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十二属性戦士物語【Ⅱ】――新たな戦い――  作者: YossiDragon
第一章:スピリット軍対決編
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第七話「正義を切り裂く鎌」・2

「やはり来ましたね……待っていましたよ、霧霊霜雫さん……。前回は少し手こずりましたけど、今回はそうはいきませんよ? あの後も事態の収拾に手を焼きました……」


「どういうこと?」


 嘆息しながら少々疲れた様な表情を見せるアイリスに疑問符を浮かべる雫。


「あの後、私の所に一人の鎧の男がやって来たんです……万全の状態ならば私も相手に負けることはなかったかもしれませんが、なんせあなたと戦った後でしたから私も少しやられてしまいました。ですから、今回も邪魔をされないように、ボスから受け取ったこの特別な物を使わせてもらいます! 『戦場の移動(フィールドチェンジ)』!!」


 不思議なリングを薬指にはめていたアイリスがその手を前に突き出し叫ぶと、声が周囲に響き渡り、それと同時に二人はどこかに転送された。


 雫が目を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。スタジアム程の大きさの暗がりの広間で風が通らず空気が篭っているためか、少しジメジメしていて気分がモヤモヤした感じになる。


「ここは……?」


 そう言って辺りを見渡すと、アイリスが目の前にいた。一歩前に進み出た雫にアイリスは口を開いた。


「ここは異次元空間。さっきのところで戦えば、先程も言ったようにあの鎧の男に邪魔をされるかもしれませんからね……。この場所に移動させてもらいました。それに、その方があなたも十分集中することが出来るでしょう? さて、ではこちらから行きますよ!!」


 アイリスは手をかざし、魔力を一点に集中させた。すると、手から綺麗で純粋な水の輪が飛んできた。


「くッ!」


 雫は咄嗟に水のバリアを張り、なんとかその敵の攻撃を防いだ。


「なかなかやりますね……。でも、まだまだこれからが実力です!!」


 アイリスはニヤッと口元に笑みを浮かべると、さらに多彩な攻撃を雫にぶつけまくった。雫は攻撃を何とか躱すものの、体力がどんどん削られていき、ついに相手の攻撃が左肩に直撃した。


「やっと当たったわね」


 不吉な笑みを浮かべ、さらに攻撃を続けてくるアイリス。その攻撃を雫は全て受けてしまっていた。


「くっ……このままじゃ、さすがに僕の体が持たない」


 雫はそう言って何かを考えた。


「これでおしまいです!!」


 手に今までよりも強い水の魔力を込め、最後の一撃を飛ばすアイリス。すると、それと同時に雫は小さな声で何かを呟くと同時にどこかに姿を消した。


「えっ!? どうなってるんですか? どこに行ったんです?」


 急に消えた雫の姿を懸命に探すアイリス。そんな彼女の上空から突然、超大きな水泡が飛んできた。


「きゃっ!!」


 アイリスはその水泡に弾き飛ばされ、地面に無様にぶつかった。


「いたたた……ちょっと、何するんですか!?」


 体を打った箇所を痛そうな表情で優しく撫でると、キッと雫がいるであろう上空を見上げた。しかし、そこには誰もおらず、真っ暗な天井しか見えなかった。

 とりあえず、そのまま地面に座り込んだままでいるのはなんとなく嫌な感じがしたアイリスは、ゆっくりとその場に立ちあがった。すると、アイリスが立ち上がろうと上半身を少し前方に倒したその時、頭に乗せていた白銀に輝く綺麗な色をしたティアラが頭から落下して地面をコロコロと転がっていった。


