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5/6 01 :46

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 オ、二夜連続……今日も、ウィスキーを飲んでいる。何か残したく、曲を久方ぶりに書こうとするが、書けず、陰々としている。酒を思い切りのみ、インスピレーションを得ようとするが、失敗する。薬をやるのもいいかもしれないが、明日は仕事がある。ベースは帰ってきていない。結局あの後、ドウジマの話を書いて、三時間か二時間眠って、仕事に行った。


 ノルウェイの森、冒頭を軽く読み、マジかぁ、と感じ、読めていない。なんだ、この、クソスノッブというか、わかった、ちゃんと例えよう。(と、言いつつ、酒をもういっぱい、ストレートで飲む。20度を越える酒は、まずいうまいはなく、まずいし、辛い。飲んだ瞬間脳に血流が集まり、体がぽかぽかしてくる。薬よりクソだが、明日への影響は薬より残りにくい……)


 なんというか、イージーリスニングの曲、というより、あれだよ。J-POPのジャズアレンジ、わかりる? ああいうものみたいで、もう、気味が悪くて、仕方がない。


 何度も言うが、自殺は特別なものではありません。オレは何度も言っているが、死というものは、なんら特別なものではない。


 要するに、こういう事だろう。オレがタイラーダーデンやパンクロックスターに憧れ、その退廃的、破壊的衝動にあこがれるのと同じように、陰々鬱鬱とした感情を持っていない多数派は、こういうものを見て繊細な心を持ち合わせている気分になるのだろう。本当は全然繊細でないから、そういうものにあこがれる……(と、いいつつ、もういっぱい。死んじまいたい夜、という映画がある。そんな気分だ。)


 死ねば聖人になれる、私のような特別な人間が死ねば、何か特別なことが起こるに違いない、ウソです。全て、ウソです。現象にしか過ぎず、ただ腐る肉が残されるだけです。自殺は美しいモノではありません。苦しい、苦しいだけです。何も許されないし、死ぬ事は棺に入れられ、美しい花に包まれるだけではなく、その後骨も残らず燃やされることもセットになっています。


 いい点もある。


 精神とは別に肉体が生き残るために、走馬灯というか、オレの場合は、もう何十年か何百年かもっとの間そう、薬の嘔吐感にもだえている気分になったのだが、そういう恐ろしい集中力、とんでもない思考力の使い方がわかる。


 これは本当にびっくりする。こういうものの考え方ができるのか、というか、自分の答えへの道のりがさっぱり変わってくるのだ。例えばオレは今まで、一つの作品についてのわかりが遅く、解説を読み漁っていた。しかし、死にかけ、まさに、能力総動員のサヴァイブを経験すると、なんというか、なんとなくわかるようになる。知能が向上するわけでなく、なんというか、老人になる。物覚えは悪くなるが、第六感じみた思考になる。そして、何もかも、ただ、自分が生きているうちに観測する事象にすぎないという理解がおこる。


 死にたがるような繊細なやつを理解してる気分になってる、豪胆ものは、一度死に掛けてみてくれ。そして、そのまま、死んでくれ。オレはもう、お前たちを、見たくない。


 太宰と村上春樹は全然違う。太宰は、明瞭で、むき出しで、日本茶だ。村上春樹はなんというか、オレの嫌いなスノッブの、気取った、クソ連中な感じが冒頭から出ていた。オレは紅茶と、くそみたいな名前の長い、モカ・スペシャルブレンド・アルデンテ、みたいなコーヒーが嫌いだ。コーヒーは、コーヒーでいい。しかし、我慢して読まなければならない。スノッブ連中のケツ穴をレイプし、強姦し、精液をはきつくすまでには。


 あ、老人フーテン日記を読んだ。これは面白く、最後まで読めた。


 老人が書いているという設定で、前面カナがきで、読み読み読み読み読みづらい、しかし、面白い。ストーリーは、息子の嫁に欲情する老人の話。それだけのものが、なぜ面白いのか? 


