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#54 カオスドラゴンは美味い

なんか腹減ったな。

腹減ったせいで起きちまったよクソッ。

糞。

焼きそばでも買いに行くか。

俺は布団ごと宙に浮き、飛行を始めた。


ふむ。

布団に寝ながら飛ぶってなかなかいいもんだな。

布団の気持ちよさと風の涼しさがいい感じなんだよ。

これから一生これで過ごしたいね。

できることなら。

まあそんなことをしようもんなら一生布団から出れないから家帰ったら出るけどさ。

さて、ギルバートの焼きそば屋に行くか。

俺は一気に加速する。

それにしても明らかにカオスだなこれ。

いいのか?

こんなことして。

まあいいんだろうな。

そんなきまりねえし。

さて、焼きそば屋は……あったあった。

俺は降下を始める。

そういえばこの街って今日謎の礼拝行事なんだよな。

そんな日に焼きそば売るなんてなかなか度胸あるよなあいつも。

ていうか俺の体ちょっとずつ布団からはみ出てきてんな。

もうちょいで羽が生えてきそうだわ。

あ、着いた着いた。

俺は地面に着陸する。

これかなりうまいんだよなー、ギルバートの焼きそばは。

なんか知らんけどあいつの作る料理は全部うまいんだよなー。

でもだいぶめちゃくちゃなんだよな。

まああいつの焼きそばは黒炎焼蕎麦なんて呼ばれてるくらいだからな。

いろいろ料理法間違ってるよな。

「たのも〜〜〜〜〜〜〜」

俺は店に入り、ギルバートを呼ぶ。

「お、なんだお前か。どうした?また焼きそばか?」

「そー。」

「あいよ、ちょっと待ってろ、50個くらいか?」

「それでお願い」

よし、とりあえずこれでOK。

あとは出来上がりを待つのみ。

「あっそういえば、今日の焼きそばはスペシャルメニューあるぞ?」

「え?なにそれ?」

「ふっふっふ、それはな……なんと!あのカオスドラゴンの肉を使った焼きそばだ!」

「え!?マジで!?」

「おう、マジだ。」

「うおおおおおおおおおおおお!!最高じゃねえか!!」

いやもうそれ最高だろ。

もうなんでもありだなこのヒト。

ていうかカオスドラゴンってあれだよな。

なんか冒険者時代に俺が食ったやつだよな。

あ、思い出したら食いたくなってきたわ。

あの少し癖があるけど濃厚な味わいが最高なんだよな。

牛系の魔獣とちょっと近いけど、味は格別。俺も好き。

「へいお待ち。スペシャルだ」

「お、サンキュー!」

よし食うか! 俺は割り箸を割る。

そして俺は麺を口に運ぶ。

お、これうまいな!カオスドラゴンの肉は脂が乗っててジューシーだし、味付けも最高だな!! これは美味いぞ〜。

麺とカオスドラゴンの肉が絡み合ってこれはこれで独特な食感で好きだわ。

野菜の味付けも絶妙にマッチしてるんだよな。

俺はものすごい勢いで口にかき込んだ。

あ、そうだそうだ。

俺ちょっといい事思いついたわ。

「なあギルバート」

「なんだ?」

「この焼きそばさ、大量に売ってくれないか?」

「いや別にいいけどよ。お前そんなに金持ってないだろ?」

「あ、俺今いっぱい金持ってるから大丈夫。」

「えっ?なんでだ?」

「まあまあ、後で話すから。」

俺はギルバートに金を渡し、焼きそばを500個ほど買った。

よし、これでOKだな! あとは焼きそばを貯蓄。

え?腐らないのか?

大丈夫だ!!こんなときのために俺のrefrigeratorがあるわけよ。

なんで冷蔵庫なんてもってるのか?

そ・れ・は!!

拾ったからだよ!!

バカデカ冷蔵庫をな!!フーッハッハッハッハ!!!

まあこれのおかげで食べ物が腐らなくなったって訳だ。

さて、こんなもんでいいだろう。

「おいギルバート、ありがとな」

「おうよ!また来いよな!!」

俺はそう言って店を出ていった。

よし、あとは家に帰るだけだな。

帰るか……家に!! あ〜ダリィ〜魔力切れた。

なんでかって? 布団で飛んでたからだよバーカ!! あ、そうだ。

もう一個いい事思いついたわ。

俺は自分の家まで飛びながらあることを思いつく。

まあ、大したことじゃないんだけどな。

俺は自分の家に向かいながら、布団に着陸して布団にくるまった。

そして布団の中で目を瞑り、魔力を回復した。

よし!!これでオッケーだ!! さて……寝るか!!あ〜ねむ〜。

おやすみ〜。

俺は眠りについた。


ドゴン

強烈な打撃音と背中が打ち付けられたような感覚で俺は目を覚ました。

あっやべ。

どうやら布団に乗ったまま墜落してそのあたりを破壊してしまったらしい。俺は家の外で地面にめり込んでいた。

あー最悪だわこれ。

ていうかなんで墜落したん? 布団を見てみると、なんか少し凹んでいる気がする。

あ、そういうことか。俺離陸するとき布団からはみ出てたわ。それで着陸の衝撃で布団が凹んだと。(謎理論)

