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深海  作者: 水嶋


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22/26

支配の支配

色々ヤバいです。


閲覧注意

僕にはまだ他人には明かしていない趣向があった。


死んだもの…


元々生きていたものが命を落としモノになった姿に惹かれる癖あった。


死んだ鳥やネズミを拾って来て防腐処理をしてこっそり隠し持っていた。


まるでフィギュアを集める様にコレクションしていた。


大量に持つと潔癖症の母にバレると大変な事になるので形の良いものを厳選していた。


一応鍵付きの机の引き出しの、更に鍵付きの箱の中を二重底にした中に隠していた。


恐らく母も特に父もそれ程僕には勉強以外で従順で大人しい僕には関心は持っていなかったので部屋を漁られる事は無かったと思う。


しかし見つかると面倒なので念の為用心していた。


たまに取り出して愛ていた。


女性とも身体の関係はそれなりにあったが抑えきれない様な、突き動かされる衝動の様なものはイマイチ湧いて来なかった。


大体が相手の要求に合わせてその場の流れの様な形だった。

そのせいか、交際相手と長続きしなかった。


自分も父と同類なんだろうかと思い、二丁目に行くようになって男も試してみたがやはり同じだった。


やはり父の躾が身に付いていたのだろうと思っていた。



私生活では未だに父は僕に干渉して来ていた。

恐らく医師になっても結婚相手なども指示されるのだろう。


別に僕はその点は構わないと思っていた。

絶対この人でないと、と言う人とも巡り合ってはいなかったし、他人にそれ程思い入れも無かった。


自分の意思が無い…

いや、無くされている都合の良い道具だったので諦めていた。





○○○○○○○○○○





その日は父が学会で地方へ行っていて、数日不在だった。


この時は僕も自由に行動出来るので、外泊の予定を組んでいた。


しかし、急な変更で予定がキャンセルとなり、やる事も無いので家に帰ることにした。


夜、自宅に帰ると明かりが消えていた。

母が出かける事はほぼ無いので珍しいなと思った。


ふと地下室へ向かう階段を見ると、奥の部屋の小窓から明かりが漏れていた。


足音を立てない様にそっと近づいて覗いて見ると、中に母と父に従属していた看護師の黒田がいた。


ああ、所謂不倫関係か、と特に何の感慨も湧かなかった。

父から虐げられて来た似たような境遇の男女なら自然な流れだろう。



そう思っていたが、少し様子がおかしかった。

母はまるで子供の演劇の衣装の様な安っぽいドレスを着ていた。





「これは貴方を解放する為の儀式であり治療ですよ」


黒田が母に告げていた



「蛇に誘惑されて潔癖という罪の木の実を食べてしまい楽園を追われた貴方に必要なのは救いと愛です」


「はい」


「では、洗礼をしましょう。」


そう言って黒田は下半身を露出させた。



「跪いて口を大きく開けて下さい」


「はい」


そう言って母は黒田に言われた通りにしていた。


「これは黄金の聖水です。ちゃんと飲み干すのですよ」


そう言って母の口に向けてまるで便器の様に放尿した。



入り切らないものは口から溢れ出して体を伝って滴っていた。


最後は頭からかけていた。



「これまでの罪を許され、新しく生まれ変わるのです。」


「はい」


「私のアガペーの味はどうですか…?」


「美味しいです…」



あの潔癖症の母が尿を口にし、頭からかけられて恍惚とした表情をしていた。


「ちゃんと最後まで搾り取って下さい」


そう言われて母は黒田のペニスを咥えて吸い付いていた。


「ああ…私の醸造した…ワインも…与えましょう…」



そう言って黒田は母の口にザーメンを放出した。



「それでは…楽園へ…」



そう言って2人はセックスを始めた。





僕は夢中で動画に一部始終を撮影していた。






○○○○○○○○○○






とりあえず家にいるのはマズイと思い、家を出て漫喫の個室に入っていた。



あの潔癖症の母が黒田の尿を頭から被り飲尿…


黒田との不倫よりもその驚きの方が強かった。


僕と同じ様に父に支配され歪められた母は父を支配出来ず僕を支配していた。


母は新たに縋る様に黒田に支配されていた。




支配される者は支配する…




この教えを証明する思案をしていた。





2人がゆっくりと密会するのは恐らく父が学会で遠出して不在になる時しかないだろう。


次の機会まで待った。


それは3ヶ月後だった。





母は黒田をフェラして放出したモノを飲み込んでいた


「これは私の血…ワインです。次は私の身体…パンを食べるのですよ…」



そう言って黒田はパーティなんかで使う銀の楕円形の大皿の上にしゃがんで脱糞した。


それを母は手に取り口にしていた。



確かに精液にはテストステロンも含まれていているが血液と見立てているのだろうか?


便は臓器を巡り栄養分を吸収された物の残りかすだ。

ある意味身体の一部となったモノだろうか?


そんな風に黒田の言葉を分析していた。



「私の身体…パンの味はどうですか?」


「苦いです…」


「それは罪の味です…無条件に愛しなさい」


「はい…」


「そのパンを食べて貴方は永遠に生きるのです…」



そう言って抱き合ってセックスを始めた。





しかし…


最後の晩餐とは皮肉だな…






そう思いながら撮影していた。


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