「ああああっ!!!?」


 大声をあげて銀色のティアラを両手で持つと、純粋なアイリスの水の魔力が一気に邪悪な闇のオーラに包まれた。


「雫さん! ちょっと、一体どこにいるんですか? 隠れてないで出てきなさい!!」


 名前を大声で叫ぶアイリスは、怒りながら辺りをもう一度見回す。だが、やはり誰もいない。


「くっ……」


 下唇を噛み締め悔しがっていたその時、アイリスの手を誰かが引っ張った。


「誰!?」


 アイリスは驚いて手を引っ張っている方を見る。そこには地面から誰かの手が伸びていた……。それにすごく驚いて顔を青冷めたアイリスは大声で叫んだ。


「何なのこの手!?」


 後ろに倒れこみ尻餅をついたアイリスは、慌ててその手から遠ざかった。すると、今度は誰かが背中をポンポンと叩いてきた。まさかと思いながら後ろを振り返ると、そこには先程の手と反対の手がピースをしていた。


「一体誰なのこんな悪戯しているのは! 雫なの!?」


 アイリスが姿を見せずに悪事を働く何者かに苛立ちながら立ち上がり、空間の端の方に逃げた。

 と、その時、不気味な篭ったような声と共に雫が地面から姿を現した。


「ふっふっふ、そうだよ! これは全部僕の隠し技だ!!」


 声のする方を向いたアイリスは、そこにいる雫の姿を見てすごくひいた。その姿は凄まじかった。下半身が地面に埋もれ、上半身のみが地面から出ている状態だったからだ。すると、徐々に冷静になった彼女はあることを思いだし雫に訊いた。


「もしかしてその技って……!?」


 アイリスは何かを言い掛けようとしたが、その言葉を遮り先に雫が答えた。


「そうだよ! これは溶解(ディスソルート)……本当は、霧霊霜一族の中では禁止とされている禁術なんだけど、特別に許可してもらって習得したんだ!」


 彼の話を聴いてアイリスは急に笑い出した。


「あはは……な~んだ! そんな技だったんですか、溶解って……。てっきり私は、もう少し凄い技だと思っていたのですが……」


 バカにしたような笑いにムカッと来た雫は少しムキになって言い返す。


「そういう君だってあの時戦った時に見たけど、あのタコの八本足……あの技だって禁術になってるはずでしょう?」


 笑みを消し、アイリスは静かに頷き一言。


「ええそうです……」


 何故か少し悲しそうな顔で答えるアイリス。少しの沈黙の後、戦闘が再開した。しかし、何度戦ってもお互いの力は互角……。なかなか勝負に終止符を打つことが出来ない。


「いい加減本気を出したらいかがですか、雫さん……あなた、さっきから全然技に新鮮さが足りませんよ?」


「くっ……!」


 明らかに余裕そうな表情を浮かべ嫌味を言うアイリスの言葉を聴いて、少し強めに技をぶつける雫。


「そう、その調子です!」


 攻撃を受け止め、その威力に感心したアイリスは少し嬉しくなりつつさらに攻撃を仕掛け雫を翻弄する。だが、その戦いにも終焉が近づいてきた。なんと、さっきまであんなにやる気に満ち溢れていたアイリスの攻撃力が急激に下がり出したのだ。


「どうかしたの?」


 雫のその心配する言葉にアイリスは怒って文句を言った。


「黙って!! ……はぁはぁ、あなたはいつでもそう……少しは、自分の……心配をしたらどうなんですか? だから強く、強くなれないのよっ! それ以外だったら……あなたにはたくさん凄いとこがあるのに……。少しは私に本当の力を出す気になれないの? ……この私を震えあがらせてみなさいよ!! 私に、あなたの本当の力を全部見せてみなさいよ! ……昔から私はあなたやその一族を影から見守って来たのに……そんなんじゃ大切な物を守れないのよ。このままじゃあ、あのバカ犬みたいにまた失っちゃう……」


