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#44 合成獣戦 Side 豆人3

十万文字を突破しました

Side 豆人

くそっ、深淵の禁忌…だと!?

わからない。

メカニズムが。

真似できない。

闇系統の属性を混ぜ込んでみても…

ああ、だめだ、霧散するだけ。

俺の集中が足りないのか?

ならば…どうすべきか。

操餅に、闇属性をねじ込むか…

擬似的だが、できる気がしてきた!

「うぉぉぉ!!」

まずは闇属性の気を練り上げる。

「はっ!!」

それから、放出しながら餅をだす。

できたか!?

さあ行け、俺のダーク餅!!

なんだこれ。

ただの灰色で、薄汚れた餅にしか見えないぞ。

とりあえず動かしてみるか。

前に進め!!

ズルっ

おっ、えっ、ちょっと待て!!

逆側に進みやがったぞこいつ!!

天邪鬼だな。

ならば、後ろに進め!!

ズルっ

おー、行けた行けた。

どうやら逆の命令をすると動くらしい。

扱いずらっ

まあいい、後ろに進みながら合成獣の下の地面に潜り込め!!

ズッ…

おっ、行けた!!

そのまま、行けぇ!!

バスっ

合成獣の頭にクリティカルヒット!!

その時だった。

餅から、闇の気配が霧散した。

いや、気化しただけだ。

まあどす黒い塊にしか見えないんだけど、気体なんだろう。

何だこれ!?

落ち着け、俺。

ひとまず状況を整理しよう。

まず、闇属性をまとった餅を作った。

そして、その闇属性が衝撃により気化したと。

ふーむ。

整理してもわからんな。

たしか、液体って、衝撃加えると個体になるんだよな。

ますますわからない。

そうだ、餅動かしたらなにかわかるかもしれない。

よし、戻ってこい!!

今回は闇属性が抜けて白になったから、思い通りに動くと思った。

だが、餅は微動だにしない。

代わりに、気化した闇が、

ズルリ

向こう側に動いた。

なるほど…

幽体離脱ってわけだな。

これはかなり有用そうだ。

待てよ、これに他の属性も付与できるのか!?

よし、火属性をまとわせたいから…

水属性をまとえ!!

しーん。

どうやら命令がちょっと違うらしい。

じゃあなんだ?

氷か?

氷属性をまとえ!!

しーん。

そういうことではないのか。

ならば…

風属性をまとえ!!

やっぱだめだったか…

いや、俺は諦めない!!

その時だった。

《スキル『魔導』を獲得しました。称号『魔導』を獲得しました。》

なんだって!?

ステータスを確認だ!!


個体名:豆人

種族:大納言小豆人

称号:巨殺 甘味 魔導

Lv:178

HP:3000/5000

MP:25000/30000

攻撃力:3000

防御力:4000

スキル

エクストラスキル

土魔術EX

操餅EX(使用MP:10秒毎1)

グレータースキル

暴風魔術

白魔術・強

黒魔術・強

光魔術・上

瑞魔術・上

マスタースキル

爆炎魔術・上

芳香連理・上

アークスキル

豪雪魔術・上

ユニークスキル

魔導


おおう。

ユニークじゃねえかよ。

まあいい、どんな効果があるんだ!?

使ってみんとわからんな。

よーし、魔導、起動!!

刹那。

俺の体内で魔力が膨れ上がる、

同時に、思考が、いくつかに分裂した。

なんだ!?

状況整理を再び。

まず、思考が5つに分割され、作業効率が上がった。

それに、魔力効率がすごぶるよくなる。

そして、魔法が出やすい!!

今、小手調べで、ファイアーボール撃ってみたけど、威力に自分でも驚いてる。

「!?」

横の雄伍も目を飛び出させている。

そりゃそうだろ。

急に横で戦ってるやつが強くなったからな。

ま、いいや。

ほっとこ。

うおおおお!!

よし、やるぞ!!

俺は5つの思考で、それぞれ考え始める。

こいつは天邪鬼。

つまり、言われたことと反対のことをする。

あっ…

そうか、俺は単純なことを見落としていた。

水属性をまとうな!!

さあ、これでどうだ!?

ボゥッ

やった!!

火属性をまとわせることができた。

でも肝心なのはここから。

自分の数を減らすな!!

そう云うと、影はコピーを作り始める。

全部で10体に増幅した。

もうコレ以上やらなくていい!!

そして影はまたコピーを開始する。

ひー、ふー、みー…

100体おった。

よっしゃ、全員で守るな!!

影たちは総攻撃に移る。

それぞれがそれぞれで、体当たりをぶちかました。

「ぐっ…なんだよこれェ…さっきからチョロチョロとォ…鬱陶しいわ!!これでもくらいな!!」

「まずいっ!!深淵の禁忌第四項第四条『魂刈』じゃ!!」

「なん…だとっ!!」

やばい、なんかよくわからんがすげえ斬撃が飛んできてる!!

避けねば!!

死ぬっ、ちょっ、やべ!!

ふう、ふう。

危なかった…

っっておい、追尾弾かよっ!!

それは流石に死ぬって!!

相殺しないと行けないってこと!?

雄伍の抜刀術でも無理なのに、俺ができるわけないじゃん!!

うわああ。

もうやだ、帰りたい!!

でも、現実はそう甘くはないんだよな。

魔力弾と、影で、相殺できるか!?

いや、餅で包みこんだほうがいいかもしれんな。

とりあえず、全部やるぞ!!

まず、魔力弾で壁を作っておく。

当然、破壊される。

次に、影たちを命令して…

あの魂刈に向かって進むな!!

そしてある程度勢いを崩してから…

最後に、餅、行けぇ!!

包み込め!!

餅が、超高圧力で伸びているのがわかる。

だが、いけてる!!

もう一回、餅だ!!

相殺できるか!?

うわっ、やばい!!破られる!!

餅、影!!

行けぇ!!

うりゃ、魔力弾だ!!

これでもか!!

それでも、弱体化した魂刈はこちらへヨロヨロと向かう。

最後は、これでとどめだ!!

影、闇属性をまとうな!!

光属性は、闇属性や無属性などに強い。

なら、虚無と光なら、光が勝つ!!

ちなみに、影は結構消えかけてるけど…

頼む、届け!!

影と魂刈が押し合う。

そして魂刈と影は同時に四散したのだった。


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