作戦会議
良い写真が撮れて満悦気味に瑠璃は去っていった。何回も振り返っては手を振る。その度にマルコは制服姿で手を降って返した。
姿が見えなくなると、やっと帰ったと思うと同時に寂しさもこみ上げてくるから不思議だ。
「騒がしい奴だったなぁ」
透のボヤキにマルコは肯定する。
「はい。でも暗い部分もある人でした」
自分を闇の多い人間と自己評価していた。本当にそうだろうか、そうは思えなかった。確証を得たくもテレパシーのないマルコには彼女の根本根底を覗くことは出来ない。
「さてと」
透は伸びをする。
「後は寝るだけですね、透さん」
マルコもくたくただった。まずは一刻も早く制服を脱ぎたい。
「ん、何言ってるの?」
自分の部屋に戻ろうとするマルコの肩を掴む。
「……マルコ、君も反省が必要じゃないかな?」
「反省って」
「当然、瑠璃に勝手に関わったことだよ? お節介がすぎるんじゃないかな?」
マルコは透の部屋に連行される。
「あの、せめて……せめて着替えさせてから」
「そのまま鍵かけて逃げられたら困るじゃん」
「そんなことしませんって信じてください」
「うん、それじゃあ、私の目の前で着替えてもらうことになるけど、それでもいい?」
「……もうちょっと着てます」
人の話を聞かないといえば、透もそうだった。
マルコは自分の足で透の部屋に戻る。
部屋に戻ると透は正座し、
「マルコ、私の向かいに座りなさい」
「……はい」
まるで日本のホームドラマのような説教の始まり方だ。実際の家庭はどうなのかはよくわからない。
「まぁ、私からもたくさん言いたいことがありますが、まず先に、話してもらいたい人がいます」
「……と言いますと?」
「ここにマルコの脱ぎたてのズボンがあります」
「ちょっと! 何やってるんですか!」
手を伸ばすも背の違いから届かない。
「まあ落ち着け。重要なのはズボンではない」
「最重要ではないとはいえ、勝手に人のズボンを持ち出すのはどうかと思いますよ!?」
「静粛に。それでは出てきてもらいましょう、カレン・リードさんです」
ズボンから腕時計が出てくるとマルコは全身から汗が吹き出した。
「あ、やばい、って今思ったでしょ」
「思ってません」
思っている。
「忘れたでしょ?」
「忘れていません」
忘れていた。
「この腕時計に触れた瞬間どんな怒鳴り声が聞こえてくるのでしょうか」
「……」
マルコは素直に両手を差し出した。腕時計に触れた瞬間、マルコの体に共生しているカレンは言葉を手に入れる。
「落とすぞ……落とすぞ……」
「そんな打ち上げ花火に火を点けるみたいに……」
「上手い例えだなぁ。自分の実の姉を花火と例えるか」
「そんなつもりで言ったんじゃありませんから! 早く返してください!」
火に油を注いだというか、油に火を点けてしまった。
しかし避けては通れない道だ。延ばせば延ばすほど後が怖い。
「3……2……1……0」
透はマルコの手に腕時計を落とした。
「……」
透は耳を塞ぐ。
「……」
マルコは肩を丸める。
『……』
しかし腕時計は寡黙を通していた。
打ち上げ花火は不発だった。
想定外の出来事に、透も動揺を隠せない。
「あ、あの、カレンさん……いらっしゃいますか?」
「お姉ちゃん……?」
『……』
「……花火に例えてごめんなさいでした。だから一言もらえませんか?」
「僕も謝ります。だからお姉ちゃん、返事ください」
腕時計が故障してしまったのだろうか、そんな最悪な事態が去来するも、
『……今、最高に気が立ってるから話しかけないで』
良かった、最悪な事態は回避された。
だがしかし、安心してはいられない。
「……やべぇ、超怒ってる」
緊急事態には変わらない。
