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雨の音とクローバー  作者: ひな月よつ葉
第1章 MOON&LEAF 編
13/17

第2話 迷える能力の発揮

written:菜須よつ葉

挿絵(By みてみん)



 アーケード街に響き渡った警報装置の音に、みんな慌てて我先にと逃げ惑う人々。



「ひな月さん、どうなって何が起こってるの?」


「よつ葉ちゃん、そんなつまらないことは後回しよ」


「後回しって……」



 爆発とか大きな災害は起こってはいないが、ひな月の叫んだ──



「皆さんっ! 爆弾物が見つかりました! 今すぐここから避難してください!」



 ──の言葉だけで起こっているパニックに、よつ葉はどう対応して良いのかわからずいたが、目の前で転んで怪我をした人の手当てをすることにした。



「大丈夫ですか?」


「……はい」



 あの能力を使っても良いのか迷っていた。その時──



「よつ葉ちゃん、ちょいちょ~いって治してあげたら良いのに」



 ひな月さんがケロッと言う。



「そんなに頻繁に使っていると、混乱を起こすことになりかねません」


「でもぉ、怪我をした人、怪我が治るまで痛いよぉ?」


「……」


「いやぁ! よつ葉ちゃん睨まないでぇ!」



 ふたりで繰り返されたこんな会話の中、いつしか爆発騒ぎは収まっていた。

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