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8話 リリアの魔法

ー更に数日後ー 森

 「何をすればいいの?」

 「まずは魔力を感じ取る。自分の中にある何かを感じ取るんだ」

(魔力は魂の中に隔離されている。それを開放する。詠唱で使いたい魔法の属性に変化させて発動させる。だがそれだけが魔力の使い道ではない。この世界では魔法しか使えないと思われているが異世界ファンタジーでよくある身体強化もできる。身体強化は詠唱無しで発動できる。魂の中に隔離されてる魔力を体を血液が流れているように循環させる。魔力が流れているところの身体能力が上がる。腕だけで循環させたら殴りだけが強くなるみたいな感じで)

 「お兄ちゃん頭の中に何かある。紫色の火?みたいなのがある」

 「それが魔力だ。全身に巡らせるイメージでそれを使うんだ」

 「わかった。」

リリアの全身に魔力が回る

 「わぁ、体が温かい。体が軽くなった気がする」

(え、もうできたの?異世界ファンタジーではみんなめっちゃ苦戦するのに。リリアって天才?)

 「次はそれを右手に集める。集めたら詠唱をする。蒼き水よ、我が声に応え水球となり敵を呑み込め ウォーターボールと詠唱する。できる?」

 「がんばる」

リリアの右手に魔力が集まる

「蒼き水よ、我が声に応え水球となり敵を呑み込め《ウォーターボール》」

リリアの右手に水球が生成される

水球が飛んでいく

木にぶつかり水がはじけた

木には大きなへこみができる

「できたー!私魔法使えたよ」

(マジかよ。この世界の少女はあんなの使うの?あんなに強いの?リリアだけが特別なの?)

 「よかったな。二次試験も問題ないだろう」

 「やったー」

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