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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。2  なんで呪われているんですか、魔王様!?  作者: たまご
魔王と魔王

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そういえば。

キングがぱちりと目を閉じると、微妙な浮遊感と共に私達は魔王の城へ移動していた。


ぐるりと高い塀に囲まれた門庭の地面には、なにやら複雑そうな魔法陣が描かれていた。

おそらく、これが転移用の魔法陣なのだろう。


「はぁぁぁぁぁぁ!?」


いや、だから、それはもういいから。


くぅ、いちいち面倒だから始末しとくか、みたいな目で兵隊さん達を見ないように。


「この人数で、あの距離を……?」


「騎竜達も、みんな揃っているぞ!」


「魔法陣も無しで……!?」


こういう反応も新鮮だ。


表世界では、神様達だけではなく、ギルドマスター達にもいまや神速の宅配便扱いだからな……。


いや、きちんと依頼料はいただいているので、かまわないですけど?


それにしても。


私は城を見上げた。


魔王が住んでいる城だから、古くて蔦でもからまっているような城を想像していたのだが。


白い石造りの綺麗な壁に、赤い屋根。

窓には、ところどころ花が飾られている。

庭には噴水があり、芝生はきちんと手入れされていた。


なんだろう、メルヘン……?


魔王というより、お姫様でも住んでいそうな城だ。


「お前達、戻ったのか!」


お城の入り口らしき方から、魔族が駆け寄ってきた。


ただ、私達と一緒にいる兵隊さん達とは違い、体が大きく赤い岩のような肌をしたものや、下半身が蛇のような姿のものもいた。


兵隊さん達が素早く整列し、右手を自分の左肩に当てた。

お城からきた魔族達の方が、階級が上だということだろう。


……つまり、魔族さんが言っていた「肉も食べる」連中か。


「フラーはどうした!?」


そういや、兵隊さん達は別に私達を迎えにきたわけではなく、フラー来襲の話を聞いて駆けつけたんだったな。


フラーはうちの猫達が狩り尽くしていたとはいえ、呑気に収穫とかしていてよかったのか?

つまみ食いしていた連中もいたしな……。


「フラーは全滅しました!」


兵隊さんの言葉に、蛇魔族さんが首を傾げる。


「全滅? 群れだと聞いていたが、違ったのか?」


「いえ、百羽以上だったと思われます!」


「それを、お前達だけで全滅させたのか……?」


岩魔族さんが、ぽかんと口を開けている。


「いえ、我々が到着した時には終わっていました!」


「あちらにいるネコチャン達が、狩ったそうです!」


「ネコチャン……」


蛇魔族さんと岩魔族さんが、私達の方を見た。


「はぁぁぁぁぁぁ!?」


だから、それは、もういいと言っているだろうが!


くぅを止める気がしなくなってきたな……。
























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