 アイリスは涙目で肩を震わせながら意味深な言葉を呟きつつ言った。その相手の強い意思に何かを感じ取ったのか、雫は静かに息を吐き言う。


「分かった……いいんだね? 本気でやっても……」


 一応相手に確認をとる雫。その言葉に、アイリスはふっと鼻で笑って言った。


「いいに、決まってるじゃない! ……今や私は所詮あなたの敵。敵に情けはかけるな……これは、勝負の鉄則……そうでしょ?」


 そう言ってアイリスは武器を構えた。しかし、その武器も既にボロボロ。それを見た彼女は、目をつぶってふっと苦笑すると、自ら武器を投げ捨て手を前に突き出した。


「私は……女王。トロピカル・キングダムの後継者である女王の私が、あなたを倒すためには、この……魔力だけで、十分よっ!!」


 気付けばアイリスはすっかり口調が今までと変わっていた。

 ふぅと息を吐き呼吸を整えると、アイリスは水のバリアを自分の周囲にドーム状に張り巡らせた。


「さぁ、全力で来なさい!!」


 アイリスは口を一文字にきゅっと結び雫に言った。その表情は真剣そのものである。

 雫は、偉そうな相手の命令する言葉にコクリと頷き武器を構えた。


「行くよ!! うおおおおおッ!!!」


 彼は全力疾走で暗闇の空間を独走し、アイリスの数メートル手前でジャンプすると、そのまま武器を勢いよく振り下ろした。純粋な水の魔力を纏った雫の武器は、アイリスの水のバリアを切りつけた。だが、そのバリアには傷一つ入ってなかった。


「くっ! 随分と頑丈なバリアだね……」


 雫は顎から滴り落ちようとしている汗を手の甲で拭い取りながら言った。密閉されたこの空間は風が吹き抜けることもないため、ムッとした熱気が空気中に閉じ込められたままなのだ。そのため、この空間はさっきまで彼らがいた空間よりもすごく暑苦しかった。

 すると、アイリスは雫の言葉にこう言った。


「当たり前じゃない。……だって、本気で守らないと……あなたに殺されてしまうんだから」


 彼女の既に諦めかけたようなその台詞に、またしても雫は武器を下ろそうとした。しかし、その様子に気づいた彼女はすぐさま俯かせていた顔を上にあげ、キリッとした目つきで雫を睨み付けて叫んだ。


「いい加減になさいっ! 私が何のために本気のバリアを張ってるか分かってる? ……それは、あなたに本気を出させて、その上で私を殺してもらうためよ! それに、どちらにせよ私はもうすぐ死ぬ運命にあるの……ゴホッ!」


 そう言うと、急にアイリスは咳込んだ。その際に手を口に持っていった彼女が口から手を遠ざけると、その手の平には血がベットリと付着していた。どうやら吐血したようだ。同時に空間が歪み、異空間から元の空間へと自動的に転送される。

 元の空間に戻ったことに気付いたアイリスが急に小さく笑い出し言う。。


「ふふっ、無様よね……前回あなたと戦い終わった後、変な鎧の男が来たって言ったじゃない? どうやらその際に敵に何か仕込まれたみたい……ゴホゴホッ!!」


 その言葉に雫は疑問を抱いた。


――鎧の男……ってまさか、ラグナロクのことじゃないよね?



 彼が言うその男――ラグナロクというのは、彼が幼き頃よく遊んでいた鎧一族の生き残りの人物の事である。思わず一歩後ずさりした雫を見たアイリスは、少し微笑んでこう言った。


「まぁ、それでもいいわ。だって、私は……元十二属性戦士なんだから」


 彼女のその意外な一言に、雫は驚かされた。唖然とした表情のまま数秒が経過し、それからハッとなって訊く。


「アイリスが元、十二属性戦士?」


 彼のその驚く様子を見て、彼女はさらに続けた。


「私の本当の名前を教えてあげるわ……。私は初代十二属性戦士……海属性戦士の『浜海 凛』っていうの。そして私は、初代十二属性戦士……水属性戦士である水恋お姉ちゃんの従姉……つまり雫、あなたはお姉ちゃんの子孫ってわけ。……分かった?」


