれ、どうやって止まるんだろ」
「え? あー……」
「つっこむぞ! つかまれ!」
「つかまる物なんてないっすよぉぉぉぉぉ!?」
かくして彼女たちは一室のガラスを突き破り、無事王城への侵入を果たした。
いろいろと読みやすくするために削って表現を分かりやすくせねば……。
いくら改良しても終わらない。
エンドレス。




