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招待

校長室

 

校長「これで全員かな。では本題に入ろう。君たちも知っていると思うが進駐軍が北陸地方を制圧した。

   これが何を意味するか分かるかね?」

深々と高級そうなイスに座る太った初老の男性が尋ねた。

書記「うーん、弐本の領土が狭くなったとか?」

保険委員「おばちゃん、新潟に住んでるんだけど大丈夫かな?」

広報委員「まだここにはこないよね?」

それぞれが口を開き、騒がしくなる。

図書委員「東弐本にも仲夏の影響力が及ぶようになったということでは?」

皆の視線が集まる。

シャミール「あぁ、仲夏が北陸を掌握したということは仲夏本土と前線を結ぶ補給路を確保したというこ

      とだ。すなわち人員や物資の輸送が容易となり、今まで以上に軍事活動が活発化する。関東

      地区は陥ちたも同然、か、」

        しばし沈黙が起きる。

公共委員「そのすまないが俺達に分かり易く説明してくれないか」 

        沈黙を破ったのは、凡人という言葉どおりの男でありながらも多くの後輩に慕われてい

        る男だった。


シャミール「この学園も平和ではいられないということだ」

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