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離れる心
普段は静かなはずの廊下が今日は珍しく騒がしかった。
フロル「たっく、校長の野郎面倒なことを押し付けやがって~」
公共委員長「まぁまぁ、フロム落ち着いてくれ。ここじゃ、校長室に聞こえてしま う。」
フロル「聞こえるようにわざとしてるんだ。それよりどうする、シャミール?どう やってこのこと話せばいいんだよ」
図書委員長「そのことでお話したいことがあるのですが」
そう切り出すと他の委員長達も口を揃えて言った
委員長達「その委員長を辞任したいんです。逃げるようですがすみません。」
そう告げると
公共委員長「辞めたいっか、俺も今は同じ気分だ。だが俺たちがやらなきゃ誰もやらない、やろうとはしない。だからこそそんな仕事をするのが俺たち生徒会なんじゃないか?よくそこを考え直して欲しい。」
シャミール「確かに鷹津先輩の言うことは最もなんだが、今回の件は強制しない。
それだけ特殊なんだ。今迄ありがとう」
フロル「シャミール・・・・・」