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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。2  なんで呪われているんですか、魔王様!?  作者: たまご
魔王と魔王

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来たりしもノ。

「ジークフリートに聞きたい事があるんだけど」


「ナんだ?」


私の言葉に、ジークフリートは首を傾げた。


「竜人って、普段は竜語みたいな言葉で話しているの?」


ふむ、とジークフリートが頷く。


「もしや、聞き取りニくかったノか?」


「まぁ、時々ね」


会話が成立しない、というほどではないが、ん? と聞き返したくなる事は何回かあった。


カタコトの外国人と話す感じ、とでも言えばいいのだろうか。


「これでも、つかさ殿とはスムーズに会話が出来ている方ナノだがナ」


そうだったのか。

まぁ、私は「自動翻訳」のスキルがあるからな。


んー、つまり、ほかの人達にはもっと意味不明な感じになっているのか?


ちらりと酒天童子を見ると、へらりと笑って言った。


「さっきのも、豆大福しか分からなかったし」


……名詞しか聞き取れてなかったのか。


それにしては会話が続いていたような気が。

さては、ずっとノリで会話していたな。


「我に至っては、全く分からん」


ええー……。


ブエルの発言に、私は呆気に取られた。


いや、普通に会話していたでしょうが!


「獣人特有の勘と、あとは慣れだ」


うーん、私と猫達みたいなものなのか?

言葉は通じなくても、なんとなく分かるものだしなぁ……。


「聞く方は問題ナいノでナ」


そういうものなのか。


「元々、我ら竜人族はこノ世界ノ住人ではナい」


ああ、なるほど。

竜人族も、ほかの世界から来たのか。


「俺らもだぜ」


「知ってる」


びしゃりと言って、酒天童子を黙らせる。

今は竜人族の話を聞いているのだ。


「つかさ、俺に冷たい……」


酒天童子はデカイ図体を丸めていじけている。


話が終わるまで、あんたは地面にのの字でも書いていなさい。


「わずか百年ほど前ニ来たばかりで、まだ不慣れナノだ」


わずか百年、か。


まぁ、寿命の長い種族にしてみれば、そんなものなのだろう。


んー、あの豪華客船での違和感は……。


おそらく、ジークフリートに感じたものと同じ種類だ。


「自動翻訳」のスキルのせいで気づかなかったが、あのフードの連中が話していたのはこの世界の言語ではなかったのだろう。


つまり。


「あいつらは、別の世界から来たのか……」


だとすると、何のために人魚達を捕まえていたのか。


見せ物にするか、奴隷にするか、おおかたそんなところだろう。


竜人族や鬼族に被害がなかったのは、彼らが強すぎて制御不能と判断したのだと思われる。


「戻ったら、魔王サマに相談してみるか」













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