3話 俺は天使だ(自称)
(おい捨てるなよ、ってそうか〈称号〉厨二病でステータスが大幅に上昇する代わりに経験値で成長できないのか)
リリアは地面に座って怯えてる
「リリア大丈夫?」
リリアの頭の中に声が響く
「誰?熊は?」
「俺は、そう!天使だ!熊は俺が倒した」
頭の中に響く声の主は天使と名乗った
「天使?」
「そうだよ。天使だ」
「助けてくれたの?なんで?」
「天使は心がキレイな人を助ける使命があるから」
リリアは不思議そうな顔をする
(咄嗟に適当に天使って名乗っちゃった。転生者であること伏せてアドバイサー兼護衛でいいか)
「そうなんだ。ありがとう。天使さんはこれからどうするの?」
「ここだとまた熊が来るからとりあえず家に帰ろうか」
リリアはもう怯えてはいないようだ
「うん」
リリアは立ち上がって町に向かって歩き始めた
(いつか使うかもしれないから熊の死体は闇魔法空間収納?ってやつで回収しておくか。放置しておいても空間収納の中は時間が経過しないから腐らないみたいだし。そういえば光魔法と闇魔法って何なの?他の4属性は何となくイメージできるけど光魔法と闇魔法って作品によって能力全然違うし一応確認しておきたい。教えて!サポートシステムさん)
脳内にステータス画面が展開される
[光魔法] 魔物の魔力を浄化 回復 様々な結界を構築
[闇魔法] 時空間に干渉 非生命体に干渉 生物からの悪意を察知(心の中はわからない)
(ありがとう。めっちゃわかりやすい。これどっちもめちゃくちゃ強いやつだ。光魔法の回復は使用者にもよると思うけど怪我が治るのは強い。闇魔法の時空間に干渉って、さっきの空間収納とかだよね。空間ってことは転移できたり?やっぱ俺最強主人公じゃね?)
『????様であれば、肉体を完全に回復させることは可能です。ですが一度確実に死んでしまった存在の復活や魂の復元は不可能です。闇魔法の転移はできます』
(マジか。魂が体から離れたら戻せないし、魂自体の復元もできないのか。気を付けよう)