 アイリス――もとい……凛は言った。


「じゃあ、アイリス……いや凛……さんは、僕のすごく遠い叔母さんってこと?」


 “叔母さん”という言い方に少し気を悪くした凛は、ムスッとした表情を浮かべながら言った。


「確かに叔母さんは叔母さんかもしれないけど、もう少しマシな言い方はないの?」


 凛は頬を膨らませ少し怒っている様子だった。まぁ無理もない。初代から六代目まで彼女が生き続けていて尚且つ若いままのその理由は、七色不死身能力を受け継いでいるために死なず、絶えず見た目が初代の頃から少ししか変わっていないからなのだから。

 と、その時、異空間から元の空間へと戻ってきた二人のいる場所の天井が壊れ、上から何かが落ちてきた。モワモワと広がる砂煙の中に二つの人影が見え、凛は目を守ろうと腕で顔を覆いながら声をあげた。砂煙の中にいる二つの人影……しかし、そこから現れたのは予想外の人物だった。

 そこにいたのは、スピリット軍団の第九部隊隊長であるファルスター=ビリビルトスと、ラグナロクだったのだ。


「ちょっ……、ファルスター。こんなところで一体何をやってるんですか!?」


 凛の少し驚いたような言葉を聞いて、ファルスターが逃げ惑うように彼女の元へ駆け寄った。


「おう丁度良かった、助けてくれ!! あの男、尋常じゃない力を持ってやがるんだ! この俺じゃ、太刀打ち出来ねぇような力があいつにいはあるッ! 頼む、このままじゃ全員殺られちまうぞ!?」


「えっ? でも、さっきから思ってたんですけど、私達不死身なんですよ? それがどうして……」


「分からねぇ……だが、早い話あいつには、この七色不死身能力も意味ねぇってことさ!

せっかくあの嬢ちゃんに授与してもらったもんだってのによ」


 ファルスターはそう言って逃げ出した。しかし、彼の走って行く後ろ姿を見ていた凛のすぐ真横を勢いよく一直線に一本の剣が飛んでいった。後ろからラグナロクが瞬時に剣を放ったのだ。


「ぐあッ!」


 背中から突き刺さった剣により、ファルスターは無様にそのまま地面に転がった。その様子を見ながら、ラグナロクは言った。


「敵に背中を見せるとは情けないな。他のやつらは潔くこの俺に敗れ、死んでいった……。そんな無様な死に様を晒してないで、お前も俺に本当の力を見せてみたらどうなんだ?」


 その言い分に嫌気が刺したのか、本気を出そうと試みるファルスターだったが、雷人にやられた傷が激しく痛み、力を込めることが出来ない。


「く、くそ……あの時、ちゃんと雷人の攻撃を躱していればこんなことには……」


 過去の事を振り返り、悔しがるファルスター。その様子を見ていた凛は、ふとラグナロクの方を向いた。その目は真剣な目をしていて、恐れなど一つもない……まるで初代十二属性戦士に所属していた時のようだった。


「何を見ている」


 ラグナロクが凛の視線に気付き彼女に問うた。


「ちょっと考え事をしていただけ……それにしてもあなた、随分と私の仲間を殺してくれたみたいじゃない。でも残念ね、子供のお遊びもここまで……私を怒らせるとどうなるのか、見せてあげる」


