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龍殺し爆誕

あれから数ヶ月が経った。

ルミス兄様は相変わらずブラコンでいつも学校から帰ると僕のところに来て

『カインーーー!お兄ちゃんだよー!可愛いなぁ天使だな♡』

などと言い僕に構ってくる。

嫌じゃないがちょと恥ずかしい。

それでも「にいちゃま」とか言い赤ちゃんっぽい仕草をすると兄様はダウンする、多分可愛すぎるとか思ってるのかな?そんなにか?と僕はおもうのだがまぁ嬉しいのでいいが…自意識過剰はダメだ。

今日もそろそろ帰ってくると思うが…

フッ

なんだ!魔力感知に引っかかった!かなりこの世界では大きい方の魔力だ、気の方はどれほどだ……なるほどかなり大きい方じゃないか。竜か龍でかなり変わるが竜ではBランク冒険者かAランク冒険者程度の実力しかないから龍だろう

【絶帝眼】

今は力が一割も出せないのでこれくらいの鑑定スキルしか使えないから少し心配だ…けど父さん(ゼノ)の側近レベル位までなら大丈夫だけど。そう考えると僕って異常だな。まぁ父さんには僕も半分出さないと負けるしな、父さんには悪いけど僕は父さん超える力を持ってるからな。【超越神速思考】を使ったたからコンマ1秒も経ってなかったけどそうだ鑑定結果見ようとしたんだった。

エリュマギス

年齢:4000歳

種族:古代龍[天龍]

LV:51296

能力値:25000000

究極スキル:【天之王エルマ

ユニークスキル:【考行人カンガエルモノ

種族スキル:【咆哮】LV:MAX

      【殺気】LV:MAX

【統率】LV:MAX

【龍気】LV:MAX

【覇気】LV:MAX

【天候支配】LV:MAX

スキル:【爪王術】LV:MAX、魔力感知LV:MAX

【直感】LV:6、【戦技】LV:MAX

【龍装ヴァルシュ】LV:MAX

【魔力支配】LV:MAX

加護:『龍神の加護』、『戦神の加護』

『天神の加護』

称号:古龍の長、龍王の側近、太古の龍、龍王の友


へぇー、すごいな。こいつと仲良くなりたいなぁ。


『我は四大古龍の長であり、偉大なる龍王陛下に使える龍、エリュマギスである。今日はここらで強い魔力を感じたのできたのであるがまだ赤子とは…お前何者だ。普通じゃないな、秩序が乱れる。お前は消す必要があるな。』

なんかすごーく勝手に話が進んでるんだけど…仲良くできないのかぁ。まぁ召喚魔法でなんか呼ぶか龍神さんに頼むかぁ。

【即死魔法 初級 死念】

『アガッ!ゴホゴホな…にを』

エリュマギスはもだえ死に至った


はぁ〜なんでなかよくできなかったのかなぁ

まぁいいや

「なんの騒ぎだ!はっ!これはかの伝説の龍エリュマギスじゃないか!」

使用人「え!かの伝説の龍!誰が討伐したの?しかしなぜここにかの龍が?!」

あっ、やりました。

「まさかカインを狙ってきてカインがやったのか?」

あっやべぇどうしようとりあえず

パァ

とびっきりの笑顔だ

「うっ!この笑顔は強烈だがカインお前がやったのか?どうなんだ」

いうしかないのか……

「あい!」

僕はそう言って笑顔を見せた。

僕を捨てたりしないだろうか、今回は前と話の規模違う。

「そうか…カイン、俺の言葉を理解できているのもあるし俺とマインで束にかかっても倒すことができない龍を生まれたばかりのお前が倒したのもあるがお前は規格外の神童だ、だからと言って俺はお前を化け物だとかと言って蔑ろにしたら捨てたりしない。だってお前は俺の大切な息子だからだ!たとえ世界が相手だ

ろうと神が相手だろうと俺はお前の味方だ!」

「そうよ、私もあなたの味方よ。あなたは私の愛しい息子よ!捨てるわけないじゃない!」

そうかこの家族は絶対に家族を見捨てない暖かい家族なのか…まぁ父さんが見つけてくれたからいい家族だとは思っていたけどここまでなのか。

「パパ!ママ!ありがと!」

ニコッ

僕は本当に心からの笑顔を見せた。いつぶりだろうか、こんな笑顔を見せるのは…

ズッキューーーン


親サイドーーーーーーーーーーーーーーー

なんだこの笑顔わぁーーーーーーーー!!!!!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれから四ヶ月

僕は一歳になり喋れるようになりハイハイができるようになった。

僕の力でこの世界のことを詳しく調べたりベタに書庫の本で調べたりしてたが僕の家ツヨ!!!