「……まあ、カレンさんからお話がないのであれば僭越ながら私からお話をさせていただきます」
固い言葉遣いは長く続かない。
「……マルコ、なんで勝手な真似したの」
「勝手な真似とは何のことですか」
「全部。勝手に瑠璃と接触して、勝手について行ったこと、胡桃に喧嘩売ったこと、トラックに轢かれそうな猫を助けたこと、全部。胡桃と同じだよ、良かれと思ってやったんだろうけど、全部裏目に出てる」
「待ってください、それだったら透さんも同じじゃないですか。無関心な素振りをして結局は勝手に倉庫に行って、勝手に僕を助けて」
マルコの反論も透は頷く。頷いた上で反論する。
「少なくともね、マルコの独善的な手探りではなかった。ちゃんと見通しがあったよ」
「その見通しって何なんですか」
「あの時話してたら止めるだろうけど、今となっちゃもう遅いから、話すよ。これまた皮肉な話だけど、私の最初の予定はね、本当に華枕の魔女になることだったの」
「何言ってるかわかりません」
「今みたいな状況を作りたかったの。つまりあそこに強襲して騒ぎを起こして瞬をまたスケアリー・モンスターのトップに据えようと思ったの。思考の透視して最初から瑠璃の狙いがわかってたの。ボスに戻ってきて欲しいってこともスケアリー・モンスターが超能力者の集団だってことも最初から気付いてたの。そのボスが永谷瞬まではわからなかったけどね、これは私の完全な落ち度だわ」
長広舌を振るう。かろうじてマルコは聞き取り咀嚼できた。しかし納得出来ないことがある。
「最初から助けるつもりだったんですか? あんな邪険に扱ってたのに。それなら最初からそうと言えばいいじゃないですか」
「共謀しちゃあダメだよ。もしスケアリー・モンスター内にテレパシーがいたら疑いをかけられる。それを避けるためにもあの時の私は変装してたの。瑠璃にとっても突然の不意打ちじゃないといけない。でもそれも失敗した。マルコが中にいて、さらに危険な目に合っていたから助けないといけなくなった。結果、魔女の一味ということになった。まさかボスと接触することになるとはねぇ、未来予知があったらもうちょっと上手く立ち回れたよね」
「……さっきから、全部僕のせいみたいですね。話してくれれば僕だって何かに協力出来たんじゃないですか」
「計画を聞いて、マルコに手伝えることはある?」
「……」
「話したら何か出来ないかって勝手に無謀なお節介を焼くんじゃない?」
容赦なく、透は責め立てる。小さくなっていくマルコに罪悪感を覚えつつも緩めなかった。
「……ふぅ」
言い募って喉が乾いた。テーブルにずっと放置されているコーラを飲んだ。
「うぐっ」
炭酸が結構残っててビックリする。ちょっと多めに飲んでしまい、涙目になる。
涙目になっていたのは彼女だけじゃなかった。
もう一人、ずっと堪えていたマルコも涙目になっていた。
「……透さんは……僕を信用してくれてないんですか」
さすがに言い過ぎだろうか、と透は悩むも、やはり間違っていないと判断する。
訂正はしない。だけども目の前の少年の涙は止めたかった。
迷った時、彼女は決まって当たって砕けろの精神に出る。
「そんなことはないよ」
唐突に透は正座しているマルコの膝に頭を乗せて枕にする。
「もしかしたら逃げきれずに1人で全員を相手する鬼ごっこになっていたかもしれない。あの時はマルコが逃げずに協力してくれたから逃げ切れたと思う」
瞬に加えて胡桃一味と1人で対峙するのは厳しい。分散し、撹乱し、翻弄したからこそギリギリの窮地で逃げ切れた。
「葉石さんに再会できたのもマルコのおかげだよ。マルコがいなければ葉石さんとはただコンビニですれ違うだけのバイカーだった。だからマルコは救世主だよ」