 凛はそう言って拳を前に突き出した。


「おもしろい……俺とやろうってのか? だが、残念ながらお前にはあの時細工をさせてもらった。今更戦った所で結果は目に見えてるぞ?」


 そのラグナロクの言葉に、凛はふっと笑って言った。


「そんなこと、はなから分かってるわよ……。でも、私にはまだやるべきことが残ってるの」


 そう言うと彼女はラグナロクから目を離し雫の目を見た。彼は少し考え事をしていたのか、凛と目が合った瞬間、ハッと我に返った。


「さぁ雫、早く私にトドメを刺しなさい!!」


 凛の言葉に、雫はまだ諦めていなかったのかという表情を浮かべた。


「早く! 私は後少しで死んでしまうのよ? ……早く、あなたの手で殺しなさい……っ!」


 凛の声はだんだんと掠れてきていた。すると、ラグナロクがそんな二人の光景を見て雫に言った。


「お前はそいつにトドメを刺してろ……。俺はさっきのやつを始末してくる」


 そう言い残し、彼はファルスターを追いかけていった。


「……早く、しなさい」


 掠れる声を無理やり出そうとして凛がさらに言葉を続けようとしたその時、ファルスターの叫び声が聞こえてきた。


「や、やめろ! がッ、ぐぅあがァアあぁあああああアあああぁあッ!!」


 叫び声はやがて聞こえなくなり、しばらくして剣から滴り落ちる真っ赤な血を拭い取りながらコツコツと足音を立てやってくるラグナロクの姿が見えた。


「早くっ!!」


 凛は最後の力を振り絞り、腹の底から声を出した。


「早くし――ゴホゴホッ!!」


挿絵(By みてみん)


 何度も咳込む度に地面にビチャビチャッと落ちる真っ赤な液体……。その哀れな姿はいささか見るに堪えなかった雫は、唇を噛み締めながらついに凛に向かって武器を振り下ろすことに決めた雫。なるべく痛みや苦しみを与えないようにと彼は急所を狙った。そのことを攻撃を受けながら感じ取った凛は口から最大に吐血し、口の端から血を流しながら霞む意識の中で声を出した。


「うぐっ……! あ……ありがとう、雫。他の十二属性戦士にも、よろしく……ね」


 最期に彼女は目から一筋の涙を流しながら力尽きてその場に倒れた。そして、その血まみれの手から転げ落ちたパワーストーンを拾い上げた雫は、心の中で何かを想いながらそれを武器にはめた。


「……おば――いや、凛さん……あなたの想いはよく分かった。必ず、暗夜は救い出すッ!」


 雫は胸に拳を当て心の中で誓った。すると、ラグナロクが何かを雫に放り投げた。


「おおっと!」


 雫は手を開いてその受け取った物が何なのかを確かめた。それは、黄色と緑色と紫色のパワーストーンだった。


「お前の仲間の雷属性戦士、草属性戦士、毒属性戦士のパワーストーンだ。渡しておけ……」


 ラグナロクは雫の方は向かず、言伝を言ってさっさとその場を立ち去ろうとした。しかし、その彼の動きを雫が止めた。


「待ってラグナロク! ねぇ、いつからそんな男言葉使う様になったの?」


 咄嗟の質問に、少し慌てた様子のラグナロクだったが、深呼吸をして冷静になり答えた。


「俺は男だ……男言葉を使って何が悪い?」


 そう言ってラグナロクは自分の腕を掴む雫の手を振り払った。そんな彼をまたしても雫は止める。


「待って! 最後に一つだけ訊いてていい?」


 その彼の言葉に小さな溜息を漏らし、ラグナロクは言った。


「何だ?」


 溜息交じりの明からさまに嫌そうな言葉に雫は質問した。


「その声は変声機を使ってるの?」


 その質問に少し間が開いたが、やがてラグナロクは口を開き質問に答えた。


「ああ……そうだ」


 質問の答えを残し、彼はその場から去って行った。雫はしばらくの間、その場に呆然と立ち尽くしてしまった……。

というわけで、闇魔法結社の殆どが殺されてしまいました。残ったのは緑と紫だけですね。にしても、ラグナロクの容赦ない攻撃。また、雫との関係性やいかに。

また、驚きの真事実……アイリスの正体は伝説の戦士にして、初代十二属性戦士の海属性戦士でもあった浜海凛だったんですね。何度か物語の所々に出ている人たちです。初代編の話は四章でやりますのでそこで何故この人がこの組織に入ったのか理由が明確になります。時代的には前後しますが勘弁してください。

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