この家ていうか屋敷広すぎ!本も図書館って言ってもいいくらいデカくて本もある!多分王都の図書館並みに広くて本がある。そしてうちの権力よ、ね?おかしいよ!教皇にワールドマスターってしかも大公爵は勝ち組中の勝ち組!!。よくクソ貴族がギルドとか教会には手出しできないとかあるけどそんなんきかん!なんてったってこちとらトップオブトップですから。王族とか怖くないですけどね?って感じですよ、誰が勝てるん?

「カイン様ー、またこちらにおられましたか。ほんとにメイドからは離れないでくださいと言っていますのに…」

「アイシャ!」

「はい!なんでしょうカイン様」

「お庭いこ!」

「はい!ではお庭まで抱えていきましょうか。」

「いや!もう一人でうごける!」

「ですがもしものことがあったらアイシャはもう死んでしまいます」

「でも!アイシャ!おねがい!」

「分かりました、ですが何かあればアイシャはアイシャは悲しくて夜も眠れず部屋からも動けなくなってしまいますからね!」

「あい!じゃあいこう」

アイシャは僕のメイドで生まれた時からお世話してくれている、副メイド長だ。種族はなんとハイエルフだ。エルフの里ではかなり偉かったんだけどお父様に助けてもらい僕が生まれたらその子のメイドをするよう約束していたらしい。

アイシャと僕が庭に向かっている途中

「おやカイン様どちらに向かっておいでしょうか」

「あい!セバス!いっしょにお庭にいこ!」

この人はセバス、俺がこの世界で執事が欲しかったからなんかこの世界で強いやつを執事にしようと思って召喚魔法で呼んで執事にしたやつだ。種族は悪魔だ。ただ普通の悪魔ではなく悪魔界で王をやっていたやつだ。今もやっているのでたまに帰る時は『申し訳ありませんカイン様、私は少し用事ができてしまいしばし帰らなくてはならなくなってしまいましてその許可を得たいと思います。お許しをいただけないでしょうか』となんとも長く別にそんなことでそんなにたいそうなこと言うなよと思ったがでもとてもいいやつで俺の大事な執事だ。

「はい、是非お供させてください」

「じゃあいこ。」


庭に着いたら目の前には白銀の毛並みでまるで国宝級を遥かに超えた美しくもフワフワした毛並みの大きな一匹の狼と(普通の狼の三倍四倍くらい)漆黒の鱗に黄金色で模様が描かれている龍がいた。そして二匹で

『我が主!お待ちしておりましたぞ!!』と言った。

そんなかっこよく見えた二匹の狼と龍はまるで可愛らしい子犬と子龍に見えた。(龍はこの狼と同じくらいの大きさまでに小さくなっている)

「こはく〜、あびす〜げんきにしてる?。」

ニコッと笑顔を見せて言った。そしたらコハクが

『はい、主に1秒でも早く会いたくてアビスと待っていました。』

この子達はセバス同様に召喚魔法で呼んだ子達だ。子といっても全然子供じゃないけど…ちなみに種族は神狼帝王と極帝神龍だ。僕に名付けしてもらってその時にちょっと魔力と神気あげたら覚醒進化した。元々は神狼王と神龍帝だったのに…ちなみにセバスも悪魔王から神魔帝になっている。ボクハシラナイナミモミテナイ…はいやっちゃいました。ちなみに狼と龍はなんか飛んできて契約してしまったということにしてある。規格外なのはバレているのでそれくらいじゃ親はもう驚かなかった。だがとんでもなくやばい狼と龍だとはバレていない…はず…。親はテルバーウルフと龍だと思っているはず。(テルバーウルフはSランクの魔物です、龍は竜の上位種であり実力が段違いです。)

「そうなの?じゃあみんなであそぼ!」

「そうですね、何して遊びましょうか?」

『主様!私らは主様と遊びたいであります!』

コハクがそう言いアビスが

『主様〜私らと遊びましょうよ〜』

「いいけどまずみんなでにいさまのとこいこ?」

「分かりました、ではその後に遊ぶということでよろしいでしょうか。ではセバスそういうことで今からノミス様のとこへ行きますのであなたはアビス様とコハク様のお相手をお願いします。」

「はい、分かりました。コハク様アビス様カイン様が来るまでこちらでお待ちくださいませ。」

『ふん!分かったわ。主様待っていますので早く戻ってきてください!早く遊びたいです!』

「あい!まって、そんなこと言ってたらにいさまきた!

