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#52 ゴロゴロ

家に帰りましょうか。

あーあ、疲れた。

辻斬りのせいで結構消耗したな。

さて、焼きそばでもバク食いするか。

ちなみにたこ焼きはいくらかテイクアウトしている。

あいつら食いたいって言うだろうからな。

「帰ったー」

「おかえりー」

珍妙な姿勢で豆人がお出迎え。

特殊メイク無しでホラゲー出れるぞ、豆人。

ホラゲー作ってみるか。

作り方わからんけど。

「お前、それ何?」

ああ、これか。

「たこ焼きですわ」

「えっ俺も食いたい」

「はいはい、どうぞ」

俺は豆人にたこ焼きを6つ渡した。

被魔術で温めながら帰ったので、冷めてはいないはずだ。

「ふんふん。なんだこれ、うまい!!」

「だろ〜?」

「おっと我に黙ってたこ焼きを食べるとはどういうことだ?」

「妾にも食わすのじゃ」

「へいへい、やるよ」

「うまそうなのじゃ」

「まあ食ってみろ」

「…」

どうしたアルテミス。

「…」

本当にどうした。

「うまいっ!!」

そうかそうか、よかった。

「確かにこれは美味いな」

スルトお墨付き!!

これは快挙だな。

さて俺はしっかり自分の分のたこ焼きを確保しておいて、バク食い!!

うん。

うまい。

その時、モンスターズが三匹仲良くすり寄ってきた。

「お前らはだめだ、健康にわるいからな」

「クゥーン…」

まあでも前チョコレート食わしたしいいか。

可愛そうだしな。

「特別にやるよ」

「キュー!!」

あいつら、がっつきっぷりがエグいな。

もっと上品に食べろよ。

まあそらとぶヘビとわんこだから仕方ないけどな。

さて、俺はたこ焼き食い終わったことだし、焼きそばでも食うか。

ズルズル。

うまいな。

やっぱギルバートが作ったやつが一番うまい。

焼きそばって作るのむずいからな。


ゴロゴロ。

ゴロゴロゴロ。

ゴロゴロゴロゴロ。

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。

「やめろ雄伍!!畳が傷む!!」

心配ご無用。

それくらいでこの頑丈な畳が傷むことはない。

だってこれ、何処ぞの魔境に生えてたやつだもん。

そう簡単に傷まないだろ。

ゴロゴロ。

まあ俺は現にいま時速200kmくらいで転がっているわけなんだけど。

それくらいで畳が傷んだりしないだろ。

ゴロゴロ。

ゴロゴロゴロゴロ。


ゴツン。

いってぇ。

壁にぶち当たったっぽいな。

でも心配ご無用。

この木材もどこぞの魔境の木です。

そう簡単に凹んだりしない。

ゴロゴロゴロゴロ。


あっ


やばい


魔境の木が折れてる


早くなんとかしないと!!

「いわんこっちゃない」

豆人が冷たい目で見てくるが、こればかりはゆるそう。

えいえい。

よし、直った!!

元通り!!

白魔術最強!!

「危なかったな」

「……」

なんだよその目は。

何もしねえよ。

まあ今回は俺が悪かったです。

反省してます。

さて、そろそろ寝ようかな。

もう3時だしな。

3時に寝るとか俺、超健康体じゃね?よし、寝よう。

「おやすみー」

「おやすみー」

「……おやすみなのじゃ」

ああ、いい一日だったなー(棒読み)。

夢うつつでまどろみながらそんなことを考えるのだった。

「今日、お前どっか行くのか?」

「うーん、まだ決めてないな」

「そうか」

どうするかな……

いやまてよ?今こそニート生活の始まりにふさわしい日じゃないか!?

よし、今日をニート記念日とすることにしよう!!

そうとなれば準備をしなくては。

もう朝7時だしな。

早く準備しなくては……

ん?

背後から殺気が。

「ニート記念日って何じゃぁ?」

やべっ、アルテミスガチギレモード。

流石にまずいな。

ピエー!!

逃げろー!!

俺は今、命の危機に瀕している。

なぜならアルテミスに追いかけ回されているからだ。

「死ね」

いやお前マジでキレすぎだろ。

もう完全に魔王化してんじゃん。

くっそ、こうなったらあれを使うしか無いか……

「神域干渉!!」

俺は家から逃げ出した。

ふう……なんとか逃げ切れたな。

よし、とりあえず神域でゴロゴロしよう。

あ、やべ。

神様に見つかったら死ぬわ。

さっさと帰ろ。



〜後日談〜

「雄伍くん、なにをしているのかなぁ????????????」

「ひいーお許しください創造神様ぁぁぁ!!!!!!!!!!」

「加護取り消すよ?」

「ひえー何卒!!!!!!!!」

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