新たな組織
食堂~
今シャミール フロル 鷹津の3人は一つの机の周りを囲んでいた。
フロル「シャミールったら、もぉ~~~かっこつけちゃって。
説明する前に生徒会の欠員を補充しなきゃいけないじゃん。
あっ、マヨとケチャップ取って。」
シャミール「かけすぎだ。フロルも無理しなくていいんだぞ。
これから始まるのは戦争だ。中途半端な決意では身が持たんぞ。」
フロル「あぁーもう口煩い。あのときの地獄に比べれば幾分はマシだろう?」
シャミール「そうだな。」
鷹津「で、公共委員長の俺以外は今誰もいないんだが。どうする、シャミール?」
シャミール「新たに募るしかないだろう。それも早急にだ。今は一刻も早く安定し
た組織が必要だ。説明するにも人手がいるからな。」
鷹津「その件なんだが、今一人決まりそうなんだ。」
シャミール「誰です?」
鷹津「俺の妹なんだが。」
そう言うと携帯画面をおもむろに向けてきた。
そこに映るのは、ショートヘアの見るからに気の強そうな女の子だった。
フロル「おっ、結構可愛いじゃん。本当に先輩の妹?」
シャミール「おい、先輩に失礼だぞ」
フロル「すいません;;」