マルコの涙は引っ込んだ。しかし事態は丸く収まっていない。
「透さん、これからどうしますか? 瑠璃さんは追放されたまま、僕らの日常生活だって支障が出るかもしれません。胡桃さんという方が守っているだけの人とは思えません。それに瞬さんも」
「もしかして瑠璃がスパイだと疑ってたりする? 例えば自分の無実を証明するために制服を撮影して私達の居場所を教えようって」
「そうなんですか!!?」
「冗談だよ、あれは演技じゃない。私が証明する」
「悪い冗談はよしてくださいよ……」
「マルコは優しいなぁ。疑ってないんだ」
「……あぁ!」
マルコは唐突に声を上げた。
「そうだ、小見山さんについて瑠璃さんに教えるの忘れてました」
「何があったの?」
「小見山さんが胡桃さんたちに協力してたんです!」
「……あぁ、たぶん、利用されたんだろうな」
「利用ですか? 何でまた」
「瑠璃の親友だからだろ」
「……瑠璃さんが取引に使われてるんですか? あたしたちに協力すれば瑠璃さんを再び入れさせてもやらないなんて小悪党みたいな真似を? 絶対守るつもりないでしょ、それ!」
「小悪党って。でもそうだよねぇ、簡単に想像できちゃうね。瑠璃にチャットで伝えておいて。あっちのアドレスが消えても、送れば届くよね?」
「はい、その通りです。すぐに送ります」
マルコがスマートフォンを両手で操作すると、
「ちょっ! 透さん!」
手持ち無沙汰になった透はイタズラで、マルコの太ももを撫で始める。
「役得役得♪ ぷにぷにで温か〜い♪」
マルコは急いで入力を済ませて侵入してくる手を排除する。
「って! スカートの中まで手を入れるのはやめてください! 怒りますよ!」
「もう怒ってるって」
大の字になるとそのまま動かなくなる。
「……あの、透さん?」
動かなくなった。
「また死んだように眠ったんですか……」
困ったように言いながらマルコは正座を崩さない。透の寝つきの良さは重々承知。
胸が上下している。呼吸はしているようだ。
(……役得……ですか)
思わず全身を舐め回すように視線が動く。どこを触ってもぷにぷにしてて温かそうだ。
さっきの仕返しにどこか触ってもバチは当たらないだろう。もし起きたとしても、充分に無罪を主張できる。
ツバを飲み込み、マルコは手を伸ばす。
「……おぉ」
感嘆の声が漏れてしまうまでにファーストインプレッションは最高だった。撫でると程よく返ってくる弾力、手のひらに吸い付いてくる。
両手で左右の感触を確かめる。同じようで実際に触ると違いがわかる。左のほうがややボリュームが少ない。そして僅かに熱が伝わってきて妙に生々しい。
感動していると突如、
「マルコって……」
透は起きた。というか寝ていなかった。ずっと起きていた。
「と、透さん、これは、その……」
マルコの弁明を無視して透は続ける。
「……髪の毛、好きなの?」
「す、すみません……勝手に髪の毛触って」
良かった、これで太ももを触っていたら一生変態の烙印を押されていただろう。異性の肉体に触れるという同じ条件でもこうも役損が出るんだから男は大変だ。
「いいよ、髪くらい。でもあんま癖は付けないでね」
「あ、はい、わかりました」
「……」
「……」
「……」
「……」
「もう、いいの?」
「え、もっと触って良いんですか?」
「うん、だから癖は付けないでね」
「え、えと、そ、それじゃあ、撫でるだけで」
了承を得たので続行する。
今度は櫛のように指の間に髪の毛を通してみる。髪の流れに沿って、癖を付けないように注意する。ふわふわとした波が何度も現れる。それが堪らなく楽しい。
「……おぉ……おぉ〜……」
「私の天パの何が面白いんだか」
