表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

青色

作者: ヒロ

何か衝動的に書きたくなって書きました(笑)

変な文かもしれませんが、よろしくお願いします。

青い空の下

青い海が見える

青いベンチに座ってる

僕は青に囲まれて今を過ごす

幸せだな

青色が好きだから


青い空に雲がかかる

青い海が荒れる

青いベンチの色が落ちる

僕はパニックだ

僕の周りから青色が消えていく

そんなの嫌だ!

青色よ、どうか消えないで…


雨が降り始めた

もう、目の前に青は無い

空は灰色に

海は濁った茶色に

ベンチはただの木に

雨に打たれる僕

そこから動けない僕

ああ、早く青色が戻ってきてほしい


僕の前から青色がなくなる

全てを失った僕

僕はこれからどう過ごせばいいのだろう?

ゆっくり雲は流れる

海の機嫌はどんどん悪くなる

ベンチは涙を流すかのように…

僕の目からも涙が溢れた


泣かないって

僕は泣かないって

そう決めてたのに

いつの間にか泣いていた

どうして?

青色が無いから?

本当に悲しいの?

辛いの?

僕は泣きながら自分に問いかける

そんなことをしたって答えは出ないのに


そうやって考えて何時間経ったのだろう

雨が止んだ

海の機嫌も少しずつ良くなってきた

ベンチにはわずかに青色が残った

僕は顔をゆっくり上げる

静かに、ゆっくりと

空から一筋の光

海が光に照らされ輝く

その光はベンチに届いた

光が僕の顔を照らす

僕は輝いているのだろうか?


ゆっくりと青色が戻ってくる

僕は安心した

もう何も失いたくない

青色だけでもいい

失いたくない

だから僕も力強く生きよう

辛いこと、苦しいこと…

何があっても力強く生きよう

そう決めて僕は前を向く

綺麗な青い空

綺麗な青い海

綺麗な青いベンチ

僕は立ち上がり

新しい一歩を踏み出した


読んでくださってありがとうございます。

詩になっているかどうかは別にして…(笑)

こういう文を書くのも楽しいですね。

ちょっとシリーズ化してみようかな~なんて思ったり。

感想や感じたことなどありましたら、一言もらえると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