 なんというか、バクマンで出ていた(オレは漫画もよむ)シリアスな笑いなのだ。老人は大真面目にそれをしているのだが、あまりにも滑稽で、不気味。そして、時々入る、投薬記録、その、嫁以外に接しているパートが、変態的な嫁パートとは全然違い、なんというか、事務的で、よりそれを際立たせる。音楽、ニルヴァーナの、Verse,Chorus,Verseや、スイカに塩をかけるのと同じ理論。大変、面白く読めました。オチも良かった。滑稽で、助兵衛な爺の、みっともないオチなのだが、なんというか、にんまり笑えるような、ほのぼのとしたオチで、すごくよかった。


 あ、そうだ。オレは、漫画とアニメも見ます。あんまり、萌え系のは、見ないけど。


 好きなアニメ監督に、富野ゆきおという人が居ます。


 この人は一度、鬱になりまして、その前は、陰々鬱鬱とした、人に救いはない、という作品をたくさん発表していました。オレはそれも好きですが、その、鬱から復帰した後の作品も好きなのです。


 鬱になって、マシになった人間は、不思議と人と世界を好きになります。好きにならないとマシにならないのか、マシになると好きになるのか、わかりませんが。


 その、鬱後の作品で訴えていることが一つあります。それは、現実に帰れということ。


 エヴァンゲリオンとかかいうアニメでコーノ監督は、それをネガティヴな手段で表現しました。


 オレが好きなのは、富野監督の、その表現の仕方なのであります。こういうせりふがあります。


 みんな、地球はいい所だぞ、早く戻って来い! 早く帰ってこい! 


 そうなんです。いくら鬱になったりして、精神世界に傾倒したり、哲学に傾倒しても、なんっっっっにも意味はないです。それよりも大事な事があります。地球は美しい。地球に、帰らなくてはいけない。


 普通に考えればまああにめおたくに向けてのせりふなのですが、それは、そういう、哲学などに傾倒した人間へもいえます。


 オレは、この台詞を聞くたび、泣きそうになる。


 ガンダムの監督です。おすすめです。文学的かどうかはわからないし、皆が好きになるかはわからないけど、少し考えれば、すごく、いい気分で、泣ける。オレは生きていてもいいんだと思えます。ブレンパワードと、ターンエーガンダムが、そういう気分になる時には、おすすめです。暴れたく、自分の野生を暴れさせたい時には、ゼータガンダムが、おすすめです。


 そういえば、オレが死んでみようと思ったきっかけも、あまりに生きていていいのかわからず、もし、生き残れたなら、オレは生きていていいのだ、と、運命かオレの肉体かがいっているという事だから、という事で、死んでみたような記憶もあります。つまり、オレは結局、オレがすきなのです。今更かな。


 そういえば、オレは文学的かそうじゃないかの違いも、よくわからないなあ。


 そもそも、文学的でいいことなんて、一つも、ないんです。ライトノベルのおっぱいおっぱいの方が、金になります。純文学市場は、まぁ、一万部売れれば、大大大成功だそうです。


 そういう市場で、純文学だから、という事は、まったく意味がありません。何にも関係なく、文字で人を楽しませるというフィールドにて負けているだけなのだから。


 まあ、それでもオレは、ラノベを読む気にはなれないけどね……


 どうしてオレはラノベが嫌いなんだろぅ、とおもい、考えてみたところ、推理小説やミステリーも嫌いなようだ。なぜだろうか。(ト、ここで、もういっぱい……オレは酒に弱いので、もうかなり意識が朦朧としていますが、こういう混濁とした状況からこそ、自分の無意識を掬いだせると思うのです。)


 思うにやはりそれは、無意識から何かを掬うことが出来るかどうかを知っているかどうかの違いではないか。


 それを知っていないとやはり、無理なものを書こうとする、背伸びをしてしまう。トリックの奇抜さで勝負してしまう。そういう事ではないだろうか。


 無意識といえど、それは結局人間の本能に根ざしているわけであり、そういう深い共感を、文学的、と呼ぶのではないか、と思います。


 とはいえ、じゃあオレはオレの書いているモノを文学というのか、といえばそうではなく、そういう土俵に立つ前の、友達が話すバカ話のようなものだと思います。


 これぞ、コウモリ。卑怯な逃げ方、というものであります。やれやれ。


 あ、今、どうじまの次に書きたい話があるのですが、オチがまとまらず、もじもじしています。


 自殺をみんなでやるサイト(固有名詞があったきがするが、本当に酔っているのでわからない。)で知り合い、サヴァイヴした四人組が、テロリズムを起こす、というものです。


 中盤までは、考えました。最初は、カルトの男色家の教祖に、その内の一人が取り入る、というものを考えていましたが、オウムがつぶれた、今更なぁ、という想いもありまして、ネットをつかう、というところに行きました。例えば、ニコ生だとか、そういうもの。


 あの辺は、残酷のきわみです。マジで、回ってきた。


 ネットだけならまだしも、例えば現実で、時々唐沢弁護士のシールを見ますが、そういう事です。そういう事をする人間が、テロリズムに向かえば、どうなるか? ということ。


 しかしそういう人間はこずるく、テロリズムまではいかないと思うので、シメをどうしよう、と悩んでいる所であります。

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