「透さんは天パじゃないですよ。確かに癖っ毛かもしれないですけど、傍から見ればウェーブをかけているみたいです。触ってみるとふわふわしてて可愛いんです」
「……」
「あぁ! すいません! また気分を害す発言しましたよね!」
「……いや、別に」
掛け声と一緒に透は上半身を起こす。髪の毛を上下に流すように押し付けて整えるも、やはりささくれ立つ。
「癖になっちゃいました?」
「うん、まあ、癖になりそうね」
「あぁ、ごめんなさい……」
「あ、今のそういう意味じゃないからね」
「? どういう意味ですか?」
「それより! 今はこれからどうするかの話をしましょう!」
強引に話を戻す。
「マルコはどうしたい? まあ言わなくてもわかるけど」
透は眼鏡を外して、マルコの目を見ている。2つの意味で言わなくてもわかる。
彼は己の正義を隠そうとはしない。恥ずがしがりもしない。
「瑠璃さんに幸せになってもらいたいです。頼られたからにはちゃんと最後まで頑張りたいと思います」
「それで、そのためにはどうするの?」
「誤解を解くべきだと思います。胡桃さんや瞬さんの説得は難航すると思うので、まずはそれ以外の人たちに話を聞いてもらいたいと思います」
「もう一回、倉庫へ行くの? 危ないよ?」
「はい。でもチャンスはあります。胡桃さんたちはあそこに常駐はしていないようですし、小見山さんにはこの機会に二重スパイになってもらおうと思います」
「どうやって小見山さんを二重スパイに仕立てあげるの?」
「そこは瑠璃さんに協力してもらって」
「はい、問題点一つ発生」
「えっ」
「瑠璃は、もう、私たちに会う気はないよ。会う気、というか巻き込みたくないんだろうね」
「……確かに。瑠璃さんの住所も通ってる学校もわからない。探しまわらなくちゃいけないですね。あぁ、でも探すとなるとスケアリー・モンスターのホームを歩くわけですから見つかってしまうかも」
「迷える子羊に良い物をあげましょう」
透は一枚の写真を取り出した。
「あれ、これって」
「さっきの瑠璃が撮影に失敗した一枚」
「そんなのが役に立つんですか?」
「撮影には失敗したけどね、ある意味失敗じゃないのよ」
「どういう意味ですか?」
「見ればわかるよ」
「……女装している自分を見なくちゃいけないんですか?」
手渡された写真を確かめる。ピントの合っていないといいな、と願望を持つも、その写真はしっかりとピンボケはなく映っている。しかし不快感はなかった、何しろ映っているのは女装している自分じゃなかったからだ。
「これ、瞬さんじゃないですか」
ベッドの上に横たわり旅行雑誌を読んでいる瞬が映っている。表紙と背表紙の奥の彼女の顔を真正面に捉えている。
「マルコの撮影には失敗したけど、念写には成功してたのさ。あ、一応言っておくけど透視して気付いたからじゃないからね? 失敗したなら私が捨ててあげようと言う良心から生まれた奇跡だからね」
「わかってます、透さんを信じてますから」
「ありがとうねぇ、マルコぉ〜〜〜〜〜〜」
マルコの髪の毛をくしゃくしゃになるまで撫でる。
「それでその写真をどうするんですか?」
写真が透の手のもとに返る。
「これを使うのはマルコだから、マルコが決めていいよ。一応は二択を用意してあるけど」
「二択、ですか」
「選択肢1。瑠璃に写真を忘れ物しましたよ。届けてあげますね、と言って近付く」
「選択肢2は何ですか?」
透は咳払いをしてから、一発で悪党とわかるような低い声で演技を始める。ブンブンと写真を振り回す。
「おうおう、馬鹿な姉ちゃん。スケアリー・モンスターのボスの写真をばらまかれたくなかったら俺の言うことに黙って聞きな!」
「……汚い手ですね」