まあ、とりあえず起きるか……。

俺は地面から這い出る。

あ〜背中いてえな〜もう。

でもまあ、これで魔力は回復したしいいか! さて、じゃあ二度寝するか! 俺は布団にくるまる。

やっぱり布団は最高だな!!おやすみなさい……。

そして昼頃、俺は目を覚ました。

さてと……今日は何するかな〜? とりあえず飯でも食うか! あ、そうだ。

そういえば昨日買った焼きそばが余ってたな……よし、これ食うか!俺はマイ冷蔵庫から焼きそばを取り出す。

火魔術であたためて、よし、じゃあ食べるか。

俺は箸を手に取り、焼きそばを口に運んだ。

お、うまい。

やっぱカオスドラゴンはちがうね。またやってほしいわスペシャルメニュー。あ〜うまかった。

さて、じゃあ何しようかな! うーん……あ!そうだ!!俺はあることを思いつき、布団をしまう。

そして、俺は街へと繰り出した。

今日はいい天気だなー!絶好のポカポカプゥだ!俺は街をブラブラと歩く。

あ〜なんか平和でいいなーこういう日も。

そんなことを考えつつ歩いているうちに、いつの間にか俺の足は焼きそば屋の方に向かっていた。

なんでだろうなあ?俺の本能が焼きそばを欲してるんだわ。まあ別にいっか。とりあえず焼きそば屋に行くか。そして焼きそば屋に着くと、俺は店に入り、いつもの席についた。

あ〜やっぱここが一番落ち着くわ。

この椅子とテーブルの感じが最高なんだよな〜。

さて、今日は何を食おうかな?うーん……よし!!決めた!! 俺はギルバートに注文する。

「シークラーケンの焼きそば50人前」

「あいよ、ってかお前よくそんなに食うな」

「ハハハ…」

自慢じゃないけど1日の食費は普通の人間の500倍くらいするんだよな。

そういうたわいない話をしているとすぐに料理が出てきたので、早速食べることにした。

お、うまいなこれ。やっぱりここのは格別だわ。

よし!食い終わったら帰るか!あ〜食った食ったー!

そういえばギルバートに提案しようと思ってることがあったんだわ。

「おいギルバート、俺にいい案があるんだ」

「…何だ?」

「俺がカオスドラゴン刈ってくるからさ、もう一回やってくれないかスペシャルメニューを」(倒置法)

「ん?まあいいけど?あれZ-ランクの魔獣だぞ?前回の合成獣なみにやばいぞ?」

ん?Z-ランクか。……なんかショックだわ。めんどくさ。

まあいいや、とりあえず狩りに行こう。

そして俺は言った。

「あーそういえば俺って脅威度判定(自社調べ)Zランクだったわ。でもさ、今の俺なら楽勝だと思うんだよねよ。だから頼むわ!この通り!」

と俺が頼み込んだらギルバートがやれやれといった感じで言った。

まあなんだかんだ了承してくれたのでありがてえわ。

よし、じゃあ行くか! 俺は空高く舞い上がり、カオスドラゴンの場所に向かった。

到着!ここらへんかな?おっいたいた。まだ気づいてないみたいだなあ〜ラッキー!!とりあえず殺そう!!というわけで俺はカオスドラゴンに向かって攻撃を開始した。

まずは様子見だ。風魔術で竜巻を作って……よし!できたぞ!!そしてそれをカオスドラゴンにぶつける!!すると、カオスドラコンは一撃で倒れた。

え?

弱くね?

YOWAKUNE?

俺は思わず声に出してしまった。

いや、だってさ、俺の苦手な魔法攻撃一撃で死ぬとか思わんやん普通。

まあとりあえず倒してしまったものは仕方がないので素材を回収して帰ることにした。

とその時。

後ろから恐ろしい気配を感じた。

なんだ、この気配___!?

俺は一瞬で状況を整理する。

そうか、あれはカオスドラゴンの幼体だったんだ。

そして子供を殺されて怒ったマジモンのカオスドラゴンがやってきたと。

ふむふむ。

理解した。

いや半分くらい理解できないわ。なにこれ?

え?

どうしてこうなった?俺のせい? そうか、俺のせいか。

なんか知らんけどすまんな!!

フハハハハ!!

よし、こうなったら戦うしかねえじゃねえか!!上等だわ。

俺は心の中でそう叫びつつ戦闘態勢に入る。

そしてカオスドラゴンが俺に襲いかかってくる。

黒炎のブレス攻撃。

おっと、そんなんじゃ俺は倒せねえぜ。俺はそれをギリギリのところで回避し、反撃する。

「『抜刀術:鬼神乱舞』!!」

どうだ?

攻撃が全く効いていないようだ。

傷一つついてないぞ。

これはまずいな……。

俺は一旦距離を取り、考えることにした。

黒炎ブレス、踏みつけ、ドラゴンパンチ(勝手なネーミング)。

避ける、避ける、受ける。

攻撃力自体も結構高いな!!

面白い、やってやんよ。

こうして肉を手に入れるためのカオスドラゴン戦がスタートした。

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