にいさま〜。」

「カイン〜!兄様が来たぞー。」

今兄様は10歳で王都の王立初等学園に通っている。あっちなみに今いるのは王都である、領地にはまだ一回もあったことがないが次男と長女、次女がいるらしい。会ってみたいなぁ。

「カイン〜、会いたかっただろ〜。ほぉーら」

と言って僕の頬にすりすりしてきた。

「にいさま、わかりましたからまずはおちついてください。」

そういうと兄様は離れて

「わかったよもぉ、カインはコハクとアビスと一緒に遊んでたの?」

「いまからあそぼうとはなしていたのです!でもまずにいさまとおはなししょうとおもってました。」

満面の笑みで言ったのだがなんてことでしょう、兄様knockdownしてしまいました。僕ってそんなに可愛い顔しているのかな?分かんないけどまぁ兄に愛されているのはすごく嬉しいな。

「僕の大天使は今日も可愛い♡分かったよ。じゃあ兄様今からお父様のとこ行くからまた後でね。」

「あい!わかりました。じゃあこはく、あびす、いまからもりであそぼー。」

そう、アイシャとコハク、アビス、セバスの4人しか知らないが僕は森でいつも修行をしている。まぁ主に体作りやこの身体での力の行使を目的としている、ついでにもっと力をつけたいのもあるが‥

まぁとにかく行くとするか



やっと着いたか。

まだ僕は生後一年だしな歩いていくのには遅いしな

「セバス!しゅうへんにはだれもいないがけいかいをおこたないようにね、だれかきたらすぐおしえて。」

「はっ!」

「カイン様、相変わらずご家族の前と私たちの前だと若干の違いがあるので少し違和感がありますね。」

「アイシャにはおしえたとおもうけどいちおうぜんせがあるからね、たしかここでは【神の送り人】っていわれているんだっけ」

そうここでは転生者、転移者は神の送り人って呼ばれている。

「きもちわるいとおもう?ぼくのこと?」

「いえ、全く思いません。私を救っていただいた旦那様と奥様の大切なお子様の一人であるカイン様、そしてカイン様にも救っていただいたこの命。何よりたとえ前世があろうとも貴方様はこのクロスロード家の一家の一人であり旦那様方の大事な息子であることに変わりはありませんから。そして私の最も敬愛する大切なご主人様ですから…」

そう僕は前にもこんなことを言われた。助けたっていうのは僕が家族のみんなに前世があること、僕が神様の中でも最強の神様ってことを話した夜僕の部屋にきたアイシャが心の底にあった悩み、ハイエルフの迫害と扱いでこれまで酷い扱いを受けてきてお父様に助けてもらってからも昔あったことで心にこびりついてなかなか立ち直れてないことについてを話してくれたときにそれを言われて僕は『立ち直らなくても別にいいと思うけどなぁ、だってしんどいことがあったらなかなか立ち直れないのは当たり前だからね。でもねそれを考えてたらもっとしんどい、君は助けられて今この場所にいるそれでいいんじゃないかな?しんどかったら悩みや相談を聞いてくれる人たちがここにいるしね、もちろん僕だっていつだって聞くよ!しんどくなったらまた言ってね。それで少しづつでもいいからその辛い過去を乗り切ろ?ね!』って言うことを言っただけだし、僕は解決策ではないが悩みについて僕なりなアイシャにあまりしんどい思いや辛い過去で苦しんでほしくないからそう言っただけなんだけどアイシャ次の日からすごく笑顔で元気に仕事してるから『大丈夫?』って聞いたら『ありがとうございます!吹っ切れました。』とか言ってその日はずっと僕のそばにいたしなぁ。あとは彼女にかけられた呪いを解いたくらいなんだけどなぁ、あっ!確かその呪いは【秘呪術・永劫の滅魔】って言うすごい呪いでお父様たちがずっと解呪方法を探していたやつだっけ、余命があと4年だったからすごく慌てていたから僕が解呪したんだっけ。すごく感謝されてしまったけど大したことじゃないからな。まぁ嬉しかったけどさぁ。あっ脱線してしまった。

「カイン様?どうかなされましたか?」

「うん、なんでもないよ。そうだしゅぎょうもしたいけどもう今日はめいいっぱいあそぼうか!」

みんな「はい!」

そうして今日はいつもやっている筋トレとランニング100キロ、魔力循環と魔力操作、魔物討伐をやらずに能力なしの普通のかくれんぼや鬼ごっこをやるのだった…










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