「でも効率的だとは思うよ。ある程度の要求は呑んで必死に動いてくれる。抗争から離れている瞬を引きずり込むのは瑠璃としては避けたいからね」
「おすすめするんですか、僕に」
「うん、だけど決めるのはマルコだよ」
「……僕は、選択肢1を選びます。折角できた信頼関係を壊したくありませんから。出会った後もスムーズに行動を共にできるとメリットも有ります」
「そう。武運を祈るよ」
写真はマルコの手に渡った。所有権が完全に正式に彼に移った。
「透さんはどうするんですか? 一緒に来るんですか?」
「私が行くと過剰に刺激するからパス。だから代わりにマルコとは逆の手を使う」
「僕と逆……?」
マルコはすぐに意味を察した。そしてその危険で無謀な計画を止める。
「瞬さんを説得するんですか!? 危なすぎます!」
「危ないのはマルコも一緒でしょ。自分より小さな子がリスク負っているのに年上がそれ以下のリスクを追わないっておかしいでしょ?」
マルコは説得方法を変える。
「瞬さんがどこに行くかなんてわからないですよね? それだったら僕と一緒に同行したほうが会う確率は増えます」
「行き先の当てならあるよ。それもそこの写真に映っている」
「……旅行雑誌ですか」
「その通り。場所は近場の櫻濱。表紙に櫻濱ウォーカーってデカデカと書いてあるでしょ」
「これだけでわかるんですか? 時期もわからない」
「その開いているページにご丁寧に付箋が貼ってある。もう一冊新しいのを買って同じページを探してみればわかる。高校生だし、そんな敷居の高いレストランには行かないと思う。時期についてなんだけど、それは月刊号で実はもうすぐ新刊が発行される。毎月上書きされていく情報を今確かめているんだから時期は夏休みの前の休日、まあ遠くない未来。今週か再来週ぐらい」
「一緒に行く相手は」
「勘だけど幸だろうね」
勿論家族で行くという可能性もある。だが喫茶店で聞いた話だとほとんど時間を幸と一緒に過ごしているらしい。
「……スケアリー・モンスターが緊急事態だっていうのに元ボスはなにもしないんですか」
「そこは賭けだよね。でも胡桃あたりがボスの手伝いを拒否しそうじゃない?」
「……それはそうですけど」
不服そうなので工夫をこらし、もうひと押しする。
「逆にこうは考えられない? 確率の低い当てずっぽうのほうが私を危険から遠ざけられるって?」
「透さん、自分が言っていることが矛盾してるのお気づきですか?」
「呆れるのは当然。でも自分の意志を通すならどこまで強情になるよ。どこぞの誰かさんみたいにね」
どこぞの誰かさんの頬を軽くつねる。
「……上手く行くでしょうか。今日みたいに裏目裏目に出る可能性だってあります」
「……私ね、今回どうしてこうなったのか考えてみたんだ。たぶんね、連携不足に信頼不足だと思う。でも鬼ごっこからは連携して信頼しあったら、何とかなったでしょう?」
「僕のこと信頼してくれてるんですか?」
「それ以上に心配してるけどね」
「うーん……? どっちなんですか……」
「どっちもだよ。マルコは私のことを信頼してる? それとも心配してる?」
「……圧倒的に心配です」
「そう? ありがとう」
嫌味を嫌味と受け取らず、透は笑ってみせる。
「だから今度は一緒に頑張ろう? 瑠璃達が笑えるようにするために」
「はい、頑張りましょう。皆がハッピーエンドになるように!」
向い合ってハイタッチする。しかし身長差からか、力の入れ具合も噛み合わず、お互いの親指と小指をぶつけあうだけの醜い形になった。
「ぐだぐだだー! でも頑張るぞー!」
「は、はい、頑張りまーす!」
力いっぱい意気込むも、
『うるさいわよ、二人とも! 夜なんだから静かにしなさい!』
年長者に叱られ、何とも締まらない作戦会議になってしまった。




