運命の青と赤
少し例のシーンがあります。
一応閲覧注意
「黒田さん、これはどう言う事でしょう?」
「…」
僕は撮影した動画を黒田に見せて問い詰めていた。
話があると黒田を深夜に地下室に呼び出していた。
父と母には強めの睡眠薬を夕飯に盛ってぐっすりと眠らせていた。
「僕も父から虐げられて来たのでお2人のお気持ちはお察しします。」
「…」
「でも、一応は僕も家族なので…見逃すのに条件を出します。」
「条件?」
そう言って僕は赤と青のカプセルを取り出し、黒田の前に差し出した。
「どちらか一方はただの睡眠薬。もう一方は安らかにこの世界から消える事が出来ます。痛みも苦しみも無く眠る様に行けます。」
「…」
「睡眠薬を選んだ場合、僕はこの先も2人の事をみてみぬふりをします。」
「どちらも選ばなかった場合は?」
「この映像を父に見せます。」
「…」
「僕を襲っても無駄ですよ。僕から連絡が途切れた場合、代わりに遂行してもらう人を手配してありますから」
「…」
「安心して下さい。その人はまだ映像の中身は知りません。まあ、僕がこの世から消えたら映像を手に入れて自然に目にしてしまうでしょうが。」
「分かりました。」
もしもの時の為に明日の時間指定で、映像を添付したメールを幸次郎宛に送る様にセットしてあった。
「どちらを選びますか?」
「では…青で」
「分かりました。ではどうぞ。」
黒田は青のカプセルを飲み込んだ。
やがて目を閉じて倒れ込んだ。
その後目を覚まさなかった。
○○○○○○○○○○
僕は興奮していた。
自分が勃起している事に気づいた。
我慢出来ず黒田のズボンを下着ごとずり下ろし夢中でアナルに突っ込んで我を忘れて腰を振っていた。
「はあ…はあ…」
やがて黒田の中に放出した。
こんなに興奮したのは初めてだった。
僕が死体に欲情する事も初めて知った。
正に初めての脳から来る絶頂だった。
これが支配…
父から支配されて来ていた僕と母と黒田…
母は僕を支配していた。
その黒田は母を支配していた。
その黒田を僕が支配した。
まるで食物連鎖の様な
支配と従属
僕はまるで目が醒めたように恍惚としていた。
その後、冷静になりまず黒田のアナルを洗浄し、周りを清掃して衣服を整えた。
そして遺書を用意して黒田のポケットに入れた。
○○○○○○○○○○
「これはどう言う事だ!?」
次の日、仕事に現れない黒田を父が地下室で見つけた。
『私は千香子さんと密通をしてしまい、正直さんに露呈して問い詰められ、自責の念で罪を滅ぼします』
黒田の遺書が見つかった。
「実は…これを…」
そう言って僕は母と黒田のキリストプレイの映像を父に見せた。
母は半狂乱になって家を飛び出し、走っている車に自ら飛び込んで自殺した。
あーあ、これじゃ母に『支配』が出来ない…
そんな事を僕は思っていた。
結局父の力で大して検死もされず黒田は母との密通がバレて服毒自殺、母は取り乱して事故で死亡となり、直ぐに火葬して母は世間体もあり僕と父だけの家族葬にした。
「騒ぎになれば病院に傷がつく。本当に千香子はいつも…昔から出来損ないで…親に似たんだな。全く…」
父はそんな事を呟いていた。
それから僕は卒業して無事医師免許も取得出来て晴れて医師…
父と同じ精神科医となった。
それからは勉強、研究を重ねて実験、経験を積み『支配』を実践して行った。
まあ、大半は僕の欲望の為ではあったが
いつか決行する…
父への支配に備えていた
そして僕の自由の為に…
医師になってから、父の病院を手伝いながら警察病院の精神科へ勉強も兼ねて非常勤で働いていた。
父と警察病院とはコネがあった。
問題を起こした政治家や大物などの精神鑑定などをしていたので裏で繋がりがあった。
父は家族や外ではまるで名前の通り正義の象徴の様に振る舞っていたが、結局は卑怯で姑息な人間だった。
自分の性癖も隠し裏でコソコソ男と密会もしていた。
あのバーにもまだ通っていて情報を集めていた。
そこでバーテンをしていたタクミからも噂を聞いていた。
「マサヨシさんねー、まあ、あの人も自分を隠して家族を持って可哀想な人だよね」
可哀想…
成る程ね。
なら、父も自由にしてあげなきゃ。
そんな風に正当性を導き出していた。
病院の精神科医の八神を調べて、性癖を知った。
今は麻里奈と言う少女の患者に御執心らしい。
麻里奈に接触してみたら僕と境遇が似ていた。
考え方も境遇が近かったせいか似ていた。
僕もいつどうなるか分からない。
僕の意志をこの子に託してみようと思った。




