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第10話 実力テスト3

10話目です。

やっと10話まできました。

 一人漫才をしているうちに図書室に着いた。

この学校の図書室は他と比べると広いほうだと思う。

本の数も多いし、学習スペースも充実している。でもそんなに利用する生徒が多いというわけでもないのでテスト勉強するなら集中してできるだろう。

「上崎君は、まだ来てないかな。まあ、職員室はこことは逆だしそんなに早くは移動できないよね」

 まどかは、カバンを置いて、少し図書館の中を見て回ることにした。

「へえ~、普通の文庫本だけじゃなくて、ライトノベルなんかも置いてあるんだ~」

まどかは、そういう趣味について全く知識がないというわけではない。ラノベだって読むし、アニメや漫画だって見る。

 でも、オタクかといわれるとそうではない。あくまでたしなむ程度だ。

(そうだ、折角だし何か参考書になるものとか置いてないかな)

まどかは、何しに図書館に来たのか思い出した。 勉強をしに来たのだ

(上崎君まだかな~)

参考書を探しながら、そんなことを思う。


「あれ?君は確か職員室で会った・・・」


 参考書を探していると突然後ろから声を掛けられた。

振り返ってみると、工藤先輩だった。

「あっ先輩!」

まどかは、まさかこんなところで会えるとは思っていなかったので驚いた。

「どうしたんですか?こんなところで?」

 つい、失礼な聞き方をしてしまった。

(だって、仕方ないじゃん。まさか先輩に会うなんて思ってなかったし)

先輩は、苦笑しながら、

「いや、友達の借りた本を代わりに返しに来たんだよ」

「そうなんですか」

「ああ、これから部活だっていうのに。そいつったら人に本を押し付けて先に帰りやがった」

「それは、なんというかご愁傷様です」

「それで、君は何してるの?」

「私は、これからクラスの友達と来週のテスト勉強です」

 勝手に友達とか言っちゃったけど大丈夫だよね。

「そうなんだ、えらいね」

先輩はそう言いながら、持っている本を棚に戻していく。

 まどかは、それを見ながら自分も参考書を探した。

 ちなみに、探しているのは数学の参考書だ。まどかは、ふつうに勉強できるほうだが、数学だけはどうしても苦手だった。

 数式を見てるだけで、頭の中が真っ白になってくる。

 数学以外は、そうでもないんだけどな~。

 あっ、でも社会は得意なほうかな。特に歴史とか。 授業は眠いけど。


「ごめん、如月さん!遅くなって」


 そんなことを考えているとき、走ってきたのか、少し息が上がっている翼が現れた。

 

こんにちは、吹雪です。

日が空かないように、頑張って更新していきます。

題が実力テストなのに全然勉強が始まらないですが、もう少しグダグダが続きます。

次回は、翼と先輩の初対面です。

どんなふうにしようかと考えています。

それではまた、次のあとがきで。

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