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ある龍の物語  作者: まっこ
第2章 臥龍
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02 実験

「それで、なにするの~」


 食後、家の前で2人は顔を見合わせていた。


「森の家で、宝物の整理じゃ。

 それで、その後は洞窟で探検するのじゃ」


「わかった~」


 2人で歩いて森の家へと向かい、木の皮を編んで作ったストレージの箱の中に入れられた鉱石を見直す。


 ストレージになっているので、大きさや数など気にせずにどんどんと入れて保管しておくことは可能だ。

 だが、大きい鉱石は『可愛くない』と言う理由で洞窟の中へと捨ててきている。

 大人の価値観ではより大きい方が高い価値を持つのだが、子供である2人にとっては大人の価値観とは異なっている。


「こんなもんかな?」


「それでは、一休みしたら洞窟へと行くのじゃ」


「やすまなくてもいいよ、はやくいこ~」


「妾が休みたいのじゃ」


「わかったよ、じゃあ、おはなしでもしよっか~」


「分かったのじゃ」


 2人はお喋りを始めた。

 が、今までも話し続けていたので、『お喋り』はしていたのだが……


 暫くして会話が途切れると、ヴィーヴルが「では、行くのじゃ」と告げて洞窟前へと瞬間移動した。


「さぁ、探検するのじゃ」


「うん、いこ~か」


 ここで、ヴィーヴルは今まで考えていたことをサーシャに相談する。


「サーシャちゃん、お願いがあるんだけど良いのじゃ?」


「うん、な~に?」


「今回は、いろんな石が少し欲しいのじゃ」


「なににつかうの?」


「魔道具の素材にするのじゃ。

 石の種類によって籠められる魔力がどの位違うのか試してみたいのじゃ」


「うん、わかった。

 じゃあ、いろんな石をみつけよ~ね」


「ありがとうなのじゃ」


「じゃあ、いこ~」


 ヴィーヴルは火魔法で、2人の前に火の玉を作り出した。

 そして、火の玉を先頭に洞窟の奥へと進んでいく。


 そして、途中から見向きもしなかった金、銀、ミスリル、オリハルコンなどで同じような大きさのものを集めた。

 それらはヴィーヴルのストレージへと格納され、魔力包括量の実験道具として利用された。

 結果として、オリハルコン、ミスリル、金、銀の順で多くの魔力をその中に留められることが分かった。

 但し、ヴィーヴルとサーシャには鉱石の名前が分からなかったので、『この石が一番多い』と言った認識でしかなかったが……


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